ナゴヤサックスフェスタ2017に出演してきた件
ブログ更新をすっかりサボってしまいました。
通常業務に加え、長男がこの春から小学生に、次男が年少になった影響で、3月末から4月始めは家庭内イベントが目白押し。
さらに春休みだったので子守もしなきゃいけない。
加えて、「算数セット」などへの米粒写経かと思うような過酷な名前書き。
あとは、えっと、それからそれから。。
ま、色々と言い訳はあるんですけど、要するに「やる気」と「行動力」の欠如です(苦笑)。
さて、ナゴヤサックスフェスタ。
毎年盛況でございます。
このイベント、まあ本当に昼イチから宵の口まで、あの手この手でサックス漬けにしてくれます。
さっき数えて見たんですけど、アートピアホールのメインステージだけでも、4部構成、17団体、延べ327人(!)が出演するという有様。
さらに別の5会場でも15の催物が行われます。
そんで僕の役目は、メインステージでの「オープニングアンサンブル」と「すぐに使えるJAZZ講座」ってのを担当させてもらっています。
あ、あとカメラマンですね。これ重要。
会場がいくつもあるから、網羅できないのが申し訳ないんですけどね。
それにしても役目があるってのはありがたいことです。
よければ来年もお申し付けください。
<JAZZ講座の模様>
さて、ハイライトは、スペシャルゲストによるステージと、100人のサックス愛好家による圧巻のサックスオーケストラ。
<100オケでソプラノソロをとる、我がThe BISHU Jazz Orchestraバリトン奏者w>
今年のスペシャルゲストはアメリカからオーティス・マーフィー氏を招聘。
マーフィー氏、そりゃまあ素晴らしい!
演奏はもちろん、人柄もステキ。
子どもの写真を見せ合いっこしたのはいい思い出になりそうです。
<打ち上げで乾杯の音頭をとるマーフィー氏>
このような素晴らしいゲストの演奏を目の当たりにできることは、本当に得難い経験ですよね。
さらに近年は、東京や大阪などからも素晴らしいミュージシャンが賛助出演してくださるようになりました。
彼らと前日のリハから時間を共にすることで、情報交換できたり、刺激を与えてもらったりできるようになりました。
確実にこの地域のレベルアップに貢献している素晴らしいビッグイベントだと思います。
<「ぱりんこ」を頬張る賛助出演の我が師匠大和田氏と、後輩の尾家パイセン>
サックスなどの吹奏楽系の楽器は、リスナーとプレイヤーが同じであることが多いですよね。
ナゴヤサックスフェスタは100オケを始め、課題曲講習会など、プレイヤーにも楽しめる企画が多いことが、これだけ毎年支持されている理由の一端ではないかと思います。
あとこっから反省も少しだけ。
東京だと地方各地から人が集まってきて卒業後の動きは流動的な部分もありますよね。
一方、名古屋の場合、名古屋を目指して人が集まってきて、彼らが流動的に入れ替わるってことが少ないと思うわけです。
当然一般のサックス愛好家や学生、プロについても同じようなことが言えますよね。
人の動きが流動的で新陳代謝の激しい東京に対して、名古屋(きっと東京以外の都市全て)は人の動きは停滞しがちな訳です。
何が言いたいかというと、そういう土地柄なので、ナゴヤサックスフェスタに来てくれるお客様の多くはリピーターってこと。
本当はデータがあるといいんだけど、無いので想像で申し訳ありません(実行委員は持っているかな?)。
ここに来てくれる人が名古屋サックス界の構成員で、彼らに満足してもらうことが、いずれ我々の演奏を聴きに来てくれたり、生徒になってくれたりっていう動きに通じていくはずです。
つまり、いつも来てくださる方々と一緒に作っていくイベントだよねってことです。
そこのところを今一度しっかり確認し、来年以降、さらに良いイベントにしていかなければなりません。
そのためには誰をゲストに呼ぶとか、ということに加え、運営面をもっと整備しなくてはいけませんね。
組織というほど統制の取れたものではありませんけど、実行委員は全て在名プレイヤーで組織されています。
