ナゴヤサックスフェスタ2016で演奏してきた
昨日は、ナゴヤサックスフェスタ(以下NSF)でありました。
こちら、すっかり年度替わりの恒例行事です。
内容もますます充実し今回も満席の大盛況。
<恒例の大トリ、100人のサックスオーケストラ開演前 ジャンケン大会の図>
このNSF、地元の若手プレイヤーで組織された実行委員が企画・運営しています。
また、彼らは勿論、出演するプレイヤー達もNSFへの当事者意識が強く、みんなが一体となってNSFを、ひいては名古屋のサックスシーンを盛り上げて行こう、という気概に溢れています。
この気概にメーカーや楽器店の皆さんが応じてくださり、ブース出展や協賛につながって更にお客様を呼び込め、そのお客様の期待に応えようとプレイヤーも更に頑張る、という好循環になっているのだと思います。
この好循環、作ろうと思っても、なかなか作れるもんじゃありません。
色んな人の意見に耳を傾け、更に魅力的なNSFにすべく、みんなで工夫&努力し、大切にしていかなければいけませんね。
とはいえ昼過ぎから宵の口までずっとサックス、サックス、サックス。
手を変え、品を変え、次から次へと、サックス。
飽きそうなもんなんですけど、好事家にはご褒美。
だって大好きなサックスに一日中どっぷりと浸れるのですから。
「東海地方のプロ? どれどれ」
「今年の学生の出来は? ふむふむ」
「コンクール入賞アマチュア? (!) プロ涙目(笑)」
「いやいやいやいや、とはいえやっぱプロ上手え!!!(感動)」
などといった具合(注:セリフはいずれも想像)。
NSF帰りに同伴者と軽く一杯やりながら、
「いやぁやっぱり雲井先生のアドルフサックスすげぇ」
「いやぁ、やっぱりキレッキレの原さんすげぇ」
「(二人同時に)うし、明日からもっと練習すっぞ」
などど余韻にも浸れちゃう上にやる気スイッチまで押されちゃいます。
来年は4/16の開催が既に決定しているとのこと。
是非リピーターも新規さんもいらしてください!
でも出演者はプロもアマも昨夜帰宅したらぐったりでしょうね。
前日リハと当日も朝早いし、昨日の名古屋の朝は嵐でしたし。
また、はしゃぎすぎた何人かは二日酔いでしょう。
え〜一方、末端構成員の僕はといえば、
「老害」
「そもそも平井って誰?」
「誰かのバーター?」
などの声もちらほら聞こえる中、今回も恥を忍んで生存報告をさせていただいた次第。
昔から参加しているよしみでオープニングのサックスオーケストラの末席に加えていただき、チャイコフスキーの1812を演奏。
僕の左側には関西からお越しいただいたトゥジュールSQの森下さん。
左前にはナゴヤサックスフェスタ東京支部長の田中靖人先生。
右前には僕が浪人生時代に晩飯を奢ってくれた名芸大の滝上典彦先生。
錚々たる顔ぶれに囲まれビビりつつ、ニヤけつつ、なんとか無事吹き切りました。
そしてもう一つのミッションが、ステージと並行して違うフロアで行われる「すぐに使えるJAZZ講座」。
メンバーは三輪さん率いるビジューSQの面々と不肖、私。
同じ時間帯、すぐ隣でキラーコンテンツ「愛子のアレキサンダーテクニーク」が行われており、「すぐ使」には誰も来ないのでは?と思われましたが立ち見の盛況ぶり。
改めてビジューの人気を見せつけられました。
「すぐ使」ではフェイクからペンタトニックスケールを使ったアドリブの、考え方や演奏のヒントを説明させていただきました。
今回の切り口、かなり分かりやすかったと自画自賛しておきます。
この続きは通常営業中のJAZZ講座でやりますので是非。
最後に、今週金曜の夜4/22は新栄のSWINGへ是非!
東京からサックスプレイヤー、コンポーザー、大学の後輩でもある石田寛和氏を迎えてライブを行います。
普段ジャズライブに馴染みのない吹分高めな、あなたやあなた。
今「宣伝かよ」とか言って舌打ちしたでしょ!聞こえましたよ!
安心してお越しください。退屈させません!
石田氏のおしゃれで美しい曲も勿論何曲か演奏します。曲の着想やイメージなど、普段聞けない話なんかを僕がつっこんで聞いちゃおうと思っています。ピアニストやベーシスト、ドラマーにもそれぞれの曲について聴きどころやエピソードトークを交えつつ演奏できたらと思っています。
ではまた金曜の夜に会いましょう!
※お越しくださる聡明な方、事前に下記などからメッセージ頂ければ席確保いたします
平井メアド kingsupertwenty@gmail.com
平井FB https://www.facebook.com/naoyuki.hirai.7
Live spot SWING homepage http://www.jazzspotswing.sakura.ne.jp/