イドフリミエログ

場末のサックスプレイヤーから見える風景

かつてこれほど爽快なことがあっただろうか?

黄金週間は輝くものでしたでしょうか?

 

僕はと言えば、師匠のリサイタルに出かけたくらいですかね。

でも別にリサイタルには出かけるのは黄金週間に限ったことではないか。

 

結局のところ、名古屋と岐阜を行ったり来たりしてちょっとだけ仕事。

あとは酒ばかり飲んでいました。

あれ、それじゃ通常営業だわ(笑)。

 

しかし、とはいえ世間は黄金週間。

どこにも行かぬままでは済みますまい。

我が家のコンプライアンス的にも。

 

という訳で、出かけた「いちのみやリバーサイドフェスタ」。

えらい近場です。

車で3分かからんかも。 

 

しかぁし、

結果、大満足(満面笑)!

 

正直、最初はあんまり期待してなかったんですよね。

妖怪ウォッチショーがあるってんで、やれやれって感じ。

 

でもでも、ロケット作って打ち上げてきました。

とりあえずこの動画見てください。


ペットボトルロケット発射

 

どうですか。

 

何なんですか、この脇の下のあたりが「ヒュッ」ってする感じ。 

 

これが「胸が空く」って感じですか? 

 

そして走ってロケット回収に向かう親子の群れ(笑)

 

因みに僕はグリーンのTシャツにサックスブルーのリュックです。

見つかったかな?

 

この発射の前には親子(主におとーさん)でロケット作り。

 

めちゃめちゃわかりやすく、手際よく説明していただきました。

スタッフの方々も細やかに説明してくださり、最高のホスピタリティーを感じました。

 

さて、記録の方は105m。

多分この空気圧だと、そこそこの記録だと思います。

でも、この動画の打ち上げ組では最下位に近かったと思います。

 

おとーさんの反省点。

ノーズコーンのセンター出しの甘さ

発射台用のスライダーガイド付け位置がランチャーと干渉

 

この2点が大きいような気がします。

 

来年、また開催してくれたら絶対挑戦したいと思います。

なんと無料!

ていうかみんなで参加して飛距離競いませんか?

 

このイベントは日本宇宙少年団一宮分団育成会というところの主催だそう。

日本宇宙少年団 一宮分団

 

宇宙少年団。

なんという甘美な響き。

完全にダメな文系男の僕が見ても、ワクワクせずにはいられませんね。

 

この少年団の中に将来の宇宙飛行士や、JAXANASAで働く子がいるのでしょう。

愛知・岐阜は航空宇宙関連の集積地でもありますしね。

毛利さんや向井さん、若田さんらから刺激を受ける機会もあり、たとえ宇宙関連の仕事に就かなくとも得難い経験ができそうですね。

 

そして素晴らしい手際で説明していただたのは片岡先生(夢小屋)。

実際はもう少し時間をかけてロケットの仕組みやなんかを聞いたり、精度上げるための工具使ったりしたりしながらだと、更に楽しめそうです。

片岡先生は各務原の方なので、各務原の航空宇宙博物館のイベントやなんかでお会いできるかも。

 

僕もジャズ講座だなんだと言っていますが爪の垢を煎じて、みんなが夢中になるようなアウトプットをできるようにならねばですな。

 

あ、そういや今度ライブするサックスカルテットメテオ、メテオは流星の意ですから、宇宙つながり。

何か運命めいたものを感じます。

各務原でもやるし(無理やりですみません。すぐ済むよ)。

※METEORを当初「ミーティア」と呼んでいましたが「メテオ」と読むことにしました。

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それから、各務原・ブレスでのライブでは子ども料金を設定しました。

未就園児は無料(飲み物代としてテーブルチャージ¥500必要)です。

 

この後、タワーパークから僕だけ走って帰ったのでこんな格好(笑)。

下の写真はだんだんマジになってきた頃(笑)。

この直後「もうおまえら手出すな」発言が飛び出します(土下座)。

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いやぁ、それにしても今までこんな感じあったかなぁ。

1999年の山崎?(3:30辺り)


山崎武司 逆転サヨナラ3ラン 1999年9月26日 中日vs阪神 9回裏1死より試合終了まで

いや、ピクシーの革靴ボレーか?


【ピクシー】監督でも観客を魅了するゴール【革靴】pixie ストイコビッチ

いや、こんな興奮とはちょっと違うなぁ。

みなさん、どうですか?

 

ではでは。

平井尚之

Out of the Standard名古屋公演に行ってきた

昨日は目の前にキジが飛び出してきて危うく轢いてしまうところでした。

しばらく車の前でじっとしていたのですが、きびだんごを探してカバンをもぞもぞしているうちに飛んでいってしまいました。

この時期はいつもケーンケーンと啼いているのをよく聞くのできっと住み着いているんでしょう。数年前は密林化した我が家の庭の片隅で営巣していたようですし。

 

今日これから草取りします。はい。必ず。

 

一応言っときますけど、我が街、一宮は尾張地方の中核都市。

近年は名古屋市のベッドタウンとして人気があり、人口も40万人程度の「いい感じ」に田舎で都会です。

 

さて、今もケーンケーンとキジが啼くのが聞こえてきましたが、

中国の伝説の鳥に、鵬というのがいるそうです。

そんな鵬が啼く、と書いて啼鵬。

そう、バンドネオン奏者で作編曲家の啼鵬氏ですね。

昨夜はその啼鵬氏、

サックスに僕の大学時代の師匠、大和田雅洋氏、

そしてユーフォニアム、牛渡克之氏、

3氏によるユニット「Out of the Standard」(以下OTS)の名古屋公演を聴きにドルチェNagoyaへ行って参りました。

 

※以下、大和田先生読んでないと思いますが、読んでたら大至急このページを閉じてください。すんません。ちなみに現在土下座中。 

 

それぞれ3氏とも超優秀なミュージシャンなのはわかるんですけど、

え〜っと、バンドネオンにサックスとユーフォ。です、か?

