ラポルテ・アドリブ講座発表会の巻
昨夜は、サックス教室・ラポルテさんの発表会にお邪魔してきました。
この教室を主宰しているのは、空前絶後お世話になっている中山順次氏。
実は、今年の春から名古屋や岐阜で始めたアドリブ講座に先駆けて、昨年から、ラポルテ限定のアドリブ講座をやらせていただいていました。
昨夜は、ラポルテの発表会の中で時間をいただいて、その3ヶ月に渡ったアドリブ講座の成果披露を、という次第です。
昨年は初めての試み。
きっと内容は支離滅裂で、資料も手書きで見づらかったと思いますが、今年は学習しました。
譜面浄書ソフトを導入し、見やすい資料を(四苦八苦しつつも)作れるようにもなりました。
講座内容も、あちこちで開催させてもらったおかげで非常にスムーズになっています。
もちろんラポルテ向けにカスタマイズした内容にしました(全て当社比)。
昨年同様の「初級コース」では、ブルース「Now's the Time」と「Autumn Leaves」を取り上げました。
昨年受講された方の中には、今年も同じコースを再受講してくださる方もいらっしゃり、ありがたいことです。
「あ〜これ去年も聞いた聞いた」的な反応もあったので、再確認することで、習熟度アップにつながったのでは、と確信しております!
こんな風に、もう少し習熟させたいなってとき、短期講座だと受講しやすいですよね。
今年受講してくださった方々、次過程に行くのが心もとないときは、再受講も大歓迎ですよ!
更に今年は、少しレベルアップした「中級コース」も新設。
「I got Rhythm」「黒いオルフェ」を取り上げました。
この「中級コース」はコードに加えて「調性」つまり「スケール」の概念を学びました。
長調から短調、近親調への転調をする場合に、都度の「調性」を理解し、フレーズ作成するっていう感じですかね。
フレーズ作成の考え方は「初級コース」と基本的には同じです。
そこに、コピペ用の定番フレーズとを組み合わせて、最終的にはオリジナルフレーズを完成させました。
ややこしそうって思おいました?
ま、文字にすると飲み込みにくいですが、口頭とホワイトボードを使った、かみくだいた説明を聞くと意外に喉ごし良いですよ(よね?汗)。
僕がジャズを学び始めた頃も、自作アドリブ譜(一般に「書き譜」っての)を作っていましたが、一晩徹夜しても1コーラス分が終わらないくらい時間がかかる苦行で、毎回のレッスン前はかなり辛かった覚えがあります。
そんな苦行だったはずの作業、みなさん見る見るうちにスイスイ書いていく!
そして、その場で少しだけアドバイス。
かなりイケてるフレーズの数々が完成しました。
複数人での講座形式だとモチベーションも上がってはかどるのかもしれませんね。
さて話は昨夜に戻ります。
受講生のみなさんは、アドリブ講座の曲の他に、発表会用の持ち曲もあるので、なかなか忙しそうでしたが、いやいやいやいや、みなさん素晴らしい演奏でした。
こちら側の課題として、次回は「場ソロ」じゃない方がいいかなぁって思いました。
<初級コース>
<中級コース>
みなさん、しっかりと課題を持ってステージに臨んでいるんですよね。
上手くいったところ、そうでなかったところがあっても、それを受け入れて、また新たな課題とする、みたいな意識がみんなにあって。
しかも笑顔。
凄いなぁ。
「もっとサックスで笑顔になってもらいたい」という中山氏のぶれない熱い思い。
生徒のみなさんの「こんな風に演奏したい!」という思い。
お互いが、お互いの思いに応えようとして全力なのが伝わってきました。
結果、発表会というより、ライブとしてあまりに楽しかったので、ビールが進んでしまいました(笑)。
ラポルテの中山先生、生徒の皆様、ありがとうございました!
また来年も呼んでくださいね!
ではでは。
<最後に発表会に参加した全員で>
BIG BANDやろうよ!<設立準備編その2>
昨日もビッグバンドの主要練習場所となるであろう、一宮駅ビル「i-ビル」に行ったんです。
「i-ビル」の3Fテラスは多目的に使え、ステージも設営可能なので、駅に来る様々な人たちに、我々が楽しく演奏する姿をみてもらうのにうってつけなんですよね。
しかも無料!
http://www.i-buil138.com/civicterrasse.php
でも実は前回パンフをもらいに行った時、いわゆるアンプ等で音量コントロール不能な生楽器はダメだって言われていたんです。
でもね、パンフの利用案内のところに、こう書いてあるのを見つけたんですよ。
見にくいかな?
