イドフリミエログ

場末のサックスプレイヤーから見える風景

母校、洗足の同窓会愛知支部の企画が面白い件

本来ならば事前に記事にして宣伝すべきですが、タイミングを逃してしまったので、事後報告。すみません。

去る10月29日、名古屋市中村区のスタジオ・フィオリーレにて、ピアニストの長谷正一先生による、ミニコンサートと公開レッスンが行われました。

我が母校、洗足学園音楽大学同窓会愛知県支部の今年度の企画です。

 

長谷先生は、かのゲルバーのお弟子さん。

世界各地でのご活躍に加え、ご自身が主宰する教室では論理的で具体的な奏法に裏付けられた指導もなさっています。

ウチの支部に、長谷先生のレッスンを受講したことのある会員がおり、「やばいくらい音色が変わる」と絶賛していました。そんなら是非お招きしよう、となったわけです。

公開レッスンとすることで、その変化ぶりをお客さんにも目撃してもらい、さらにミニコンサートでは、先のレッスンでのアドバイスを昇華した長谷先生の演奏を目の当たりにしてもらえたら、という趣向です。

 

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 レッスンを受講してくれたのは小学四年生の男児と女児。

曲はディアベリのソナチネと子犬のワルツです。

とてもよくさらってあって、ウチの長男にも見習ってもらいたいものです。

僕が小4の頃は確か、きらきら星変奏曲とかを弾いていたんじゃないかな。下手くそだったなぁ。

 

彼らが馴染みのある曲で受講してくれたことにより、レッスンはアカデミックになりすぎない和やかな雰囲気。

長谷先生のアドバイス前と後との演奏の違いもよくわかる有意義なものとなりました。

 

個人的には、長谷先生がまずご指摘になった「拍感」についてが特に興味深かったです。

古典には古典の、ロマン派にはロマン派の拍感があってね、っていう感じです。

「歌い方」という表現ではなかったのが面白いですね。

この辺りの話はピアノだけに限った話ではなく、様々な楽器にも応用できるので、改めて取り上げる企画があっても面白いなぁと思いました。

そのほかにも、体重の乗せ方(足の使い方、お尻の使い方など)、指を回すためのストレッチやエクササイズ、右手左手の旋律を合わせ、一つの曲としてより具体的にするための練習方法など、まあ勉強になりました。

普段サックス関連の事に触れる機会が多く、他の楽器について学ぶ機会ってありそうでないので非常に有意義でした。

 

 

ところで皆さん、洗足学園音楽大学のことどのくらい知ってますかね?

ていうか大学のことなんて関係者しか知らんよね。

 

実は僕も受験前の講習会すら行ったことなくて、入学するまでほぼ名前しか知らなかったのは内緒。

かれこれ卒業して20年近く経つ(!)わけなんですが、今の洗足、すっかり変わっている模様。

 

まず施設がもうえらいことになっております。

とりあえずこちらをご覧ください。

洗足学園音楽大学

僕がいた頃とは、駅前の様子からして、すっかり変わってしまいました。

あの頃の溝ノ口駅は立ち飲み屋があって、昼間っから赤黒い顔をした怪しいおっさんがフラフラしていたもんですが、今はすっかり再開発が進みキレイな街に。

そしてキャンパスには、美術館のような、秘密基地のような施設が林立しております。

 

そして多士済々の教員陣。

- 指導陣 | 洗足学園音楽大学

 

なんということでしょう!

下記URLによると、専任教員68名、兼任教員757名で合計825名!

学部の生徒数、専攻科、研究科合わせても約1900人ですから、専任教員1人当たり学生24.1人、兼任も合わせると何と2.3人!

http://www.senzoku.ac.jp/music/introduction/outline/pdf/jikotenkenhoukokusho2015.pdf

 他の大学については調べていないんで比較はできませんが、なかなかのもんですよね?

 

ところで、学生は同窓会費ってのを払っていて、その会費で洗足学園音楽大学同窓会って組織が運営されています。

洗足学園音楽大学 同窓会 - SGCA -

これは同窓生の更なる学習、演奏、交流の場としての組織なんですが、さらに全国各地で活動する同窓生たちにより運営される支部ってのもあるんですよね。

そんで僕はなぜか、愛知県支部の支部長という重責を担っておるのです。

(まあ僕以外の役員の方々がしっかりしているんで、僕は言われたことやってるだけなんですけど)

支部の活動には同窓会の援助があるため、チケットが格安にできるのも大きなメリットです。

こじんまりとした会場で行うことが多いので、先生方との距離も近く、演奏の合い間や終演後など、気さくにお話ししてくださったりするので、普段なかなか聞けない質問などをぶつけたりもできちゃいます。

 

愛知県支部は年一回のペースで色んな企画を催しているんですが、支部は、前述のあのすごい先生たちを選びたい放題で呼べちゃうんですよ!(もちろん、先生のスケジュールや支部の予算の範囲で、ですが)

 

ウチの支部の今の方針は、どちらかというと「演奏を聴かせる」という企画より「学べる」企画が多いですかね。

もちろん、同窓生の演奏に重きを置く場合もあるんですけど、だんだんと出演者がマンネリ化し、せっかくの貴重な機会が「こなす」ためになってしまうと本末転倒ですし、そういう切り口の方が、いろんな世代(僕が28期、今年度卒業が47期生だったはず。愛知支部は4期生の会員からいます)、いろんな専攻楽器で構成されている同窓会員にも役立つのかな、と思うのです。

 

