イドフリミエログ

場末のサックスプレイヤーから見える風景

マスターズ・ブラス・ナゴヤ 第1回定演に行ってきた

桜の見頃も過ぎ、ようやく人々の心が平常運転になってきましたね。

 
こないだの土曜には、かねてよりご案内のジャズ講座がスタートいたしました。
お陰様で満席の盛況ぶり!
(人数分の椅子しか出していないんですけど)
 
早速、話が長いのがステキ〜!
寒いオヤジギャグが最高!
などなど、大好評をいただいております。
 
さてそんなこんなで日曜日、
マスターズ・ブラス・ナゴヤの第1回定期演奏会へ行ってきました。
こちらは愛知芸文コンサートホールが正真正銘の満席。壮観でございます。
演奏者としてのランクの違いを痛感いたしました。
 
どうでもいいですけど、名古屋人ってナゴヤって表記するの好きなんですかね。
他の地域でもままあることなんですか?誰か知っている人教えてください。
シズオカ、とかフクオカとか、あんまりピンとこないんですけど。
 
気になるサックス陣は、いつも何かと公私ともお世話になっているアリオンの小森伸二、佐野功枝、遠藤宏幸の各氏に加え、フレッシュかつ美男美女の水野悠太と国領さおりの両氏が加わった5管体制。
国領さんの拡大写真と「サオリーヌLOVE」の文字を貼り、モールで縁取った渾身の自作ウチワを自宅に忘れたのが悔やまれます。
 
演奏曲目は次の通り。
 
リヒャルト・ストラウス 祝典前奏曲 Op.61 
三枝成彰 トランペット協奏曲(ユーフォ版) ソリスト 安藤京平
ジェイムス・バーンズ 交響曲第5番「フェニックス」
 
いやぁ重厚なプログラムですねぇ。
後半はバーンズ1曲という。
この選曲はこのバンドが今後活動していくにあたっての決意表明と言えますね。
 
演奏もマスターズと名を冠しているだけあり、意欲的なプログラムを流石の素晴らしい演奏で聴かせてくれました。
バンドとしてのサウンドやアンサンブルの質の高さは勿論、それぞれの楽器による美しいソロやソリも聴きごたえ充分。
団員たちも緊張感を持ちつつリラックスし、新しいこのバンドのサウンドを創り出す喜びを噛み締めながら演奏している様でした。
 
オルガン脇のバルコニー席だったので指揮の鈴木氏の表情がよく見えました。
名電吹部のトランペット隊がバンダを務めていたのですが、彼らと共に更なる高みへ昇ろうと指揮する鈴木氏の喜びと優しさにに満ちた何とも言えない表情が印象的でした。
 
次回の第2回定期演奏会は、来年4月1日にしらかわホールでの開催が決定しているようです。
しらかわは芸文に比べて席数は1/3位だと思うのであっと言う間に完売しちゃうんじゃないかなぁ。
 
さて、話は戻ってジャズ講座。
ジャズといっても、内容はコードネームに関することや簡単なフェイクなど吹分高めな方なら、是非知っておきたい基礎的な知識ばかり。
 
受講生の皆さんも、その時は分かったつもりで帰宅したものの、宿題やろうとしたら、あれれ?となるのは想定内。
先日の講座をかいつまんで動画にしてみましたので備忘録的に使っていただけたら幸いです。
僕の拙い自作テキストの一部もアップしてみますので気になる方は是非ご覧くださいませ。
なんとなくこの動画を理解できれば途中受講大歓迎です。