【申請に際して】の4項目目のところ。
『◎和太鼓、ドラム、カラオケ等大きな音の出る行事での使用については、事前に申請してください。他施設の使用状況によっては許可できない場合があります。』
って書いてありますよね。
かつて、名古屋駅前のミッドランドスクエアなどで行われた音楽祭的なイベントで演奏した際には、テナントさんと事前調整の上、尚且つ、あんまり大騒ぎにならないようなプログラムにしたりして運営していました。
なるほど一宮の場合もあれか、と。
「なあんだ、申請すれば許可出るんやないかい」と思いつつ、早速事務所に出かけたわけです。
前述の文言を示し、
「ここにこうやって書いてあるんで、申請したいんですけど」と伝えると、
「あ〜これ書き方が悪くって申し訳ないんですけども、和太鼓もドラムもダメです。管楽器も」とのこと。
「カ、カラオケは?(震え声)」
「テラスの端に柵があって(見取り図を指示す)、ここで会話ができないと不可です」
「はあ、そうなんですかぁぁぁ(心の声:いやいやいやいやいや、この一文、どう読み込んだらそうなるんじゃい!)」
ま、でも僕が言ったところで事態は変わりませんわね。
でもさ、夏に行われる「おりもの感謝祭一宮七夕まつり」の期間中、一宮駅周辺はえらい騒ぎになるんですよ。
なのに音量が問題になるってのもイマイチ納得がいきません。
まあ、委託されている管理会社はマニュアルに則って回答してるんだろうけどね。
なんだか事務的だったので心が荒みましたっていうよくある愚痴です。すんません。
気を取り直して、同じ「i-ビル」内にある、市民活動支援センターへ行ってみました。
一宮市には市民活動を支援する面白い制度があるんです。
ざっくり言うと(違うかもなので詳しくは下記URLへ)、その年の市民税の1%を18歳以上の全市民で割返し、市民一人当たりの支援金額を算定(H28年度は¥640)。
そんで、市民活動団体のリスト(事前申請&審査済)から、自分が支援したい団体を選ぶんです。
一人3団体まで選べるんですけど、その場合は¥640を按分。つまり1団体選択なら¥640総取りです。
¥640も集まりゃ相当な金額になりますから、団体のリストが市の広報に載る頃になると、あちこちの友人知人から「ウチの団体を選んでね」的なお願いがあったりもするんですよね。
こりゃウチも是非支援されたいですよね。
資料はWEBでも入手可能ですが、実際に話を聞いた方がわかりやすいだろうと思ったわけです。
親切に説明していただき分かったのは、当たり前ですが、支援対象団体は、前提が市民にとって役に立っているのか、っていうこと。
音楽団体では、なかなかその条件を満たすのは難しいかもしれないなぁという感触でした。
中にはジュニアオーケストラなどもあるんで不可能では無いんでしょうけど、申請しても審査が通らないってことになるかもしれません。
でも、当バンド設立の思いは、音楽で誰かの役に立つことできんかなぁというもの。
そもそも僕みたいなプレイヤーがライブしたところで誰かの役に立っているとは到底思えませんもん。
「好きなことやって生きててえーなー(棒読み)」と言われるのが関の山です。
また、レッスンも、(来てくれた生徒さんの役には立っていると信じますが)まぁ一般的に広く誰かの役に立っているとは言いませんわね。
そんじゃ、ってんて始めたのが「アドリブ講座」。
今までジャズやアドリブの方を積極的に向いていなかった人たちに、ジャズやアドリブの事を知ってもらい、楽しさを共有できたら、それって少し広がりがあるかな、と。
実際講座では、協力してくださる方々のおかげで、今まで出会えなかったような人たちと、楽しさの共有が少しはできたんじゃないかと思います。
その辺りは前回記事<設立準備編その1>でも触れました。写真足したよん。
kingsupertwenty.hatenablog.com
ま、今やってる講座に公共性があるかと言われると違うんでしょうけど、間口が広がったのは事実かな、と。
んで、その間口をもっと広げられないかって思って、バンド結成に至ったわけです。
まずは非営利にすることが大切かな、と。
楽器演奏したいと思う人なら誰でも参加できるようじゃないとね。
(ウチの教室の持ち物では無いって事)
そして自分たちが楽しく演奏する姿を、お客さんに楽しく見てもらうのが大前提。
でもこれでじゃ誰かの役に立っているとは言えないし、「自己満」と言われても仕方ありません。
バンドがメンバーの家族や友人から応援される、応援したくなる存在にならなけらばならないですよね。
時に、斜陽と言われ久しいですが、一宮は、まだまだ繊維業関係の人が多いです。
とすれば応援してくれる人たちの一定数は繊維関係者ってことですよね。
だったら、バンドの衣装の一部にツイード素材を身につけるなど、尾州産地の認知度アップを積極的に行ったりしたら面白いかな、と考えています。
小さなことかもしれませんが、そういうことの積み重ねで「自己満」を脱却して「社会貢献」に繋がっていくのでは、と考えています。
申請書、ちょっと推敲してみよっと。
締め切りまでまだ1年あるし。
あ、これから楽器を始めたい!って方はご連絡いただければ懇切丁寧に楽器購入からお手伝いいたします。
頑張って一緒にビッグバンドやりましょう!
