ザ 尾州 ジャズ オーケストラ通信 第2回「練習場所探しの愚痴」
昨日は朝から「ザ 尾州 ジャズ オーケストラ」の練習場所探しに奔走しておりました。
拠点にしたい一宮駅「i-ビル」は人気でなかなか空きがありません。
となると代替案を持っておかねばなりません。
しかし、どこへ行っても音楽練習の音漏れに対するクレームを恐れているんですね。
確かにクレームは気持ちよくはありません。
でもどんな仕事でもクレーム来ますよ。
そもそも音楽室やホール隣接の練習室ってのは音を出すための施設ですよね。
そこで漏れてくる音がうるさいって苦情が出たら、使用を控えろっていうのはどうなんですか?
応対はこんな感じ。ま、実際はこんなにはっきり言いませんけどね。
「何に利用されますか?」
「ビッグバンドです。」
「はい?」
「ああ、管楽器やピアノやドラム、ベースなどリズム楽器がある吹奏楽に似た感じです。」
「そうですか。吹奏楽ならば使用可能ですが、ドラム、エレキギター、エレキベースは不可です。」
「え?吹奏楽でもそれらの楽器は使いますよ?」
「吹奏楽とは違うんですね?吹奏楽ならば使用可能ですが、お宅様はビッグバンドということなのでバンドはお断りしています」
「は、はあ。吹奏楽のドラムは良くて、ビッグバンドはダメだと。納得いきませんね。」
「では責任者から折り返します」
※粘り強い交渉の結果、一度利用してみて、様子をみるってとこまで譲歩を引き出しました!
また、こんなところも。
「練習室を使う他の方から苦情が出ると、利用をご遠慮いただきます。」
「え?なんでですか?」
「やっぱりうるさいっておっしゃる方がいると困るので」
「え?なんでですか?ここ音を出していいところでしょ?」
「いくつかある部屋の予約を先駆けて予約するしていただけるなら後から予約する団体に『先に予約しているのはビッグバンドなので音量大きいです。ノークレームでお願いします』と伝えることはできます(要約)」
「は、はあ。音出すなら早く申し込めと?」
いやいや、そもそも何かが動けばその影響には利害が発生するのは道理。
利を受ける人も害を受ける人もいる。
そりゃ中には害を受けた人の中には大きな声を上げる人もいますよね。
でもそれ当然。当たり前ですやん。
そんなの恐れていたら仕事になりません。
誰のための施設であり、誰のために仕事してるんだっての。
仕事の目的はクレームを無くすことじゃないでしょうが。
てな具合で辟易してしまいました。
まあそんなこと言ってても仕方ありません。
郷にいれば郷に従えです。
戻ります。
まず駅近の選択肢は多くありません。つか1つかな?
駅から徒歩10分くらいの真清田神社に隣接するスポーツ文化センターです。
ここは僕が小学生の時に習っていたピアノ教室の発表会での印象が強いですね。
ひょっとしたら人生初ステージは、このスポ文だったかもしれません。
白いタイツとか履いちゃってポロンポロンとやったものです(遠い目)。
また、週末の練習では車移動も視野に入れ考えられます。
できたばかりの木曽川文化会館。
ここは一宮駅からバスですね。
ただ、名鉄バスではなく、¥200均一の市バスなのがせめてもの救い。
市役所に問い合わせたら勧められた、墨会館。
ここは尾州の毛織物を支える、生地の染色整理会社「艶金」の建物でした。
前から気になっていましたが、数年前一宮市に移譲されたんですかね。
めっちゃかっけー建物です。
当団とのコンセプトとも合致する部分があるのでサブ拠点として使えたらと思っています。
駅からはかなり遠いのですが、木曽川文化も遠いので、まあご勘弁を。
椅子150脚は並べられるほどの広さに加え、楽屋でも音出し可。分奏にも使えそう。
そうそう、i-ビルにはテラスがあって、そこで催し物できるんです。
非営利なら無料で借りられすので、ジャズの啓蒙的なイベントを企画しようと思っているんですけど、ここは前述の施設とは逆。
エレキギターやエレキベースはOKで、生音サックスは不可です。
過去に生楽器で苦情が来たんでしょうけど、それを規則にしてしまうとは。
同じ市の施設なのに前述の施設とは正反対の言い分。
こんなブレてていいんでしょうか?
なんとかしないと、そのうちどこでも音楽の練習なんてできなくなりそうです。
一宮だと怒られそうなので、岐阜でやってます。
伊東豊雄氏設計のカッケーメディアコスモスで¥1000ポッキリの楽しい講座、受けてみませんか?
今回は壮大な愚痴になってしまいました。