僕は普段サックス関連の情報とばかり接している上、交流する人たちもサックス系に限られがちですけど、支部企画では普段接することの少ない楽器の企画も多いので、毎回知らないことばかりで勉強になります。

また、ご来場くださるお客さんにとっても、お招きする「大学の先生」によるレクチャーって結構新鮮なんじゃないかと思うんですよね。

 

つまり、愛知支部の企画は、洗足の豪華な講師陣の演奏やレクチャーを間近で、しかも格安で観られる、ドリーム企画なのです。

 

てなわけで、今年度の企画は無事終わりましたが、年明けには来年度企画に向けた支部会があります。

今度はどの先生をお呼びしようかしら。

あなたや、あなたに良いアイディアがあれば是非教えてくださいね。

 

では。

'16.10.23放送「関ジャム 完全燃SHOW」中田ヤスタカ氏の回を見た件

ようやくチビ達の看病から解放されました!

 

おたふく風邪は、法定伝染病第2類に指定されているので、元気になっても一定期間は登校や登園不可な上、医師の許可が出ないと登園できないんですよね。

だから、もういつも通り元気になっちゃって、先週はもう看病ってより普通に子守。

仕事にならんし、聞き分け悪いし、いや正直持て余してたんですよね。

おたふく禍が我が家を襲っている件 - イドフリミエログ

 

そんで先週末の受診ではOKもらえると思って出かけたんですけども。。

医「どうですか?」

私「いやぁ、もう元気ですし、週明けからなんとか」(許可証のファイルをカバンからと差し出すそぶり)

私「長男から続いていまし、もう大分経ちますし…」(看護師、同情の頷き)

医「いやぁ、まだ耳下腺の腫れが引いていないですよ。ほら?触って?わかる?」

私「……ん(正直ようわからんが…)このぷよぷよは太ってるからじゃ?」

医「いやぁ違うでしょ(苦笑)。ま、週明けにもう一度来てくださいな。」

私「あ、はぁ…」

 

完全に肩透かし。

こんなやりとりを経て、月曜、めでたく主治医の先生にようやく許可証にサインをもらいました!

早速その足で保育園に送り届けて、ゆっくり練習してから、ブログでも更新しようとしていたのもかかわらず火曜になってしまったという(苦笑)。

 

晩酌しながら見たテレビ番組「関ジャム 完全燃SHWO」に中田ヤスタカ氏が出演していました。

中田ヤスタカと言えば、あれは忘れもしないいつだったか(忘れとるやないの)。

perfumeを「リニアモーターガール」で知り、そのなんだか不思議なサウンドが僕的にツボだったんです。

そのサウンドを作っているのは中田ヤスタカだと知ってそれ以来のファンなのです。

 

そんで「ポリリズム」のレコ発ライブ(なんと名古屋のソフマップ!)に行き、その後perfumeの3人と握手したんです。

そん時は客100人いないかな?って位でしたが、今や国内ドームツアーはもとより、北米ツアーで31万人動員したっていうんだからすごいですよね。

 

「関ジャム」10/16放送分が、蔦谷好位置ヒャダイン出演回だったんですけど、その中で、「中田サウンドのここに嫉妬してしまう」的な取り上げ方があったんです。

バックナンバー|関ジャム 完全燃SHOW|テレビ朝日

 

そんで昨日は、10/16の答え合わせ的な感じで、中田ヤスタカ登場って趣向でした。

バックナンバー|関ジャム 完全燃SHOW|テレビ朝日

 

その中で「ポリリズム」では、ちょっとしたメロディフェイクを入れていることや、「チョコレイト・ディスコ」では、本来同じコード進行ですが、繰り返しの部分ではコードを置き変えて響きを変えている、などの件がありました。

 

これらは、現在私が行っている「アドリブ講座」でも触れていることでもあります。

ジャズでは頻繁に行なわれているこれらの作業、番組よりももう少しだけ詳しく見てみましょうよ。

 

さて、「ポリリズム」のフェイクについて。

写真は「くりかえ〜す」の部分。

 

メロディーの音を入れ替えてフェイクしています。

まあ譜面にしてしまった時点でフェイクとは呼ばなくなるのかもしれませんが、そういうアドリブ的な要素が、リスナーをハッとさせたり、フックになったりするんじゃないかってことですよね。

中田氏も「アドリブっぽく入れたくなるのを忠実に…」と言っています。

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フェイクをよくするアーティストってパッと思い浮かぶのは、ドリカムや玉置浩二かなぁ。

いつだっかた玉置浩二森山直太朗と一緒にやってるやつは、なんだかえらいことになってたっけ。

松田聖子みたいに、すっげ〜遅れて入って、しかもベンドかける、みたいなのもフェイクっていやあフェイクかな?

 

ま、フェイクで括るとそんな感じですけど、このリフを繰り返す感じや、シンプルで跳躍の少ないフレーズは、思わず小室哲哉を思い起こしてしまうのは私だけ?