お問い合わせはこちら。
平井尚之
kingsupertwenty@gmail.com
あぁそろそろ名前決めないと。
BIG BANDやろうよ!<設立準備編その1>
学生時代、吹奏楽に打ち込みながらも、社会に出ると、いろんな理由から楽器から離れてしまうって人、多いんじゃないでしょうか。
その、いろんな理由ってのはそれぞれでしょうけど、パッと思いつくのはまあ、「忙しい」とか、「学生時代のあの環境じゃないと」とか「新たな人間関係めんどくせ」とかでしょうか。
じゃあ、ジャズなら楽器続けられるんじゃない?
そもそも少人数でできるじゃん。
その場に居合わせた人とセッションするから、ほぼ人間関係構築不要だし。
それに、できないことは吹かなきゃいいから、演奏テクもほぼ不要。
ちょっと覚えることあるけど、慣れ慣れ。
やっていくうちに何となく分かってくるから、とりあえず話だけでも聞いてよ。
という思いもあり、今年の4月から始めたのが、アドリブ講座。
(もちろん、楽器経験の無い方でも、サックスでなくても、受講していただけるんですよ)
現在、私は自宅と、名古屋、岐阜の楽器店さんでレッスンしているわけですが、月2回、30~60分のレッスンの中で、コードやらスケールやらを説明しているとすぐに時間が無くなってしまうってのもあるんで、短期集中、みんなで勉強しましょ!っていう思いもありますけどね。
そうすると後のレッスンでは、忘れた頃に復習し、習熟を図りやすいですしね。
講座は4ヶ月で1サイクルなので、今月で2サイクルが終了しました。
先週末はその成果発表会があって、受講生の皆さんが、思う思いのアドリブをブッかましてくれまして、本当に嬉しい思いです。
一旦受講したからには、もうウチの「構成員」ですから、次回以降、受講していなくても発表会には出てくれるといいなぁと思います。
現に今回は、前回の受講生だった女子高生が飛び入りしてくれましたし。
その後、打ち上げに飲みに繰り出し、上手くいったところ、行かなかったところ、それ以外のいわゆる居酒屋トークなど、ワイワイやりましたが、皆さん目がキラキラ。
きっとステージに立つ喜びや興奮を楽しんでくれたのだなぁと。
やっぱり楽しいよね〜と思った次第。
もっと色んな人にこの感じ味わって欲しいなぁと思うわけです。
自分の演奏で楽しんでもらうのも大切ですが、こうゆうアプローチで音楽を楽しんでもらうのも大切だろうと思うわけです。
てゆうか俺の演奏なんて誰も求めてやしねえんだよ!
おっと、いかんいかん。
ちょっと油断するとダークサイドに墜ちてしまいそうになります。
なら、ビッグバンドはどうでしょう?
ちゃんと譜面あるし、極めて乱暴な言い方をすれば、吹奏楽に比べるといくらか易しい曲(あくまで譜面は、ですけどね)が多いので、そんなに譜読みに苦労はしないでしょう。アインザッツ、アゴーギクなども、大体からして指揮者が居ないですから、空気読め的な感じです。
つまり一旦楽器から離れてしまった人も、アドリブ演奏まではちょっと距離感感じる人も、ビッグバンドなら楽しめるんじゃないかと思うわけです。
ていうか、そう思いませんか?
思いますよ、ね?
それにそれに、人間関係も新規立ち上げだし、母体が「○×高校OB」とか「○×ウィンドアンサンブルから分離独立」とかでも無いんです。
オーガナイザーは、顔も名前もメアドも電話番号も、もう個人情報晒しまくりの不肖アタクシですから、怪しさなど微塵もございません。
だから、一緒にビッグバンドやりませんか?
ね、やろうやろう!
きっと楽しいですよ!
