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イドフリミエログ

場末のサックスプレイヤーから見える風景

アリオン サクソフォン カルテット合宿@下呂温泉に押し掛けてきた

5年ほど前だったかな。いや、もう少し前だったかな。

吹奏楽サックス↔︎ジャズサックス」という流れを意識した活動をしていきたいな、と強く思ったんです。

 

僕がサックスを通じて出会ってきた方たちって、良質なリスナーであると同時にプレイヤーって方がすごく多い。また、語弊はあるかもしれませんが「ジャズは別物」って思っていそうな方が多いような気がしていました。

だからこそ、プレイヤーでもある彼らに、「ジャズを演奏する」っていう選択肢を持ってもらえたらすごく素敵だろうなって。

吹奏楽系の人たちにとっても、ジャズ系の人たちにとってもプラスになることなんじゃないかなって思ったからです。

 

勿論、プレイヤーとしてより良い演奏をしていくっていうのはあるんです。演奏あってこそだと思っていますよ(ま、キラ星のごとくおられる現状超人的プレイヤーの後塵をかなり拝してはおりますけども、少しずつではありますが状況は上向いております、と信じたい)。

 

ところで、僕は高校での吹奏楽部、そして音大を卒業したわけです。クラシックというか近現代音楽一辺倒って感じでした。

ジャズについては卒業してから個人的にレッスンに通ったり、理論書を読んだりしながら学んだんですよね。そしてそれらはコンボスタイルが前提でのことでした。

それで、前段の「吹奏楽サックス↔︎ジャズサックス」てのを考えると、ビッグバンドってのは最大公約数的な立ち位置として考えられるんじゃないかな、と思ったんです。

しかし僕、クラシック→コンボという流れできた僕には、ビッグバンドってのは一回も経験無し。

あらら、こりゃいかん、というわけで、講師として雇っていただいているmantell.jpの社長でもある野々田万照氏が音楽監督を務める、岐阜市の市民ビッグバンド、楽市JAZZ楽団の末席に加えていただき一からビッグバンドのお作法を教えていただいたのです。

ここなら安く、高品質なノウハウを学べますからね。メンバー募集中ですので是非下記 URLご参照ください。

http://mantell.jp/

http://www.man-tell.com/

http://gifu-culture.info/rakuichi/

 

そして、僕も楽市には到底及ばないまでも、アドリブ講座などを通じて繋がっていく方々と、常設のビッグバンドやアンサンブルを、ポータルな存在として組織できたら最高だな、と考えています。

やりたい人大募集中!連絡くださいませ!

kingsupertwenty@gmail.com

 

そして昨日、その楽市で小中高生対象のジャズ・ビッグバンド体験イベントがありました。

ここでは万照さんから学生さんたちに、オヤジギャグとジャズのイロハを指南し、それを我々団員がサポートするという流れなのですが、このように在学中の学生達にジャズの存在を伝えられるというのは実に貴重な機会。

これほんと重要。

だって次の進路で吹奏楽をやめてしまったら、ジャズはもちろん、吹奏楽の面白さを伝えようにも音楽に対するアンテナを畳んでしまっているんだもの。

そうすると彼らに受け取ってほしい情報を伝えるのが難しくなってしまいます。

 

今回受講してくれた学生さんたちには、吹奏楽でもビッグバンドでも、アンサンブルでもソロでも、とにかく楽器を続けていただき、後述のアリオン合宿やアドリブ講座(今週から開講!)などへ参加して、演奏はもちろん、アドリブやジャズの持つ独特な楽しさを更に体感してほしいなぁ(万照さんには岐阜のアドリブ講座のアドバイザーになっていただいています)。

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さて、昨日のジャズ講座の後、8/25に、ぎふ清流プラザにて行われる愛wishプロジェクトさんと楽市での本番に向けてのリハーサルを終え、一路下呂へ。

アリオン サクソフォン カルテットが主催する、恒例の下呂合宿へ押しかける為。

 

合宿自体は前日からすでに始まっていました。

僕が到着したのは、合宿の集大成である、おさらい会(試演会?発表会?)を終え、受講生達は講評を手に、更に詳細なアドバイスを得ようとアリオンのメンバーを捕まえてあれやこれやと聞き出しているところでした。

みんなレベルアップしようと必死ですし、アリオンの面々もそれをしっかり受け止めた上での本音対応。合宿の雰囲気なのか、お互い普段聞けないようなところや、言えないようなことも率直に意見交換できている感じでした。これ、いい会です。オススメ。

にもかかわらず、僕はそれを尻目に、僕はいそいそと宴会部屋へ。

会場となっていた浅野屋、主人の田口さんも交えてのおっさん飲み会。宴会部屋にあったお酒を手当たり次第いただきました。ごちそうさまでした。

 

明けて今朝、合宿最終日。

熱い温泉で酒を抜き(つもり)、受講生の皆さんにジャズ・アドリブ講座をさせていただきました。

ヤマハ名古屋での本講座プレイベントと、本講座のエッセンスを合わせたようなアリオン合宿別注の内容を考えていましたが、みなさん本当に理解速度が速く、当初予定していたカリキュラムを急遽増量するという嬉しい誤算。

最終的に、ジャズの大まかな作法と音源紹介、アンブッシュア、アーティキレーションのクラシック的およびジャズ的アプローチに加え、1音ずつ音数を増やしながらのアドリブを経て、ブルーススケール(マイナーペンタトニックスケール)でのアドリブまで到達!

きっと受講生のみなさんにとってジャズとかアドリブって噂では聞くんだけどっていう程度だったと思うんですよね。僕もそうでした。

でも今回、アドリブの根本発想となるコードやスケールについての具体的な説明は全く行わなかったものの、コードの響きを感じて音を選択するというミッションまで可能になってしまいました。

アドリブ内容もお互いに聴き合って、アドリブによるコミュニケーションの第一歩と言えるようなところまで、また、プレイヤーの意図や性格まで聴こえたような体験ができたのでは、と思います。

残念ながら、講座一回だけではすぐに忘れてしまうので、また機会があれば定着作業できたらと勝手に妄想しています。

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今回はアリオンのメンバーの、普段の不断のレッスン、受講生の向上意欲によるところが大きいと思いますが、これからのプレイヤー達にとって(既に現在活躍している多くのミュージシャンにとっても)クラシックとか吹奏楽、ジャズなんてのは、単なる言葉による分類に過ぎず、音楽的にはほとんど意味を成さないようになるかもしれません。

 

今日の体験は、小さな小さなものでしかありませんが噂話ではなく、リアル。

実際に体験できたことは今後の大きな成果の一助になることもあるのでは、思うのです。

 

※アドリブ講座はバンドや団体、グループ、友達など、どんな要望にもなるべく対応できるように、と思っています、まずはメールでご相談を!

 

ではでは

平井尚之

North Cherry music

http://kingsupertwenty.wixsite.com/northcherrymusic

 mail

kingsupertwenty@gmail.com