ザ 尾州 ジャズ オーケストラ通信 第8回
数日前から口内炎に悩まされています。
前回口内炎ができたのがいつだったのか忘れるくらい昔なのですが、こんなに痛かったっけなぁ。
歯磨きや食事のたびに悶絶しつつ落涙しつつ叫びつつしております。
アルトよりテナーの方が痛いです。
飲むとしみるので禁酒しているし、食べると痛いのでちょっと痩せる気がします。
さて、先日4/14(土)は中外国島株式会社さんのファミリーセールでたっぷり演奏させていただきました。
レパートリーのほとんどを演奏したんじゃないかと思います。
我々にとって、日本一の毛織物産地、尾州を代表する機屋である中外国島さんで演奏させていただくのはとっても意味のあること。
まず、立ち上げ1年目の、まだ海の物とも山の物ともつかぬ団体をお招きいただいていることに感謝しかありません。
また、そもそも私の指導力不足ってのもありますし、まあサウンド的にはまだまだ他のバンドに比べたら見劣りというか聴き劣りは否めないわけです。
でも、みんな演奏したい気持ちは熱く持っていて、それをライブで全力でぶつけて、お客さんに見ていただく。
本当の全力の演奏って、上手い下手とかじゃなく、言葉にできない思いが音に乗っかって、お客さんに届くと思うんです。
僕も発表会や一般バンドの演奏会なんかに行って、元気をもらう、励まされる気持ちになる、なんてのはよくあることです。
そういうのも音楽の持つすごい力のひとつだなぁって思います。
そんな力が広がっていけば、我々がジャズに全力で挑戦し、奮闘する姿が、結果として誰かを励まし、応援することになるかもしれない。
それがあちこちで起こって連鎖が広がれば、我々が住んでいるこの地域全体を応援していくことに繋がるんじゃないかと妄想するわけです。
私はMCでよく、尾州応援団(自称)と言っているのはこういう気持ちからです。
もし誰かのためになっているなら、私たちも応援してもらえるかもしれませんしね。
今もこの尾州地区は日本一の毛織物産地です。
素晴らしい技術と努力で頑張っている企業がたくさんあります。
フランスやイタリアの超有名ブランドのスーツの生地が実は尾州産、なんてことも珍しくありません。
けれども産地全体としては、かつてほどの輝きを放っている訳ではありません。
私が小さい時には近所の辻々から織機の音が聞こえたものですが、今は静かなものです。
あのリズミカルな織機の賑やかな音をスイングビートに見立てて、ザ尾州ジャズオーケストラが元気いっぱいで全力演奏する。
まだまだ尾州も元気あるやつがいるぞ、こっからもっとやるぞ、っていう気持ちをビッグバンドサウンドに乗せて、いろんな人に届けていければと思います。
そんな思いが乗った音が中外国島の伊藤社長にも届いたのか、今後も応援していただけるとのお言葉をいただけたので、団員一同大変喜んでいます。
今は尾州応援団(自称)ですが、いつか(公認)となるよう、精一杯楽しんで演奏して行けたらなあと思うのです。
さて、次は4/29(日)の新稲沢まつり。
名古屋文理大学文化フォーラム中ホールで朝イチの10時からの30分。
新稲沢まつりにお邪魔するのは初めてですが、3回目の今回は規模がさらに大きくなったようです。
続きまして尾張一宮であります真清田神社の境内及び参道周辺で行われる杜の宮市。
5/5(土/祝)のお昼12:40〜13:10です。
こちらは回を重ねて18回。
第一回は旧市役所脇の公園で演奏させていただいた思い出があります。
昨年久しぶりにお邪魔しましたが、おしゃれなお店がずらり。
初夏の薫風の中、酒風を薫らせつつビッグバンドをお楽しみください。
そして5/20はいよいよ1stLIVE。
前々回の練習だったか、此の期に及んで5/20用に新たに3曲(と言っても譜面は随分前に渡していたんだけど)取り掛かったのです。
仕上がるかかなり不安ですが、やるしかありません。
あと1ヶ月。こっからさらに上げていくためにも緊張感持ってやっていきます。
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