 

一方「チョコレイト・ディスコ」の方はコード進行について。

赤字になっている部分を別のコードに置き換えているってことですよね。

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番組では中田氏、キーボードの移調機能を使って全て白鍵(あたかもCメジャーかのように)で弾いていましたけど、この曲のキーもE♭。

フラット多いとアレなんで、我々も分かりやすくするためにCメジャーキーにしちゃいましょう。

 

それがこちら。

 普通のコード進行:C Am F G | C Am F G |C Am F G | C Am F G | C

変化させたコード進行:C Am F G | C Am F G | Em Am Dm G | Em Am Dm G | C

 

と、こんな感じです。

基本形の「C Am F G」から「Em Am Dm G」に変わるという訳ですね。

これは、よく似た構成音で、同じ機能を持ったコードに置き換えたんですね。

 

説明すると下記のようになります。 

まず、Cメジャーの音だけで作られるコードは以下の通りです(これをCのダイアトニックコードと言います。)。

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コードの上側にローマ数字を順番に割り振ってみました。

下側はその和音のコードネームです。

 

これらのうち、Ⅰ、Ⅳ、Ⅴを主要三和音(俗にスリーコード)と言われ、それぞれ役割が与えられています。

Ⅰ:安定(トニック:T)

Ⅴ:不安定・緊張(ドミナント:D)

Ⅳ:補佐(サブドミナント:S)

 

ちなみに、ⅤからⅠ、つまり緊張→安定の動きをドミナントモーションなんて言うんですが、調性を確定させる働きを持っています。

 

更に、残りのⅡ、Ⅲ、Ⅵ、Ⅶのコードも、主要三和音の構成音に似ているものごとにカテゴライズすると、下記のようになります。

Ⅰ、Ⅲ、Ⅵには安定(トニック:T)

Ⅴ、Ⅶには不安定・緊張(ドミナント:D)

Ⅱ、Ⅳには補佐(サブドミナント:S)

 

そんでもって、この役割(T.S.D)が同じなら交換可能なんです。

ま、ホール担当のA君が休んでも、同じホール担当のB君で問題無しって感じですかね。

 

話を「チョコレイト・ディスコ」に戻すと、

元の「C Am F G」がローマ数字の「Ⅰ-Ⅵ-Ⅳ-Ⅴ」。コード役割は「T-T-S-T」。

一方「Em Am Dm G」はローマ数字で「Ⅲ-Ⅵ-Ⅱ-Ⅴ」。こちらも役割は「T-T-S-T」。

 

コードは違っていても役割はどちらも「T-T-S-T」ですね!

だから響きはやや異る(でいうかほぼ同じ)のに、違和感なく曲が進行していけるんです。

ジャズではこの性質を利用して、同じ役割のコードを頻繁に入れ替えて演奏するということが日常茶飯事です。

コードを置き換えた、代用したとも言えますし、元のコードに構成音以外の音(テンション)を加えた、とも言えますかね。

 

アドリブ講座第二過程を受講した人は「あ〜そういや言ってたね。」と反応していただけると幸甚です。

 

今回はちょっと理屈っぽくなってしまいましたが、こういった話に興味がある方は、是非アドリブ講座をおすすめしますよ!

 

お問い合わせはこちらへお気軽に。

kingsupertwenty@gmail.com

平井尚之

 

ではでは。 

おたふく禍が我が家を襲っている件

ブログの更新が2ヶ月も滞ってしまいました。

 

原因はいくつかあり、話すと長〜くなるんですが、まぁ端的に言うと「やる気の欠如」である。

と、今日のところは素直に認めておこう。

 

明日から心を入れ替えてマメに更新したいと思います。

そんな思いを胸に、前回更新のお盆過ぎから、今日までの生存報告をさらっとしたいと思います。

 

え〜と、もう大分忘れちゃったなぁ。

あ、そうそう、8月末に家族で山形に行ったのですが、東北を直撃した台風10号に遭遇。

そんな中、

嵐の中のぶどう狩り(ハウスが嵐で飛ばないように総出で工事中)。

雲の中の蔵王(視界100m以下のエコーライン。動かぬロープウウェー)。

始めて経験する欠航便(予定を前倒しし、別便を手配しましたが、めっちゃ揺れて絶叫する次男)。

地酒天国(こちらは圧巻のQTY)。

などと、それなりのネタはあったのですが、家族とキャッキャやってる写真をアップしたところで需要は無いだろうという、言い訳を思いつき、サボりました。

 

でもでも、その後、辛うじて、こちらのブログはアップしましたので良ければお読みください。あぁもう次の記事を入稿する時期だぁ(滝汗)。

www.studiorag.com

 

その後はどうもこうも無いんですよ。

我が家のチビ達を、胃腸風邪とおたふく風邪の連続攻撃が襲う。

9月初旬:長男胃腸風邪

9月中旬:次男胃腸風邪

9月下旬〜10月初旬:長男おたふく風邪

10月上旬〜今:次男おたふく風邪

今:長男の扁桃腺が腫れてきた様子

とまあ常に誰かがダウンしているという大惨事です。

まだ目を離すと心配な年齢なので、レッスンとか本番など必要最低限の外出以外は家にいることが多くなり、練習もままならぬ状態です。

仕方がないので、NHKオンデマンドと契約するという二次被害も発生。

 

まずずっとイゾラドが気になっていた「大アマゾン」を観了。

いやぁ、クオリティ素晴らしいですわ。

次に「64」「ちかえもん」と観了。

いやぁ、クオリティ素晴らしいですわ。

 

そして、ますます外界との接点が少なくなり、ますます低下するやる気、という負の連鎖に突入し、現在に至るといった感じ。

 

そんな折、現在10周年ツアー中のアリオン・サクソフォーン・カルテットの遠藤氏から着信。

「ブログも放置しとるし、(アリオンのツアー会場の)どこにも顔出さんと、何をやっとるんだ?」

と僕の生存を心配する内容でした。

引きこもりの経緯を話すと「よし、出れんのなら今度そっち行ったる」とのありがたい申し出(号泣)。

 