彼らは局面局面では全力で取り組んでいるんでしょうけど、事前の段取りを把握して現場をしっかり指揮できていない場面が散見されました。
来場される方々もスポンサーの方々も、プレイヤーが運営していることを知っていますから、多少の不便は我慢して温かく見守ってくださっているんですけど、改善していかないと早晩、このイベントの評判が下がって来てしまうこのになり兼ねません。
加えて、普段の活動から、名古屋のサックス愛好者の皆さんとの連携を考えていくことが大切かな、と改めて思います。
このフェスタが単発になっては勿体無いですよね。
僕自身は今はもう運営スタッフではありませんが、このイベントは大切な存在です。
直接運営に関わらなくとも、側面支援的な活動で、名古屋サックス界を活性化させ、一人でも多くの人にサックスの魅力に気づいてもらい、手に取ってもらい、続けてもらうような活動ができたらなあと思います。
そうじゃ無いと僕みたいなプレイヤーは生活していけませんからね。
ザ 尾州 ジャズ オーケストラ通信 第3回「ノリツッコミ」
今月から本格始動となる「ザ 尾州 ジャズ オーケストラ」。
練習場所は活動拠点となる尾張一宮駅前ビル「i-ビル」です。
いきなり話それますけど、i-ビルって正式名称は尾張一宮駅前ビルなんですね。
まあ改札外にあるから駅前ちゃあ駅前なんでしょうけど、コンコースでつながっているんで駅内の感覚です。それに一宮はJRの尾張一宮駅と、名鉄一宮駅がくっついているんで、随分JRに肩入れしたネーミングだなあ、と思うんですけど、かつてi-ビルのある東口は国鉄の改札口だった気がしますんで間違いではないですかね。
子ども時分には、硬券に鋏痕入れてもらうのが好きだったなぁ。
っていけないいけない。戻る。戻ります。
参加者はメンバーの半分ほど。
年度末の影響もあるだろうけど、16~19時っていう時間も微妙だったかも。
我が平井家は妻もバリトンサックスで参加しているので、チビ2名も連行されております。
この時間帯だと練習後、帰宅して夕食、お風呂となると、どうしても夜更かしさせてしまうことになって困るんですよね。
って自分で場所押さえたくせに言うことじゃありませんね。すみません。
さて、練習の内容ですが、今日は「Night in Tunisia」をメインっていうか、ほぼそれだけ。
アクセントの吹き分けや音の切り、フレーズの歌い回しに時間を使いました。
自身がサックスってのもあるし、譜面的にも黒っぽいサックス隊に時間を使いがちになってしまいます。
これには気をつけてはいるんですが、どうしてもいけませんね。反省。
とはいえ、金管やリズム隊については、(いや、スコアリーディングや、もっといえばビッグバンドのことも、ジャズのことも!)知らないことばかりです。
情けないことに、的外れな指摘をしてしまったり、無知をさらけ出してしまったりすることに躊躇いもあります。
何ですかね、この変な感覚。
恥をかきたく無いって感じなのかなぁ。
実力が無いくせに日頃怠けている自分自身と、有りもしないプライドがそれを認めるのを拒絶しているんでしょうかねぇ。
ほんとだせえなぁ。
でも、もうこれは少しずつ積み重ねていくしかないですよね。
うだうだ言っているだけでは何も始まりません。
先日、サックス仲間の遠藤宏幸氏も「現場で学んだことに勝るもの無し」的なことを言っていました。
幸か不幸か、自らその「現場」を作ったのですから、一歩ずつ踏み出していくしか選択肢はありませんものね。
なんかすごく重い「ノリツッコミ」みたいになっちゃいましたね(笑)。
最近、太り過ぎで自己嫌悪に拍車がかかっています。
めげつつもほどほどに頑張ります。
成長を見せつけられ焦るじゃないのさ!の巻
身の回りが、春支度でうるさくなってきました。
確定申告などを筆頭にやらねばならぬことも山積しております。
鼻炎の具合も日によってバラつきがありますが、今年は結構キツい悪寒が。。
え〜早いもので、我が家では長男の小学校入学を控えているのです。
先月末、広くもない我が家に学習机がやってきました。
