動物の謝肉祭を演奏してきた
先週末、土曜に演奏予定だった尾州ジャズオーケストラは台風の接近により演奏中止でしたが、昨日の日曜は台風一過、梅雨明け宣言も出される猛暑の中、各務原市中央図書館にて動物の謝肉祭などを演奏させていただきました。
そもそも2014年に同い年のおっさんサックス吹き3人と、同い年のお姉様1名による演奏会の為に、リーダーの小森君が書き下ろしてくれたのが発端でした。
それぞれ皆、親となり、子どもたちが喜ぶ演奏会をしたい、という小森君の思いが結実した企画となり、その後も何度か呼んでいただける機会に恵まれています。
このユニットでの動物の謝肉祭は、ライオンやカッコウ、カンガルー、ゾウなど、曲ごとにフィーチャーされる様々な動物達を、絵本を読み聞かせるようなナレーションと、スクリーンに登場するユーモラスに動く可愛らしいキャラクターで、子どもたちに飽きる間を与えさせません。
さらに、即興で描かれるイラストも素晴らしく、演奏途中にも、子どもたちだけでなく、カワイイに目がないお母さんたちも歓声が上がるほどです。
とはいえ、僕は他のメンバーと比べるとイロモノキャラ。
よりによって、動物の謝肉祭で一番有名な「白鳥」をしっとり聴かせるのではなく、アドリブで台無しにするという大役を仰せつかっており、喜んで吹かせていただいております。
クラシックっぽい演奏を期待してお越しになっている方が多いとは思いますが、聴いてくれたちびっこや親御さんの中には、ジャズについて知っていただけたり、興味を持ってくださる方もいるのでは、と思います。
昨日も、終演後に、お見送りがてら楽器を持って立っていたら、嬉しいことに楽器に興味を持ったちびっこ達が、笑顔で大勢寄って来てくれました。
思い思いにベルに頭を突っ込んだり、触ったり、吹きたい、と言ってくれたり、お母さんの後ろでモジモジしたり。
このパッケージでもっといろんな子どもたちと出会いたいな、と思います。
呼んでいただければ全世界どこでも駆けつける所存ですので、是非企画してみてください。
尾州ジャズオーケストラもそうですが、子どもたちに自由に音楽を楽しんでもらえたらと思っています。
音楽との出会いが堅苦しいものではなく、楽しいものであったらいいですよね。
とはいえ、昔からの付き合いで、このようなクラシックの場に呼んでもらえるのは心苦しくも嬉しい機会です。曲目も増えていくといいですね!
さて、夏休みもまだまだ序盤。先が思いやられますが暑さに負けず頑張りましょう。
次の本番は、8月25日(日)、木曽川文化会館「尾西信金ホール」にて18時開演です。
チケットは¥1,000。ほとんどタダですね。絶賛発売中!
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kingsupertwenty@gmail.com