そんなわけで、先ほど我が家にて、次回のジャズ講座や、そのプレイベント、今後の展開についてなどについて打ち合わせをした次第。

別れてからまだ3時間くらいしか経っていないのに、会場ブッキングやら先方とのアポについてなど、次々とLINEのメッセージが入るのには恐れ入ります。

できる男ですな。

これからもおんぶに抱っこで頼らせていただきます(土下座)。

 

でもそのおかげで、こりゃいつまでもサボっとってはいかんな、と、やる気が出てきたので、次男が昼寝をしている隙に、ブログを更新してやろうという魂胆。

そんな感じで今日のところは勘弁しておいてやろう。

アリオン サクソフォン カルテット合宿@下呂温泉に押し掛けてきた

5年ほど前だったかな。いや、もう少し前だったかな。

吹奏楽サックス↔︎ジャズサックス」という流れを意識した活動をしていきたいな、と強く思ったんです。

 

僕がサックスを通じて出会ってきた方たちって、良質なリスナーであると同時にプレイヤーって方がすごく多い。また、語弊はあるかもしれませんが「ジャズは別物」って思っていそうな方が多いような気がしていました。

だからこそ、プレイヤーでもある彼らに、「ジャズを演奏する」っていう選択肢を持ってもらえたらすごく素敵だろうなって。

吹奏楽系の人たちにとっても、ジャズ系の人たちにとってもプラスになることなんじゃないかなって思ったからです。

 

勿論、プレイヤーとしてより良い演奏をしていくっていうのはあるんです。演奏あってこそだと思っていますよ(ま、キラ星のごとくおられる現状超人的プレイヤーの後塵をかなり拝してはおりますけども、少しずつではありますが状況は上向いております、と信じたい)。

 

ところで、僕は高校での吹奏楽部、そして音大を卒業したわけです。クラシックというか近現代音楽一辺倒って感じでした。

ジャズについては卒業してから個人的にレッスンに通ったり、理論書を読んだりしながら学んだんですよね。そしてそれらはコンボスタイルが前提でのことでした。

それで、前段の「吹奏楽サックス↔︎ジャズサックス」てのを考えると、ビッグバンドってのは最大公約数的な立ち位置として考えられるんじゃないかな、と思ったんです。

しかし僕、クラシック→コンボという流れできた僕には、ビッグバンドってのは一回も経験無し。

あらら、こりゃいかん、というわけで、講師として雇っていただいているmantell.jpの社長でもある野々田万照氏が音楽監督を務める、岐阜市の市民ビッグバンド、楽市JAZZ楽団の末席に加えていただき一からビッグバンドのお作法を教えていただいたのです。

ここなら安く、高品質なノウハウを学べますからね。メンバー募集中ですので是非下記 URLご参照ください。

http://mantell.jp/

http://www.man-tell.com/

http://gifu-culture.info/rakuichi/

 

そして、僕も楽市には到底及ばないまでも、アドリブ講座などを通じて繋がっていく方々と、常設のビッグバンドやアンサンブルを、ポータルな存在として組織できたら最高だな、と考えています。

やりたい人大募集中!連絡くださいませ!

kingsupertwenty@gmail.com

 

そして昨日、その楽市で小中高生対象のジャズ・ビッグバンド体験イベントがありました。

ここでは万照さんから学生さんたちに、オヤジギャグとジャズのイロハを指南し、それを我々団員がサポートするという流れなのですが、このように在学中の学生達にジャズの存在を伝えられるというのは実に貴重な機会。

これほんと重要。

だって次の進路で吹奏楽をやめてしまったら、ジャズはもちろん、吹奏楽の面白さを伝えようにも音楽に対するアンテナを畳んでしまっているんだもの。

そうすると彼らに受け取ってほしい情報を伝えるのが難しくなってしまいます。

 

今回受講してくれた学生さんたちには、吹奏楽でもビッグバンドでも、アンサンブルでもソロでも、とにかく楽器を続けていただき、後述のアリオン合宿やアドリブ講座(今週から開講!)などへ参加して、演奏はもちろん、アドリブやジャズの持つ独特な楽しさを更に体感してほしいなぁ(万照さんには岐阜のアドリブ講座のアドバイザーになっていただいています)。

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さて、昨日のジャズ講座の後、8/25に、ぎふ清流プラザにて行われる愛wishプロジェクトさんと楽市での本番に向けてのリハーサルを終え、一路下呂へ。

アリオン サクソフォン カルテットが主催する、恒例の下呂合宿へ押しかける為。

 

合宿自体は前日からすでに始まっていました。

僕が到着したのは、合宿の集大成である、おさらい会(試演会?発表会?)を終え、受講生達は講評を手に、更に詳細なアドバイスを得ようとアリオンのメンバーを捕まえてあれやこれやと聞き出しているところでした。

みんなレベルアップしようと必死ですし、アリオンの面々もそれをしっかり受け止めた上での本音対応。合宿の雰囲気なのか、お互い普段聞けないようなところや、言えないようなことも率直に意見交換できている感じでした。これ、いい会です。オススメ。

にもかかわらず、僕はそれを尻目に、僕はいそいそと宴会部屋へ。

会場となっていた浅野屋、主人の田口さんも交えてのおっさん飲み会。宴会部屋にあったお酒を手当たり次第いただきました。ごちそうさまでした。

 

明けて今朝、合宿最終日。

熱い温泉で酒を抜き(つもり)、受講生の皆さんにジャズ・アドリブ講座をさせていただきました。

ヤマハ名古屋での本講座プレイベントと、本講座のエッセンスを合わせたようなアリオン合宿別注の内容を考えていましたが、みなさん本当に理解速度が速く、当初予定していたカリキュラムを急遽増量するという嬉しい誤算。

最終的に、ジャズの大まかな作法と音源紹介、アンブッシュア、アーティキレーションのクラシック的およびジャズ的アプローチに加え、1音ずつ音数を増やしながらのアドリブを経て、ブルーススケール(マイナーペンタトニックスケール)でのアドリブまで到達!