昨日もランドセルが届きましたし、学校指定のあれこれを買いそろえたりしております。
また、卒園式はどーする、子供会がどーした、入学式はどうなる、などど騒がしく、おちおち昼も眠れない始末。
次男も今度、年少組に入園なのですが、オムツが完全には取れておらず、こちらはこちらで悩ましいんですよね。
でも、こないだまでの発狂的モンスターぶりが、やや収まりつつあるようにも思えます。
妻は朝バッタバタなので、毎朝の家事とチビ達の世話は僕の大切仕事。
これをやっているから家に置いてもらえています(苦笑)。
世のママ達はみんな通る道なんだと思いますけども、登園時間が迫る中で巻き起こる様々な奇想天外なアクシデントに、悪戦苦闘、悲喜こもごもな毎日。
(トイレのドアの前、泣きわめく弟、足元には黄色い水溜まり。傍に立ち尽くす僕。その右手にはUNKO。。。などなど、ほんの一例に過ぎません。)
が、少しずつ聞き分けも良くなり、幾分楽になってきたようにも思えます。
だんだんと手が離れていくことが、嬉しいような寂しいような、複雑な心境ですね。
先週末の朝、何気なく出がけに携帯をいじっている時、チビ達がじゃれていたので盗撮してみました。
長男はこちらを気にしていますが取られているのには気づいていない様で、今しか見せてくれない様な自然な姿が撮れています。
次男の意味不明に思われる歌が、長男の歌とシンクロする場面とか思わず笑ってしまいそうになるのをこらえて撮りました。次男に悟られると止めちゃいますからね。
カメラ向けると、保育園で覚えてきたのか、意味なくピースとかしやがるので自然な姿が撮れるのは珍しいんですよね。
一人っ子の僕には、仲良くしつつ、ケンカもしている感じが、羨ましいのもあって何度も見返してしまいます。
奴らも着々と成長している模様。
一方僕の方はと言えば、確実に成長しているのは腹回りのみ。
チビ達に成長を見せつけられ、「よおし、とうちゃんも!」と頑張らねばならぬ時。
しかし、肝心のサックスは正直なかなか成長できていませんねぇ。
いかんいかん。腐らず頑張らねば。
先日、突然大学時代の後輩からfacebook経由で連絡がありました。
宮城県出身の彼とは卒業以来。
たまたま仕事で名古屋に来て、そこで僕と同期とばったり出会い、盛り上がってご飯食べに来たのだそう。
愛知にゃ平井ってのいたよねっ?てことで連絡したのだとか。
車だったので飲めないのが残念でしたが、すぐに昔の感覚に戻って閉店で追い出されるまであっという間でした。
卒業から20年ほど。
彼らはサックスからは離れているようでしたが、それぞれの道で努力を重ね、今や立派なプロとなっていました。
彼らも周りの皆に必要とされる大人に成長したんだなぁ。
彼らの活躍がなんだか誇らしくもあり、自分の不甲斐なさも感じました。
いかんいかん。腐らず頑張らねば。
と言うわけで、締め切りまで間がない確定申告の続きに取り掛かるのですが、etax先生に書類不備を指摘され先に進めない事態に。
あれ?ここにあるはずと思ったけどなぁ。
ここに無ければあそこか?
あれれ?ここにも無ければ、ううむ、こっちか??
ん?なんだこの袋は?
むうこんなものは要らぬわ!
などどやっているうちに、大掃除スイッチが入ってしまうと言う大惨事。
結果、どっちも中途半端になって、現在現実逃避中のブログアップという訳。
しっかし、ハーレーの車検証どこ行ったかなぁ。
あれ?年金の書類を探していたはずなんだけどなぁ。
あああ、あと一週間しかないじゃんか!
アウトプットの難しさを痛感したでござる
なんだか日差しも少し柔らかくなり、吹く風も角が取れてきた感じがしますね。
花粉飛散の悲惨な日も徐々に増え、鼻炎薬にほだされ、ぼやぼやしていた今日この頃でございますが、皆様お加減いかがですか?
さて、すっかり報告が遅くなりましたが、先週2/20のお昼、地元一宮のFM局「i-wave FMいちのみや」の昼ワイド「アフタヌーンi」のコーナー「あなたにアイタイム」に出演させていただきました。
前回は一昨年だったかな?