というわけで、このほど、ビッグバンドを作ります。
名前含め、まだほとんど何も決められて居ませんが、とにかくやってみようと思います。
楽団立ち上げるなんて、そうそう無い事だと思うので、このブログでその顛末をご報告していこうと思っています。
アドバイス等よろしくお願いいたします。
数少ない決まっていることは以下の通り。
まあここまで読んでくれた人はわかってると思いますが、「アマチュアバンド」ですから、誰でも入団可能が、自分の楽器を持っている方でないと困るかなぁ。
楽器編成はアルト、テナー、バリトンサックス、トランペット、テナー、バストロンボーン、ピアノ、ギター、ベース、ドラムです。
ギターやベースはアンプ持ち込みできる方、ドラムはなかなか大変ですねぇ。
ピアノは持ってこなくていいですが、電子ピアノとアンプを持ち込んでもらうことが多いかもしれません。
活動拠点は、愛知県一宮市。
吹奏楽団は結構あるんですけど、多分、一宮市を活動拠点にするビッグバンドは初めてなんじゃないかと思います。
(違うよ!という方は是非ご指摘ください。うっかりプレスリリースする前にね。)
練習場所は今の所、一宮駅ビル「i-ビル」の多目的ルームを考えています。
尾張一宮駅前ビル i-ビル | 施設紹介 | 多目的ルーム(1・2)
ココなら名古屋からも岐阜からも、すぐなんで、駅直結だと仕事帰りに練習に寄りやすいかなぁ、と。
車で来ても、一宮駅周りには駐車場が結構ありますし。
それに、i-ビル内には、図書館や子育て支援センターもあるんで、お子さん連れでも割と安心して参加してもらえるんじゃないかな。
ただ、利用料が高い(本当になぜこんなに高いの?)ので、木曽川文化会館などとの併用もあるかもしれません。
まあ練習場所、頻度や時間帯などは、応募してくれたメンバーと相談しながらって感じですかね。
例えば平日昼、平日夜、週末昼、週末夜、みたいに何パターンか練習日を設定して、どれかには参加してもらうってのもアリかな、とは思っていますが、それも応募状況みながらですかね。
そうそう、名前。
せっかくなので地元っぽい名前の方がいいかなぁと思っているんですけどね。
斜陽産業と言われていますが、今も一宮や尾州地区は毛織物のまちなので、そんな意味を込められると、地域の人からも愛されるようなバンドになるかな、なんて考えています。
けど、なかなか思いつきません(苦笑)。
何か面白いアイディアがあったら是非教えてください!
興味ある方はこちらまで、応募、質問、アドバイス、クレーム、何でもOKですので、どしどしメールくださいね!
kingsupertwenty@gmail.com
ではでは。
母校、洗足の同窓会愛知支部の企画が面白い件
本来ならば事前に記事にして宣伝すべきですが、タイミングを逃してしまったので、事後報告。すみません。
去る10月29日、名古屋市中村区のスタジオ・フィオリーレにて、ピアニストの長谷正一先生による、ミニコンサートと公開レッスンが行われました。
我が母校、洗足学園音楽大学同窓会愛知県支部の今年度の企画です。
長谷先生は、かのゲルバーのお弟子さん。
世界各地でのご活躍に加え、ご自身が主宰する教室では論理的で具体的な奏法に裏付けられた指導もなさっています。
ウチの支部に、長谷先生のレッスンを受講したことのある会員がおり、「やばいくらい音色が変わる」と絶賛していました。そんなら是非お招きしよう、となったわけです。
公開レッスンとすることで、その変化ぶりをお客さんにも目撃してもらい、さらにミニコンサートでは、先のレッスンでのアドバイスを昇華した長谷先生の演奏を目の当たりにしてもらえたら、という趣向です。
レッスンを受講してくれたのは小学四年生の男児と女児。
曲はディアベリのソナチネと子犬のワルツです。
とてもよくさらってあって、ウチの長男にも見習ってもらいたいものです。
僕が小4の頃は確か、きらきら星変奏曲とかを弾いていたんじゃないかな。下手くそだったなぁ。
彼らが馴染みのある曲で受講してくれたことにより、レッスンはアカデミックになりすぎない和やかな雰囲気。
長谷先生のアドバイス前と後との演奏の違いもよくわかる有意義なものとなりました。
個人的には、長谷先生がまずご指摘になった「拍感」についてが特に興味深かったです。
古典には古典の、ロマン派にはロマン派の拍感があってね、っていう感じです。
「歌い方」という表現ではなかったのが面白いですね。
この辺りの話はピアノだけに限った話ではなく、様々な楽器にも応用できるので、改めて取り上げる企画があっても面白いなぁと思いました。
そのほかにも、体重の乗せ方(足の使い方、お尻の使い方など)、指を回すためのストレッチやエクササイズ、右手左手の旋律を合わせ、一つの曲としてより具体的にするための練習方法など、まあ勉強になりました。
普段サックス関連の事に触れる機会が多く、他の楽器について学ぶ機会ってありそうでないので非常に有意義でした。
ところで皆さん、洗足学園音楽大学のことどのくらい知ってますかね?
ていうか大学のことなんて関係者しか知らんよね。
実は僕も受験前の講習会すら行ったことなくて、入学するまでほぼ名前しか知らなかったのは内緒。
かれこれ卒業して20年近く経つ(!)わけなんですが、今の洗足、すっかり変わっている模様。
まず施設がもうえらいことになっております。
とりあえずこちらをご覧ください。
僕がいた頃とは、駅前の様子からして、すっかり変わってしまいました。
あの頃の溝ノ口駅は立ち飲み屋があって、昼間っから赤黒い顔をした怪しいおっさんがフラフラしていたもんですが、今はすっかり再開発が進みキレイな街に。
そしてキャンパスには、美術館のような、秘密基地のような施設が林立しております。
そして多士済々の教員陣。
なんということでしょう!
下記URLによると、専任教員68名、兼任教員757名で合計825名!