きっと受講生のみなさんにとってジャズとかアドリブって噂では聞くんだけどっていう程度だったと思うんですよね。僕もそうでした。

でも今回、アドリブの根本発想となるコードやスケールについての具体的な説明は全く行わなかったものの、コードの響きを感じて音を選択するというミッションまで可能になってしまいました。

アドリブ内容もお互いに聴き合って、アドリブによるコミュニケーションの第一歩と言えるようなところまで、また、プレイヤーの意図や性格まで聴こえたような体験ができたのでは、と思います。

残念ながら、講座一回だけではすぐに忘れてしまうので、また機会があれば定着作業できたらと勝手に妄想しています。

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今回はアリオンのメンバーの、普段の不断のレッスン、受講生の向上意欲によるところが大きいと思いますが、これからのプレイヤー達にとって(既に現在活躍している多くのミュージシャンにとっても)クラシックとか吹奏楽、ジャズなんてのは、単なる言葉による分類に過ぎず、音楽的にはほとんど意味を成さないようになるかもしれません。

 

今日の体験は、小さな小さなものでしかありませんが噂話ではなく、リアル。

実際に体験できたことは今後の大きな成果の一助になることもあるのでは、思うのです。

 

※アドリブ講座はバンドや団体、グループ、友達など、どんな要望にもなるべく対応できるように、と思っています、まずはメールでご相談を!

 

ではでは

平井尚之

North Cherry music

http://kingsupertwenty.wixsite.com/northcherrymusic

 mail

kingsupertwenty@gmail.com

 

 

 

 

 

アドリブ講座1stシリーズ終了。そして2nd&1stシリーズ同時開講(名古屋&岐阜)!

「梅雨明け十日」ってやつでしょうか。

暑いですけどいい天気が続きますね。

数年前はこの時期、ザックにテントと食料を詰めて縦走に出かけたもんです。

 

歩き疲れた夕刻に山小屋で飲むビール。

満点の星空の下で飲むモルト

最高であります。

 

でも、もう少し子どもたちに手がかからなくなるまで辛抱ですかねぇ。

きっといつか息子たちと一緒に登りたいですね。

 

その変わり、と言うわけではありませんが、家族みんなで楽しめるとこに出かけよう!と、梅雨が明けた7/18に大相撲名古屋場所へ。

まあ家族ってより、妻たっての願いだったんですけど。

(場所中は妻が毎晩、録画した相撲中継をチェックしているおかげで、僕も少しずつ詳しくなってしまい、今では僕の方がはまっているという大惨事。)

 

ウチの妻には最初の相撲ブームですが、世間は何度目かの相撲ブーム到来だそう。

 

僕の相撲の記憶は小学校低学年、北の湖の最晩年、千代の富士の時代の始まりの頃だっけ。なぜか北天祐が好きだったなぁ。

 

若貴時代はすごいブームでしたけど相撲自体はそんなに見てなかったかも。

サンタフェ宮沢りえ貴花田との会見は覚えとるなぁ。テーブルの下で手つないどったなぁ(遠い目)。

 

しかし今のブームなぜ?

千代の富士若貴のような圧倒的な人気力士っていなくないですか?

 

ヒール白鵬 VS 日本人力士って図式?

いや、それだけじゃないだろうなぁ。

だって、そんなプロレス的じゃなくって、今はもっとガチンコな感じしますもんね。

 

左から当たってあとは流れで、とかありましたね、それは八百長問題の時かな。

他にも暴力問題や賭博問題もあって、いつだったか場所開かなかったこともありましたもんね。

そんな低迷期、すっごく大変で、というか大相撲自体の存続の危機で、それを懸命に乗り越えようとした協会や、それを支える色んな人々の熱意と努力が今のブームの立役者ですかねぇ。

ひよの山やスー女の出現、協会や部屋のおもてなし精神の浸透とか、そういう事の積み重ねじゃないでしょうか。

明らかに旧態然とした組織から現代的な組織へ変わりつつあるように感じますもんね。

こんなのも一昔前だったら考えられないですもんね。


大相撲力士会が歌う「ひよの山かぞえ歌」

 

見ている人にはちゃんと届いていて、それがじわじわ広がって、今の札止めの状況を作っているのかもしれませんね。

だとしたらブームという一過性のものでなく、今まさに文化として改めて形作られている最中ということでしょうか。

観客同様、新弟子も増えていくようになれば最高ですね。

 

自分の音楽活動やアドリブ講座もそうかも。

聴くだけじゃなくって、自分でアドリブ演奏するっていう新たな(昔からあったけど)切り口を受講者目線で考え、発信し続けるしかないですね。

 

えっと話戻します。

そう、ブーム到来中だから、チケット手配ももう大変なんですよ。

 

まずチケット大相撲が最速の先行予約。

まずはここであっけなくハズレ。

 

次は中日新聞販売店で先行予約(の抽選)を受け付けているんですけど、まずこれがあっけなくハズレ。

どうゆう仕組みで受付・抽選してるんだろう?よくわかりませんがダメでしたって連絡ありました。

 

では、と、チケットぴあの先行発売日に電話。

200回以上かけても繋がらず、30分後にようやくつながりました。

なんとか海の日の枡席Bをゲット!