一宮在住のサックス奏者としての出演でしたが、今回は「ザ 尾州 ジャズ オーケストラ」の団長としてでした。
コーナー冒頭で僕の紹介、それを受けて2〜3分の演奏から入ります。
曲は「Night in Tunisia」。
「ザ 尾州 ジャズ オーケストラ」の最初の合わせで演奏した曲です。
テーマはいい調子。
お決まりのタグも何とかOK。
この後は、ブレイクからのオープンソロからエンディング。
と、ブレイクのところで色々と考えすぎ、一瞬迷いが出てしまいました。
あーもう、一番決めなきゃいけないのに。
だせえ。だせえなぁ。ださすぎるよぉ。
だから俺はダメなんだよぉ。
そもそも夕べ飲みすぎなんだよう!
と、べっこり凹みつつ何とかソロ終了。
パーソナリティーの野田ひさ子さんに導かれトークへ。
・肩肘張らないビッグバンドであること。
・吹部経験者や楽器学習者の受け皿として機能したいこと。
・尾州産地の応援団でもあること。
・子育てママやパパにも参加してもらいたいこと。
などなど、メンタルを立て直し、思っていることはある程度話せたのではないかと思います。
こういう感じに発信を重ねていけば、いつか人口に膾炙していくのではと思います。
そうそう、局の女性スタッフが、かつてサックスを吹いていて、セルマー・シリーズⅡを持っているとのこと。
楽器は実家に置いてあり、手元に無いそうですが、是非次回の里帰りの時には取ってきてウチの団員になって欲しいものです。
関係ないですけど、彼女、激辛好きとのこと。
僕も大好きな蒙古タンメン中本が好きだそうで意気投合してしまいました。
最近見ない「北極ラーメン」どこかで売ってないかなぁ。
しかし、話すのって難しいですね。
文面準備して読み上げるだけじゃ熱は伝わらないし。
かといって準備しないままだと、伝えたいポイントがぼやけちゃうし。
普段から自分の考えていることを、まとめる習慣を持たないとな、と痛感。
ここ数ヶ月、バンドを立ち上げるのに際し、色んな人に説明したり、発表したり、書いたり、推敲を重ねたことで、その重要性を改めて知った次第。
いや、そもそも、やりたいことについての情報を収集し、計画立案、そして実行するっていう、非常にシンプルなことができていないって話ですよね。
今までは随分乱暴で無責任だったんだなぁ。
つい楽な方に流れやすい体質だしなぁ。
でもそれじゃ社会人失格ですね。
差し当たり「スコアをしっかり読み込む」ってのが実行待ちになっておりますので、それをしっかりやろうと思います。
このブログももっと更新頻度上げなきゃいけないんでしょうけど。
あぁ、他にもいっぱい実行待ちの案件があった気がする。。。
ってto doリスト見たらげっそりしてきた。
でも腹はタポタポしてくるばかり。
そろそろ走らねば。
ザ 尾州 ジャズ オーケストラ通信 第2回「練習場所探しの愚痴」
昨日は朝から「ザ 尾州 ジャズ オーケストラ」の練習場所探しに奔走しておりました。
拠点にしたい一宮駅「i-ビル」は人気でなかなか空きがありません。
となると代替案を持っておかねばなりません。
しかし、どこへ行っても音楽練習の音漏れに対するクレームを恐れているんですね。
確かにクレームは気持ちよくはありません。
でもどんな仕事でもクレーム来ますよ。
そもそも音楽室やホール隣接の練習室ってのは音を出すための施設ですよね。
そこで漏れてくる音がうるさいって苦情が出たら、使用を控えろっていうのはどうなんですか?
応対はこんな感じ。ま、実際はこんなにはっきり言いませんけどね。
「何に利用されますか?」
「ビッグバンドです。」
「はい?」
「ああ、管楽器やピアノやドラム、ベースなどリズム楽器がある吹奏楽に似た感じです。」
「そうですか。吹奏楽ならば使用可能ですが、ドラム、エレキギター、エレキベースは不可です。」
「え?吹奏楽でもそれらの楽器は使いますよ?」
「吹奏楽とは違うんですね?吹奏楽ならば使用可能ですが、お宅様はビッグバンドということなのでバンドはお断りしています」
「は、はあ。吹奏楽のドラムは良くて、ビッグバンドはダメだと。納得いきませんね。」
「では責任者から折り返します」
※粘り強い交渉の結果、一度利用してみて、様子をみるってとこまで譲歩を引き出しました!