学部の生徒数、専攻科、研究科合わせても約1900人ですから、専任教員1人当たり学生24.1人、兼任も合わせると何と2.3人!
http://www.senzoku.ac.jp/music/introduction/outline/pdf/jikotenkenhoukokusho2015.pdf
他の大学については調べていないんで比較はできませんが、なかなかのもんですよね?
ところで、学生は同窓会費ってのを払っていて、その会費で洗足学園音楽大学同窓会って組織が運営されています。
これは同窓生の更なる学習、演奏、交流の場としての組織なんですが、さらに全国各地で活動する同窓生たちにより運営される支部ってのもあるんですよね。
そんで僕はなぜか、愛知県支部の支部長という重責を担っておるのです。
(まあ僕以外の役員の方々がしっかりしているんで、僕は言われたことやってるだけなんですけど)
支部の活動には同窓会の援助があるため、チケットが格安にできるのも大きなメリットです。
こじんまりとした会場で行うことが多いので、先生方との距離も近く、演奏の合い間や終演後など、気さくにお話ししてくださったりするので、普段なかなか聞けない質問などをぶつけたりもできちゃいます。
愛知県支部は年一回のペースで色んな企画を催しているんですが、支部は、前述のあのすごい先生たちを選びたい放題で呼べちゃうんですよ!(もちろん、先生のスケジュールや支部の予算の範囲で、ですが)
ウチの支部の今の方針は、どちらかというと「演奏を聴かせる」という企画より「学べる」企画が多いですかね。
もちろん、同窓生の演奏に重きを置く場合もあるんですけど、だんだんと出演者がマンネリ化し、せっかくの貴重な機会が「こなす」ためになってしまうと本末転倒ですし、そういう切り口の方が、いろんな世代(僕が28期、今年度卒業が47期生だったはず。愛知支部は4期生の会員からいます)、いろんな専攻楽器で構成されている同窓会員にも役立つのかな、と思うのです。
僕は普段サックス関連の情報とばかり接している上、交流する人たちもサックス系に限られがちですけど、支部企画では普段接することの少ない楽器の企画も多いので、毎回知らないことばかりで勉強になります。
また、ご来場くださるお客さんにとっても、お招きする「大学の先生」によるレクチャーって結構新鮮なんじゃないかと思うんですよね。
つまり、愛知支部の企画は、洗足の豪華な講師陣の演奏やレクチャーを間近で、しかも格安で観られる、ドリーム企画なのです。
てなわけで、今年度の企画は無事終わりましたが、年明けには来年度企画に向けた支部会があります。
今度はどの先生をお呼びしようかしら。
あなたや、あなたに良いアイディアがあれば是非教えてくださいね。
では。
'16.10.23放送「関ジャム 完全燃SHOW」中田ヤスタカ氏の回を見た件
ようやくチビ達の看病から解放されました!
おたふく風邪は、法定伝染病第2類に指定されているので、元気になっても一定期間は登校や登園不可な上、医師の許可が出ないと登園できないんですよね。
だから、もういつも通り元気になっちゃって、先週はもう看病ってより普通に子守。
仕事にならんし、聞き分け悪いし、いや正直持て余してたんですよね。
そんで先週末の受診ではOKもらえると思って出かけたんですけども。。
医「どうですか?」
私「いやぁ、もう元気ですし、週明けからなんとか」(許可証のファイルをカバンからと差し出すそぶり)
私「長男から続いていまし、もう大分経ちますし…」(看護師、同情の頷き)
医「いやぁ、まだ耳下腺の腫れが引いていないですよ。ほら?触って?わかる?」
私「……ん(正直ようわからんが…)このぷよぷよは太ってるからじゃ?」
医「いやぁ違うでしょ(苦笑)。ま、週明けにもう一度来てくださいな。」
私「あ、はぁ…」
完全に肩透かし。
こんなやりとりを経て、月曜、めでたく主治医の先生にようやく許可証にサインをもらいました!