 

しかぁし!

電話予約はコンビニ等で期限までに別途決済せねばならなかったのですが、俺氏、なんとこれをすっかり失念。

(言い訳:電話口でカード決済したつもりになっていた)

 

そのせいでチケット受け取り期限を過ぎてしまい、全てがなかったことに!

 

これには普段、外では温厚を装っているな妻もいつもに増して激昂し、事態を収束するのは困難を極めました(物忘れの激しい僕もさすがに反省。ほんとごめんって)。

 

しかし全ては時間が解決してくれ、ようやく普段の生活を取り戻したかのように見えたり見えなかったりする、ある日の昼下がり。

 

たまたまPC作業中に、チケットぴあからメールが。

 

件名に「枡席のチケット購入チャンスのお知らせ」。

な、なんだと?

 

光の速さで諸手配。

奇跡的に再度、海の日の枡席Bをゲットし、汚名返上した次第。

持ってるねぇ、オレ。

 

 

いやぁ、あぐらをかいて、ワインをちびりちびりとやりつつ、力士たちのぶつかり合いを眺めるという、実に乙な体験でございました。

高安、栃煌山、千代の国の今後の活躍に期待!

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白鵬日馬富士の両横綱が敗れるという波乱。

乱れ飛ぶ座布団(ウチは投げてません!)。

溜席の人とかマジで危ないんでやめましょう。

下の写真では溜席の人たちが身を守るために防災頭巾のように座布団を使用しているのがわかりますね。

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といつものように前置きがやけに長くなってしまいましたが、先日、4月に開講したアドリブ講座の1stシリーズが無事終了。こっからも読んでね。

ヤマハ伏見の楽器売場にてステージを作っていただき、ふらっと来店されたお客様や講座受講をお考えの方、そして受講生の皆様のご友人やご家族に、熱いアドリブ演奏を披露していただきました。

 

思えば、大人になってから楽器を始めた方、吹奏楽を長年続けておられる方、ビッグバンド部で楽器を始めた方などなど、今回の受講生の方々の楽器との距離感は様々でした。

 

しかし、コードの存在は知っていてもしっかりとはわからないという状況は皆さんに共通していましたし、普段レッスンや所属団体での活動の中では、コードやスケールについて学ぶまとまった時間が取りづらい、という状況も共通していました。

(あ、一旦はwebや理論書を眺めてみたが、そっとそれを閉じたっていう経験も共通してたかも(笑))

 

そんな受講生の皆さんに、今回の「コードの知識」「アドリブの作り方&考え方」に主眼を置いた1stシリーズ「welcome JAZZコース」は、うってつけの内容だった、と自負しております。

 

そして、めでたく受講生の皆様は、自動的にアドリブ講座の「準構成員」となり、講座の受講の有無に関わらず、今後の発表会には出演していただくこととなります。

いずれ、アンサンブルやコンボを組めたらと妄想しておりますよ!

 

と、いうようにこの場限りで終わってしまわず、今後も継続的に演奏できる場を作っていくことも大切だと思っているわけです。

でも、今回の講座で覚えたことを何度も使って音楽と接していかないとなかなか習熟はしません。それにはもう少し経験を積む必要がありますよね。

 

このシリーズは短期講座。4ヶ月サイクルで一年中開講しています。

(12月に新規開講予定の3rdシリーズと併せて全3過程を常に4ヶ月ずつ3サイクル稼働)

ですから講座内容が定着するまでレッスンに通っていただくのもよし、

再度同じ講座を受講して復習するのもよし、

次のシリーズに進むもよし。というわけです。

 

と、そんなわけで2ndシリーズ「smile JAZZコース」が8月から始まります。

 

こちらでは「近親調内での転調」や「コードとスケールの関係やテンションノート」に主眼を置こうと考えています。

エレクトーンや軽音楽系の経験があり、コードについて、うっすら知識のある方ならばこちらのコースから受講していただいてもいいのではと思います。

こちらも1stシリーズと同様、講座のあとに個人レッスンがありますので、一人一人の進度や理解度に合わせてご案内できると思います。

 

詳しい内容はチラシをご参照くだされ。

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そしてそして。

時同じくして岐阜でもアドリブ講座が始まります。

こちらはまずは1stシリーズ「welcome JAZZコース」から。

Rise Musicの代表であり、畏友・遠藤氏のご協力の元、岐阜では講座とレッスンのバラ売りができます(笑)。

もちろん「全部のせ」がオススメですがお財布事情やスケジュール事情も考えつついかがでしょう?

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あ、名古屋・岐阜とも、講座予定日に既に予定があって受講できない場合は、個人レッスンの時間を延長するなどして、できる限り補講いたしますので、まずはご相談を。

ヤマハ伏見のスタッフの方々と遠藤氏、非常に柔軟に対応してくれていますので、必ずや善処できると思いますので。

 

しかし、こうゆうのはどっかで詰め込まないとなかなか、ね。

ジャズの聴き方、絶対変わります。それだけでも価値があるかと。

 

では。

平井尚之

 

 

 

生存報告と告知ちょこっと

随分更新をサボってしまいましたが、毎年こんなに暑かったですっけ?