また、こんなところも。
「練習室を使う他の方から苦情が出ると、利用をご遠慮いただきます。」
「え?なんでですか?」
「やっぱりうるさいっておっしゃる方がいると困るので」
「え?なんでですか?ここ音を出していいところでしょ?」
「いくつかある部屋の予約を先駆けて予約するしていただけるなら後から予約する団体に『先に予約しているのはビッグバンドなので音量大きいです。ノークレームでお願いします』と伝えることはできます(要約)」
「は、はあ。音出すなら早く申し込めと?」
いやいや、そもそも何かが動けばその影響には利害が発生するのは道理。
利を受ける人も害を受ける人もいる。
そりゃ中には害を受けた人の中には大きな声を上げる人もいますよね。
でもそれ当然。当たり前ですやん。
そんなの恐れていたら仕事になりません。
誰のための施設であり、誰のために仕事してるんだっての。
仕事の目的はクレームを無くすことじゃないでしょうが。
てな具合で辟易してしまいました。
まあそんなこと言ってても仕方ありません。
郷にいれば郷に従えです。
戻ります。
まず駅近の選択肢は多くありません。つか1つかな?
駅から徒歩10分くらいの真清田神社に隣接するスポーツ文化センターです。
ここは僕が小学生の時に習っていたピアノ教室の発表会での印象が強いですね。
ひょっとしたら人生初ステージは、このスポ文だったかもしれません。
白いタイツとか履いちゃってポロンポロンとやったものです(遠い目)。
また、週末の練習では車移動も視野に入れ考えられます。
できたばかりの木曽川文化会館。
ここは一宮駅からバスですね。
ただ、名鉄バスではなく、¥200均一の市バスなのがせめてもの救い。
市役所に問い合わせたら勧められた、墨会館。
ここは尾州の毛織物を支える、生地の染色整理会社「艶金」の建物でした。
前から気になっていましたが、数年前一宮市に移譲されたんですかね。
めっちゃかっけー建物です。
当団とのコンセプトとも合致する部分があるのでサブ拠点として使えたらと思っています。
駅からはかなり遠いのですが、木曽川文化も遠いので、まあご勘弁を。
椅子150脚は並べられるほどの広さに加え、楽屋でも音出し可。分奏にも使えそう。
そうそう、i-ビルにはテラスがあって、そこで催し物できるんです。
非営利なら無料で借りられすので、ジャズの啓蒙的なイベントを企画しようと思っているんですけど、ここは前述の施設とは逆。
エレキギターやエレキベースはOKで、生音サックスは不可です。
過去に生楽器で苦情が来たんでしょうけど、それを規則にしてしまうとは。
同じ市の施設なのに前述の施設とは正反対の言い分。
こんなブレてていいんでしょうか?
なんとかしないと、そのうちどこでも音楽の練習なんてできなくなりそうです。
一宮だと怒られそうなので、岐阜でやってます。
伊東豊雄氏設計のカッケーメディアコスモスで¥1000ポッキリの楽しい講座、受けてみませんか?
今回は壮大な愚痴になってしまいました。
ザ 尾州 ジャズ オーケストラ通信 第1回「発足」
僕の音楽能力なんてたかが知れています。
耳は悪いし、反応速度も遅い。
表現は稚拙で、知識も薄い。
自分にしかできない音楽がしたい?
そんなの酔っ払っていても口にできません。
演奏で誰かを感動させたい?