早速その足で保育園に送り届けて、ゆっくり練習してから、ブログでも更新しようとしていたのもかかわらず火曜になってしまったという(苦笑)。
晩酌しながら見たテレビ番組「関ジャム 完全燃SHWO」に中田ヤスタカ氏が出演していました。
中田ヤスタカと言えば、あれは忘れもしないいつだったか(忘れとるやないの)。
perfumeを「リニアモーターガール」で知り、そのなんだか不思議なサウンドが僕的にツボだったんです。
そのサウンドを作っているのは中田ヤスタカだと知ってそれ以来のファンなのです。
そんで「ポリリズム」のレコ発ライブ(なんと名古屋のソフマップ!)に行き、その後perfumeの3人と握手したんです。
そん時は客100人いないかな?って位でしたが、今や国内ドームツアーはもとより、北米ツアーで31万人動員したっていうんだからすごいですよね。
「関ジャム」10/16放送分が、蔦谷好位置、ヒャダイン出演回だったんですけど、その中で、「中田サウンドのここに嫉妬してしまう」的な取り上げ方があったんです。
そんで昨日は、10/16の答え合わせ的な感じで、中田ヤスタカ登場って趣向でした。
その中で「ポリリズム」では、ちょっとしたメロディフェイクを入れていることや、「チョコレイト・ディスコ」では、本来同じコード進行ですが、繰り返しの部分ではコードを置き変えて響きを変えている、などの件がありました。
これらは、現在私が行っている「アドリブ講座」でも触れていることでもあります。
ジャズでは頻繁に行なわれているこれらの作業、番組よりももう少しだけ詳しく見てみましょうよ。
さて、「ポリリズム」のフェイクについて。
写真は「くりかえ〜す」の部分。
メロディーの音を入れ替えてフェイクしています。
まあ譜面にしてしまった時点でフェイクとは呼ばなくなるのかもしれませんが、そういうアドリブ的な要素が、リスナーをハッとさせたり、フックになったりするんじゃないかってことですよね。
中田氏も「アドリブっぽく入れたくなるのを忠実に…」と言っています。
フェイクをよくするアーティストってパッと思い浮かぶのは、ドリカムや玉置浩二かなぁ。
いつだっかた玉置浩二と森山直太朗と一緒にやってるやつは、なんだかえらいことになってたっけ。
松田聖子みたいに、すっげ〜遅れて入って、しかもベンドかける、みたいなのもフェイクっていやあフェイクかな?
ま、フェイクで括るとそんな感じですけど、このリフを繰り返す感じや、シンプルで跳躍の少ないフレーズは、思わず小室哲哉を思い起こしてしまうのは私だけ?
一方「チョコレイト・ディスコ」の方はコード進行について。
赤字になっている部分を別のコードに置き換えているってことですよね。
番組では中田氏、キーボードの移調機能を使って全て白鍵(あたかもCメジャーかのように)で弾いていましたけど、この曲のキーもE♭。
フラット多いとアレなんで、我々も分かりやすくするためにCメジャーキーにしちゃいましょう。
それがこちら。
普通のコード進行:C Am F G | C Am F G |C Am F G | C Am F G | C
変化させたコード進行:C Am F G | C Am F G | Em Am Dm G | Em Am Dm G | C
と、こんな感じです。
基本形の「C Am F G」から「Em Am Dm G」に変わるという訳ですね。
これは、よく似た構成音で、同じ機能を持ったコードに置き換えたんですね。
説明すると下記のようになります。
まず、Cメジャーの音だけで作られるコードは以下の通りです(これをCのダイアトニックコードと言います。)。
コードの上側にローマ数字を順番に割り振ってみました。
下側はその和音のコードネームです。
これらのうち、Ⅰ、Ⅳ、Ⅴを主要三和音(俗にスリーコード)と言われ、それぞれ役割が与えられています。
Ⅰ:安定(トニック:T)
Ⅴ:不安定・緊張(ドミナント:D)
Ⅳ:補佐(サブドミナント:S)
ちなみに、ⅤからⅠ、つまり緊張→安定の動きをドミナントモーションなんて言うんですが、調性を確定させる働きを持っています。
更に、残りのⅡ、Ⅲ、Ⅵ、Ⅶのコードも、主要三和音の構成音に似ているものごとにカテゴライズすると、下記のようになります。
Ⅰ、Ⅲ、Ⅵには安定(トニック:T)
Ⅴ、Ⅶには不安定・緊張(ドミナント:D)
Ⅱ、Ⅳには補佐(サブドミナント:S)
そんでもって、この役割(T.S.D)が同じなら交換可能なんです。
ま、ホール担当のA君が休んでも、同じホール担当のB君で問題無しって感じですかね。
話を「チョコレイト・ディスコ」に戻すと、
元の「C Am F G」がローマ数字の「Ⅰ-Ⅵ-Ⅳ-Ⅴ」。コード役割は「T-T-S-T」。
一方「Em Am Dm G」はローマ数字で「Ⅲ-Ⅵ-Ⅱ-Ⅴ」。こちらも役割は「T-T-S-T」。
コードは違っていても役割はどちらも「T-T-S-T」ですね!
だから響きはやや異る(でいうかほぼ同じ)のに、違和感なく曲が進行していけるんです。
ジャズではこの性質を利用して、同じ役割のコードを頻繁に入れ替えて演奏するということが日常茶飯事です。
コードを置き換えた、代用したとも言えますし、元のコードに構成音以外の音(テンション)を加えた、とも言えますかね。
アドリブ講座第二過程を受講した人は「あ〜そういや言ってたね。」と反応していただけると幸甚です。
今回はちょっと理屈っぽくなってしまいましたが、こういった話に興味がある方は、是非アドリブ講座をおすすめしますよ!