 

もう40回超(!)の夏を迎えたというのに、夏のその圧倒的な暑さに新鮮かつ残念な驚きを感じる、ってのを毎年繰り返しています。

 ちょっとくらい覚えててもいいと思うんですけど、やっぱり忘れてしまうんですよね。

 

思えば、僕はちっちゃい頃から忘れることに関してはエリートだったからなぁ。

今でも曲順とか、コード進行とか、人の名前とか、頼まれごととか、パスワードとか、道順とかなんて全然ダメ。鍵とか携帯も。

楽器忘れて出かけたことも何度もあるし…お酒飲んだら大抵のことは忘れてるし…

 

あぁ、こんなことではこの先、本当にボケた時、家の者共は誰も気付かないんじゃないかな、とか、思ったりしていたら、この3週間ほどブログを更新するのを忘れていました。ということにしておこう。

 

さて、そうこうしている間にもいろんなことがありました。

NBAファイナル、イチロー偉業、広島快進撃、グランパス2部落ち危機などなど。あ、フランスってばドイツに勝ったのね!すげ。

 

・6/26(sun)  sax quartet METEOR Live at DOXY

岐阜→各務ヶ原→名古屋と3ヶ所でのプチツアーの最後をドキシーさんで。

足を運んでくださったお客様とメンバーのおかげでとってもいい経験ができました。みんな、ありがとう!

 

これからも継続活動していくのですが、僕の野望はメンバーのジャズ色を少しずつ濃くしていくこと(笑)。そのあたりの変化・熟成具合も楽しんでいただけたらと思います。

僕もクラシック的なアプローチもジャズ的アプローチも頑張ります!

 

香代ちゃん顔小さっ。

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演奏後、軽く打ち上げでも、となったのですが日曜夜の新栄界隈はひっそり。

ぽつりぽつりと年中無休のデフレ系居酒屋が営業していましたんですが、ここは迷わず僕の行きつけのイタリアンバルへ。

いつもの100円ワインもいいんですが、ここのお店(中区役所前店)は別途ワインリストがあるじゃないの。

エスカルゴにプロシュート、モッツァレラをつまみながらちょっとだけ贅沢ワインで(何度も)乾杯!

ウチの近所の2軒にはワインメニュー無いんだよなぁ。残念。

ちなみに僕は青豆の温サラダ¥199がお気に入りです。

 

皆様、また次回もよろしくおねがいいたします。

 

 

・7/3(sun) Special Summit vol.2 Live at Piacere

トランペットの宮本さん、ベースの谷川さんが企画するライブに呼んでいただきました。

宮本さんとはほぼ初対面だったのですが、ビビりまくる僕を優しくリードいただきました。

やっぱり初めてはこんな相手じゃないとな、と感服しきり。

ドラムの山下さん、ピアノの佐藤さんというハイレベルなプレイヤーと一緒に演奏できてハッピーでした。

 

今回の宮本さんみたいに、バンマスが場をしっかり掌握しつつ進める、リラックスしつつ緊張感漂うライブはとっても勉強になります。

 

大抵、僕がライブする時は、言い出しっぺは僕。

ま、バンマスってかリーダーですね。

だからメンバーのブッキングも選曲も自分します。

するってぇと冒険してるつもりでも、自然とぬるくなってしまいがちなんだなって今回ご一緒できたことで発見できました。

 

そんなつもりないんだけどなぁ。自己防衛本能かなぁ。

いかんいかん。

 

こちらも是非継続したいです。

※宮本さんが写真撮ってくれてたんですけど、宮本さんデカすぎでない?

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僕がデカく見えるのも押さえてくれてました!

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さて、こっからは告知。ちゃんと読んでね。

 

もう明日ですが、伏見のヤマハでのイベントです。

バーゲンのついでに、ランチのついでに、劇団四季のついでに、

涼みがてらお気軽にどうぞ。

 

午前中の「はじめましてのジャズ」は無料!

音源いっぱい用意しました。譜面も。

いろんな切り口からジャズへのご案内をいたします。

「興味はあるんだけどさ、どっから入っていいのかわからん」って方、楽器経験の有無は問いませんので是非ご参加を。

 

午後からの「吹けたらカッコいいジャズ」ってのは有料ですが、来月から再度始まるアドリブ講座への導入にぴったり。

吹奏楽のあの曲を例に「らしく」吹くコツを伝授しちゃいますよ。

是非楽器を持ってきてください。あ、サックスじゃなくてもOKです。

トランペットやトロンボーンクラリネットやフルートでもOKですよ。

譜面も移調したものを用意しました。

アドリブの概要だけでも知りたいって方にはもってこいです。是非。

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好評なところでは好評を得ております、アドリブ講座「welcome JAZZコース」は、4ヶ月完結の短期集中講座。

ちょうど今月が最終月。

そして来週7/16はその成果披露!

ヤマハ伏見店(リテイリング名古屋店)の2F楽器売場の特設ステージにて行います。観覧無料なので皆様冷やかしにおいでくださいませ。

こんなにゆる〜い感じでやってるんだなってわかっていただけると思います。

 

そして来月からは既存の「welcome JAZZコース」が新規募集スタート。4ヶ月ごとに新規募集がかかります。

同時に、次のステップとなる「smile JAZZコース」も新規開講。こちらも講座とレッスンがセットの4ヶ月完結型で落ちこぼれなし。

是非ご検討を。

 

更に更に、ほんの一部からの熱いリクエストにお応えし、名古屋だけでもなく岐阜でも開講いたします。

これから色んな街で開講できたらな、って考えています。ていうか読んでください!フットワーク軽く伺います。

 

これら講座についてはまた近々(絶対に)記事にしますね。

 

それに動画も撮らなきゃだし、ホームページも途中やりだし、名刺切らしちゃったし、暑いし、うわぁ気を確かに持たないと溶けてしまいそう。

ま、とりあえず酒でも飲んでみんな忘れるかな! 