思い上がりも甚だしいっての。
本物のミュージシャン達が成すべきことなど、僕には一つもできそうにありません。
でも、誰かと一緒に感動することならできるかも知れない。
数年前のそんな思いから、いつかビッグバンドを作りたい、と考えるようになりました。
もっと平たく言えば、こんな僕でも音楽で誰かの役に立つことしたいなぁ、と思ったわけ。
僕レベルの演奏は、ほぼ自慰自傷(以下略。お察しください)
とは言え、ビッグバンドの指導経験どころか、ビッグバンドでの演奏経験すら無いってのに無謀な話です。
しかし何事も目標設定してしまえばあとはやるのみ。
じっとしていても何も始まりません。
早速、丁度メンバー募集していた「楽市ジャズ楽団」のオーディションを受けました。
岐阜清流音楽祭などでお世話になっていた、楽市の音楽監督の野々田万照氏には事前に伝えてなかったので「どうしたの?飲み会は今日じゃ無いよ?(笑)」とかイジられつつも無事入団。
ビッグバンドの作法などを始め全てが初体験。
最初は恥ずかしながらアーティキレーションやタイム感などダメ出し多数でしたねぇ。
改めてコンボの時はえらく適当に吹いていたなぁ気づきました。
本当に色々な貴重な経験をさせていただきました。
また、顧問の先生のご厚意で、名古屋市立守山中学校のジャズ部の指導に携わらせてもいただきました。
中学生はほとんど初心者からのスタートなので、音を出すところから曲に仕上げるまでの難しさや、思春期の心の持って行き方など、新たな気づきや発見がたくさんできました。
まだまだこれだけでは経験充分とは程遠いんですけどね。
まあとにかくやってみよう、と。
幸いにも、あなたや、あなた、本当に多くの人たちに助けてもらえました。
そして迎えた2月12日。
念願の「ザ 尾州 ジャズ オーケストラ」始動です。
練習室を予約するときには「ちょっと広いかなぁ」なんて、副団長を引き受けてくれた渡辺敦さん、ディレクションをお願いした渡邉有希さんと言っていたんですけどね。
結局「みんな入るかなぁ」「せ、狭い」と感じるくらい。
30名近い方々に集まっていただけました。
Night In Tunisia
Groovin' Forward
の2曲の音出しも。
サックス勢(一部)
絶賛募集中のトランペット。奥はリズム隊(待ちの人多し)
合奏については正直、自分の指導能力の低さに驚きました(涙)。
情けないですけどテンパってました。
冷静に考えて判断することが全くできなかったです。
スコアの読み込みが全然足りていませんね。
練習後は飲みニケーションも取れましたので、次からはもう少し肩の力を抜いて臨めるような気がします。
とりあえずなんとか1歩目を踏み出すことができました。
もう後戻りはできません。
きっと色々なことがあるんだろうけど、間違いなく「ザ 尾州 ジャズ オーケストラ」とエキサイティングな日々が過ごせるはず。
怖いような楽しみなような今まで味わったことのない心持ちです。
バンドメンバーと一緒に感動できる演奏をし、それを見てくれる人に感動が届いたらいいなぁ。
そしたら、それって自分達にしかできない音楽じゃない?
そんな演奏ができるバンドになるよう、みんなで楽しみましょう!
BIG BANDやろうよ!<設立準備編その6>
寒いですねぇ。って雪か!
いやぁ朝夕にエレベーターを待っている時の冷た〜い伊吹颪が堪える今日この頃です。
さて、今日は商工会主催の「第6回 新商品・新サービス合同発表会」ってのに果敢にチャレンジしてきたので、そのご報告。
僕がアピールするのは「The 尾州 Jazz Orchestra」です。
でも商工会の言う「新商品や新サービス」ってはきっと、
「こんなに便利な商品を作りましたよ!」とか「こんなに役に立つサービス考えましたよ!」ってのでことですよね?