お問い合わせはこちらへお気軽に。
kingsupertwenty@gmail.com
平井尚之
ではでは。
おたふく禍が我が家を襲っている件
ブログの更新が2ヶ月も滞ってしまいました。
原因はいくつかあり、話すと長〜くなるんですが、まぁ端的に言うと「やる気の欠如」である。
と、今日のところは素直に認めておこう。
明日から心を入れ替えてマメに更新したいと思います。
そんな思いを胸に、前回更新のお盆過ぎから、今日までの生存報告をさらっとしたいと思います。
え〜と、もう大分忘れちゃったなぁ。
あ、そうそう、8月末に家族で山形に行ったのですが、東北を直撃した台風10号に遭遇。
そんな中、
嵐の中のぶどう狩り(ハウスが嵐で飛ばないように総出で工事中)。
雲の中の蔵王(視界100m以下のエコーライン。動かぬロープウウェー)。
始めて経験する欠航便(予定を前倒しし、別便を手配しましたが、めっちゃ揺れて絶叫する次男)。
地酒天国(こちらは圧巻のQTY)。
などと、それなりのネタはあったのですが、家族とキャッキャやってる写真をアップしたところで需要は無いだろうという、言い訳を思いつき、サボりました。
でもでも、その後、辛うじて、こちらのブログはアップしましたので良ければお読みください。あぁもう次の記事を入稿する時期だぁ(滝汗)。
その後はどうもこうも無いんですよ。
我が家のチビ達を、胃腸風邪とおたふく風邪の連続攻撃が襲う。
9月初旬:長男胃腸風邪
9月中旬:次男胃腸風邪
9月下旬〜10月初旬:長男おたふく風邪
10月上旬〜今:次男おたふく風邪
今:長男の扁桃腺が腫れてきた様子
とまあ常に誰かがダウンしているという大惨事です。
まだ目を離すと心配な年齢なので、レッスンとか本番など必要最低限の外出以外は家にいることが多くなり、練習もままならぬ状態です。
仕方がないので、NHKオンデマンドと契約するという二次被害も発生。
まずずっとイゾラドが気になっていた「大アマゾン」を観了。
いやぁ、クオリティ素晴らしいですわ。
次に「64」「ちかえもん」と観了。
いやぁ、クオリティ素晴らしいですわ。
そして、ますます外界との接点が少なくなり、ますます低下するやる気、という負の連鎖に突入し、現在に至るといった感じ。
そんな折、現在10周年ツアー中のアリオン・サクソフォーン・カルテットの遠藤氏から着信。
「ブログも放置しとるし、(アリオンのツアー会場の)どこにも顔出さんと、何をやっとるんだ?」
と僕の生存を心配する内容でした。
引きこもりの経緯を話すと「よし、出れんのなら今度そっち行ったる」とのありがたい申し出(号泣)。
そんなわけで、先ほど我が家にて、次回のジャズ講座や、そのプレイベント、今後の展開についてなどについて打ち合わせをした次第。
別れてからまだ3時間くらいしか経っていないのに、会場ブッキングやら先方とのアポについてなど、次々とLINEのメッセージが入るのには恐れ入ります。
できる男ですな。
これからもおんぶに抱っこで頼らせていただきます(土下座)。
でもそのおかげで、こりゃいつまでもサボっとってはいかんな、と、やる気が出てきたので、次男が昼寝をしている隙に、ブログを更新してやろうという魂胆。
そんな感じで今日のところは勘弁しておいてやろう。
アリオン サクソフォン カルテット合宿@下呂温泉に押し掛けてきた
5年ほど前だったかな。いや、もう少し前だったかな。
「吹奏楽サックス↔︎ジャズサックス」という流れを意識した活動をしていきたいな、と強く思ったんです。
僕がサックスを通じて出会ってきた方たちって、良質なリスナーであると同時にプレイヤーって方がすごく多い。また、語弊はあるかもしれませんが「ジャズは別物」って思っていそうな方が多いような気がしていました。
だからこそ、プレイヤーでもある彼らに、「ジャズを演奏する」っていう選択肢を持ってもらえたらすごく素敵だろうなって。
吹奏楽系の人たちにとっても、ジャズ系の人たちにとってもプラスになることなんじゃないかなって思ったからです。
勿論、プレイヤーとしてより良い演奏をしていくっていうのはあるんです。演奏あってこそだと思っていますよ(ま、キラ星のごとくおられる現状超人的プレイヤーの後塵をかなり拝してはおりますけども、少しずつではありますが状況は上向いております、と信じたい)。
ところで、僕は高校での吹奏楽部、そして音大を卒業したわけです。クラシックというか近現代音楽一辺倒って感じでした。
ジャズについては卒業してから個人的にレッスンに通ったり、理論書を読んだりしながら学んだんですよね。そしてそれらはコンボスタイルが前提でのことでした。
それで、前段の「吹奏楽サックス↔︎ジャズサックス」てのを考えると、ビッグバンドってのは最大公約数的な立ち位置として考えられるんじゃないかな、と思ったんです。
しかし僕、クラシック→コンボという流れできた僕には、ビッグバンドってのは一回も経験無し。
あらら、こりゃいかん、というわけで、講師として雇っていただいているmantell.jpの社長でもある野々田万照氏が音楽監督を務める、岐阜市の市民ビッグバンド、楽市JAZZ楽団の末席に加えていただき一からビッグバンドのお作法を教えていただいたのです。