 

流星群と同期するSax Quartet METEO、昼公演なのに流星群来た⁉︎

 我々、Sax Quartet METEOの公演の日と、流星群の動きが妙にリンクしているというのは、以前のエントリーでも書きました(絶対記憶に無いと思うので下記リンク参照)。

 

kingsupertwenty.hatenablog.com

 

このエントリーの最後に書いた、みずがめ座流星群は5月中、うしかい座流星群は6月末が活動のピークらしいいんです。

確かにこの5月末に岐阜ワンダフルワールドでのライブにも合致し、今度の6月末、名古屋ドキシーでライブにも合致します。

 

ですが、こないだの6/12(6月中旬)は、昼公演ということもあって流星群の動向をチェックしていなかったんですが、今回記事をアップするんで一応調べてみたら、、、

 

どうやら、昼間流星群ってのがあるらしい?

そんでその昼間流星群の、おひつじ座とペルセウスζ(ゼータ)流星群、来とる!

 

なんと我がカルテットは地球人に認められるより早く、宇宙から認められフォローされているという訳か!

 

いやぁ、困っちゃったなぁ(トト姉ちゃん、青柳の若旦那風)。

 

ま、昼間だから当然肉眼では見えなくて、電波観測という方法で観測するんだそうですけど、詳しくは下記リンクを参照してくれたまえ。

流星電波観測国際プロジェクト

 

話を戻しますが、その6/12に昼間っから演奏させてくれたのは、店内にサックスやホルン、トロンボーンなど本物の楽器がディスプレイされている、各務原のcafe&bar BREATHという、いかにも管楽器吹きが通いたくなるお店。

 

今回昼公演にしたのは、未就学児や未就園の子どもたちも入場OKにしたかったから。

子ども料金も設定し、なるべく子連れで来ていただけるように配慮したつもりです。

 

いや、前回のワンダフルワールドさんは、お酒飲みながらの大人な方たち向けのライブでしたしね。

 

けれども、今回、子ども入場可とはいえ、子ども向けのプログラムというよりは「懐かしの曲」みたいな切り口。

というのも、普段子育てに追われ、コンサートは勿論、美容院や映画にもなかなか足を運べないママさんたちに楽しんで欲しかったんです。

そんな曲を聴いたのは、今の旦那だったり、そうでなかったり?

カセットやMDの頃のドライブ、いやぁ、甘酸っぱい!

という具合に、少しだけ現実から思い出に浸ってもらいながら、同時にサックスの楽しさも再確認してもらいつつ、って感じが思惑です。

 

ソプラノ担当の小森家、そして我が家もそんな家庭状況なので、きっと音楽聴きたいママさんもいるんじゃないかなっていう思いからです。

 いや、聴きたいだけじゃなくって本当は演奏したいママ(パパも?)もいるはず。

 

そんなパパやママ(ていうかファミリーだね)を応援できる我々でありたいと思っています。

 

この頃は、ママさんブラスもずいぶんと人口に膾炙してきた感がありますが、アンサンブルだってやりたいですよね。

コンクール目指すのもいいけど、自分たちの好きな曲をカジュアルに楽しみたい、というのもいいですよね。

最近はショッピングモールやお祭りなど、演奏できる機会も色々とありそうですしね。

 

そんな思いで企画した今回のブレスさんでのライブでした。

(向かって左側の2男児が小森家、小森家次男が寝起きで不機嫌(笑)。そして右側の2男児が平井家。ウチの次男がバリトンの香代ちゃんをエスコートしております(笑))

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あ、あと今回から僕の楽器を今までのセルマーのリファレンスから、ヤマハの875GPに変えました。

これはソプラノとアルトを持ち帰る小森君のアルトと同じ(彼のはEXだったかも)です。

また、マウスピースも今回からコンセプト(こないだたまたま選ぶ機会に恵まれて衝動買い(妻怒))。

これも小森君と同じ。

f:id:kingsupertwenty:20160615204746j:plainあ、リードはレジェールのシグネチャー3 1/2ですが、これも小森君と同じ。

 

つまり、アルト2本編成の時は全く同じセッティングで1stと2ndを吹いているんです(ちなみに二人は同い年)。

 

でも小森君は美しい美しい純クラシックの音色。

んで僕はクラシックに寄せて吹いているところも多々ありますが、アドリブやソロパートではゴリゴリです(笑)。

 

この違いは絶対面白いはず。

両翼の二人の音色の違いは、このカルテットの聴きどころですので、次回6/26のDOXYで要チェックです。

ミニマルも選曲しています。練習辛いです(涙)。でも絶対モノにします! 

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最後に、自分の子どもが騒ぎ、それが周りに申し訳ないと気になって、演奏をちゃんと聞けなかったという声もいただきました。

今回は我々カルテットの前にシートを敷き、子どもゾーンとし、飛んだり跳ねたり自由にしてもらったんですが、こういう場合は託児できた方がいいんでしょうか?

 

個人的には親子共々楽しめるのがいいと思うんですが、なかなか難しい問題ですね。

いろんなご意見を伺いながら次回に向けて検討していけたらと思います。

 

また、今回、数々のミスを犯した某アルト奏者からは、そのミス多発の原因を、子ども達が今にも彼の譜面台を倒してしまいそうだったため集中力が持続できなかったからだ、と言っているとかいないとか。

 

ま、なんだかんだ、まだまだこっから楽しくなるサックスカルテットメテオの我々です。

一度遊びに来てくださいませ!

 

ではでは。

平井尚之