そんなとこに、ビッグバンドの宣伝しようってんですから、聞かされた人の頭上に「?」がいくつも浮かんでるのが見えるようです。
そらアウェー感ブンブン感じちゃいますよね。
それに、みんな手慣れた感じでパワポとか使ってるし、テレビカメラとかいるしさ。
しかし、こちとらいいオッサンに仕上がってますから、そのくらいビビっていてはいけません。
通りがかる人みんなの「え?ここ何やってるとこ?」と問いたげな視線に、須川展也氏ばりに口角を上げる「サックス・スマイル(自称)」を返すアビリティをも身につけているのです。
しかし5分のプレゼンってのはしょんどい(正直しんどいの略)。
15秒のテレビCMであれだけ情報量多いんですから、5分ったらミニ番組の尺ですよ。
事前の勉強会でも、色々事前準備の大切さを説かれ、諸々理解はしているのですが、
何せ僕は生粋の「明日やれることは今日やらない子」です。
夏休みの宿題を8/31にやればまだいい方。
結局未提出のまま行けるところまで行き、先生との根比べに持ち込み勝利を勝ち取るほどの猛者。
「やればできる子」と言うと聞こえがいい(そうでもない?)けど、平たく言やあ「やらないからできない子」なのです。
でももうオッサンですからね。
「やらないからできないオッサン」ではシャレになりません。
せめて「やったらちょっとはできたね!オッサン!」くらいにはならねば。
てわけで、前日の2/6は朝からPCに向かい「成功するスピーチ術」とか「プレゼン力」とかをグーグル先生に聞いておったのであります。
8/31に夏休みの日誌の1ページ目から始めるどころか、「夏休みの過ごし方」的なプリントから目を通すくらいの勢いですから、ちっとも原稿は完成しませんよね。
まあでもそこは持ち前の帳尻合わせ力を発揮し、なんとか夜中には完成したのです。
当日は9:00入りで10:00スタート。
最近太ってしまいパンパンのスーツを着て余裕の9:45入り。
だって他のプレゼンターは用意された個々のスペースに自社商品やパンフなどを並べて彩り鮮やかですが、ウチはご覧の通り(笑)。
あまりに殺風景なんで、今日は使わないmacを出して意識高い系なところをアピールしてみました(笑)。
だからこの前を通りすがる時、みんな不思議そうな顔をするんですよ。
さて、時間になりいよいよスタート。
分かった限りでは、中日新聞、中部経済新聞、テレビ愛知、一宮のケーブルテレビ局「ICC」が来ていました。
1人5分のプレゼンタイムと質疑応答で1セット。
7社が参加していて、止せばいいのにウチは最後大トリの7番目。
ちなみに僕が用意したプレスリリース資料は以下の通り。
これを一夜漬けの原稿でプレゼンっていうか説明するんです。
いよいよ6番目のプレゼンが始まり、演台脇の椅子へ移動。
前夜グーグル先生に教わった、1分間に300文字、1文を45~50字程度におさめること。
結論から入り、その理由、具体例という流れで進め、ちょっと前かがみ気味の姿勢を取ることなどを頭の中で反芻しているうちに、口の中がカラカラになって来ました。
「あぁ、お茶を長机に忘れて来ちゃったぁ」
(僕の机は、今座っている演台脇からホールの対角線のところ)
「このカラカラ状態で5分話すのは厳しいかも」
「どのタイミングで取りに戻ろうかなぁ」
「つかそんなタイミングあるか?遠いやん」
「あぁ、どうしよ」
と逡巡しているうちに6社目が終了。
「ええい、このタイミングで、行きまぁす!」
と何食わぬ顔(多分)で取りに行ってゴクゴクしてたら、
「ではNorth Cherry Musicさん、お願いします」とスタートを告げるアナウンス。
おっと、すでに運営側のストップウォッチは押されている模様。
(持ち時間5分のうち、4:30で一度ベルがなり、5:00で二度ベルが鳴る)
僕のiphoneのストップウォッチを見ながら喋ろうと思っていたんですが、そんな設定している暇もなく見切り発車。
とはいえ、僕も人前に立つことも多いわけ。
いざ演台に立つと、まぁまぁそれなりに落ち着いて話せました(ドヤ顔)。
が、ストップウォッチがないので時間感覚がわからず、想定よりも30秒早いタイミングで1ベルが。
咄嗟の判断で原稿をカットし、なんとか時間内におさめました。
講師の先生には「よかったよ!」なんて嬉しい声をかけていただきましたし、新聞社さんとはしっかりお話もできました。
と、商工会からメールが。
この日の模様がウチでは取っていない中部経済新聞と、ウチでは見られないICCで取り上げられたそうです。
中部経済新聞では名前入りで紹介してくれました!
(写真は僕じゃないですけど)
声を大にして「ありがとうございます!」と、今実際に言いました!
中日新聞の記者さんもジャズお好きだとおっしゃっていて、今後取材していただけそうな感じでしたので、節目ごとに続けてプレスリリースをして、お互い良い関係を築いていけたらと思います。
今回はこんな感じかな。
まだトランペットが不足していますのでご興味のある方、興味を持ちそうな人を知っている、という方は積極的にアプローチお願いいたします。
ご連絡はこちら。
kingsupertwenty@gmail.com
ではでは。