ここなら安く、高品質なノウハウを学べますからね。メンバー募集中ですので是非下記 URLご参照ください。
http://gifu-culture.info/rakuichi/
そして、僕も楽市には到底及ばないまでも、アドリブ講座などを通じて繋がっていく方々と、常設のビッグバンドやアンサンブルを、ポータルな存在として組織できたら最高だな、と考えています。
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そして昨日、その楽市で小中高生対象のジャズ・ビッグバンド体験イベントがありました。
ここでは万照さんから学生さんたちに、オヤジギャグとジャズのイロハを指南し、それを我々団員がサポートするという流れなのですが、このように在学中の学生達にジャズの存在を伝えられるというのは実に貴重な機会。
これほんと重要。
だって次の進路で吹奏楽をやめてしまったら、ジャズはもちろん、吹奏楽の面白さを伝えようにも音楽に対するアンテナを畳んでしまっているんだもの。
そうすると彼らに受け取ってほしい情報を伝えるのが難しくなってしまいます。
今回受講してくれた学生さんたちには、吹奏楽でもビッグバンドでも、アンサンブルでもソロでも、とにかく楽器を続けていただき、後述のアリオン合宿やアドリブ講座(今週から開講!)などへ参加して、演奏はもちろん、アドリブやジャズの持つ独特な楽しさを更に体感してほしいなぁ(万照さんには岐阜のアドリブ講座のアドバイザーになっていただいています)。
さて、昨日のジャズ講座の後、8/25に、ぎふ清流プラザにて行われる愛wishプロジェクトさんと楽市での本番に向けてのリハーサルを終え、一路下呂へ。
アリオン サクソフォン カルテットが主催する、恒例の下呂合宿へ押しかける為。
合宿自体は前日からすでに始まっていました。
僕が到着したのは、合宿の集大成である、おさらい会(試演会?発表会?)を終え、受講生達は講評を手に、更に詳細なアドバイスを得ようとアリオンのメンバーを捕まえてあれやこれやと聞き出しているところでした。
みんなレベルアップしようと必死ですし、アリオンの面々もそれをしっかり受け止めた上での本音対応。合宿の雰囲気なのか、お互い普段聞けないようなところや、言えないようなことも率直に意見交換できている感じでした。これ、いい会です。オススメ。
にもかかわらず、僕はそれを尻目に、僕はいそいそと宴会部屋へ。
会場となっていた浅野屋、主人の田口さんも交えてのおっさん飲み会。宴会部屋にあったお酒を手当たり次第いただきました。ごちそうさまでした。
明けて今朝、合宿最終日。
熱い温泉で酒を抜き(つもり)、受講生の皆さんにジャズ・アドリブ講座をさせていただきました。
ヤマハ名古屋での本講座プレイベントと、本講座のエッセンスを合わせたようなアリオン合宿別注の内容を考えていましたが、みなさん本当に理解速度が速く、当初予定していたカリキュラムを急遽増量するという嬉しい誤算。
最終的に、ジャズの大まかな作法と音源紹介、アンブッシュア、アーティキレーションのクラシック的およびジャズ的アプローチに加え、1音ずつ音数を増やしながらのアドリブを経て、ブルーススケール(マイナーペンタトニックスケール)でのアドリブまで到達!
きっと受講生のみなさんにとってジャズとかアドリブって噂では聞くんだけどっていう程度だったと思うんですよね。僕もそうでした。
でも今回、アドリブの根本発想となるコードやスケールについての具体的な説明は全く行わなかったものの、コードの響きを感じて音を選択するというミッションまで可能になってしまいました。
アドリブ内容もお互いに聴き合って、アドリブによるコミュニケーションの第一歩と言えるようなところまで、また、プレイヤーの意図や性格まで聴こえたような体験ができたのでは、と思います。
残念ながら、講座一回だけではすぐに忘れてしまうので、また機会があれば定着作業できたらと勝手に妄想しています。
今回はアリオンのメンバーの、普段の不断のレッスン、受講生の向上意欲によるところが大きいと思いますが、これからのプレイヤー達にとって(既に現在活躍している多くのミュージシャンにとっても)クラシックとか吹奏楽、ジャズなんてのは、単なる言葉による分類に過ぎず、音楽的にはほとんど意味を成さないようになるかもしれません。
今日の体験は、小さな小さなものでしかありませんが噂話ではなく、リアル。
実際に体験できたことは今後の大きな成果の一助になることもあるのでは、思うのです。
※アドリブ講座はバンドや団体、グループ、友達など、どんな要望にもなるべく対応できるように、と思っています、まずはメールでご相談を!
ではでは
平井尚之
North Cherry music
http://kingsupertwenty.wixsite.com/northcherrymusic
kingsupertwenty@gmail.com