 

そりゃ第一印象は十中八九「どうしてこの編成?」に。

 僕、「こりゃ3人で飲んだ席で結成されたに違いない」って思いましたもん。

 

※実際は大和田氏が同郷の牛渡氏に「何かやりましょうよ〜」とうっかり口走ったのが発端で、とある女子大の学園祭をブッキングされてしまい、サックスとユーフォじゃどうにもならんと、大学の後輩であった啼鵬氏が巻き込まれ便利に使われた、というのが真相だそうです。

 

しかし、OTSも、そんな「ポカン顔」されるのは承知の上なはず。

 

「どうしてこの編成?(ポカン)」に対して、パフォーマンスで、

「へぇ、凄いww。こうゆう編成もアリっちゃアリか。けど無茶すんなぁww」

とさせるのがOTSの思惑、といったところでしょうか。

 

プログラムはJ.S.バッハボロディン、ミヨーなどクラシックナンバー、

P.メセニーやJJ.ジョンソン、ジョン・ルイスのジャズナンバー、

啼鵬氏オリジナル、アルゼンチンの作曲家やタンゴのナンバー。

 

聞けばOTSの活動は17年にもなるとのこと。

当然といえば当然ですが、圧巻のアンサンブル、迫力のソロでした。

そりゃ凄い人たちが集まって音楽すりゃ凄いわなぁ、と。

 

大和田氏の芯が強いのに繊細な、まさに先生を削り出して創ったような音。

ソロではガツンと来る。けどホールの奥までしっかり届く美しいピアニシモ。

他の楽器と混ざり合う柔軟な音色。勉強になります。ありがとうございました。

 

牛渡氏の暖かく伸びやかに歌うユーフォ。

ユーフォの高音域ってなんであんなに魅力的なんでしょう。心を鷲掴みにされてシェイクされるような感覚です。

 

啼鵬氏のバンドネオンとピアノ、穏やかに話しかけられているような、どこか懐かしさのある音色。音の佇まいが美しいです。

抑制されているのに、中身は全然冷めていない感じ、真似しようと思っても難しいだろうなぁ。

 

例えば、洋画やなんかで、ヒロインに対する感情が、最初「この子知らんなぁ。」→最後「めっちゃかわいいやん!」となることないですか?

話が進むにつれてどんどんヒロインを好きになっていってしまうあの現象。

この現象、名前付いてないんでしょうか。

スターウォーズ最新作とかもその部類かもしれませんね。

 

このOTSはまさにそんな感じ。

 

「どうしてこの編成?」と油断しているところに、がっつりしっかり良い音楽聴かされちゃうもんだから、アンコールの啼鵬氏オリジナル曲「Along With You」の頃にはすっかり最初の疑問など忘れ、ぐっとさせられ、涙をこらえる羽目に。

まんまと「また聴きたいなぁ」とさせられた次第。

 

バージョン違いますがこちらの曲です。


along with you - Vocal Version -

 

学生時代ヘビロテだったトルヴェールQのCDで啼鵬氏を知り、ずっと憧れの対象でしたので昨夜お目にかかるのを楽しみにしておりました。

 

が、昨夜の打ち上げの席で、何と同い年だったことが判明。

思わず隣にいた同年の遠藤、小森の両氏と4人でパチリ。

ちょっと暗いしピンボケしてますね。でもこれが一番いい顔してました。

水野君猛反を(笑)。

しかし同い年とは。今調べたらイノセントドールズのリリース94年1月。

僕、その年2浪目で藝大受験してますから(笑)。

ま、いっか。今はみんな揃っておっさんですね!

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こちら(啼鵬氏ブログ)にはより鮮明な写真がでていましたのでリンク貼っときます。

限りなく啼鵬

 

啼鵬氏の作品はサックスカルテットも多いですので、今後METEORの方でも取り上げていけたらと思っています。

そういやSax Quartet METEORは読みをミーティア→メテオにすべきとの意見をO和田氏より頂戴しましたがどうしましょうね。

あ、6/12は小学生以下の料金設定をしました。

尚、未就園児はテーブルチャージ¥500だけでOK。

買い物ついでにでもご家族でお越しください!

 

では。

平井尚之

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Sax Quartet METEORは流星と共にやってくるのだ!

もうすぐ黄金週間。

ここ数日は気もそぞろ、仕事も手につかずって方も多数おられるのではないでしょうか。

はっきり言ってもう惰性で仕事してるって方、素直に挙手!

 

私の方はというと、4/29の織田記念国際が気になって、昼も寝られません。

だって桐生が日本人初の9秒台を出すかも。

歴史に立ち会う瞬間です。コンディション整えば絶対に出る!要チェック!

 

ついでに言うとこの織田記念、5000m、10000mの五輪選考も目が離せません。

期待の安藤有香、清田真央は是非良い結果を出して、ぎふ清流ハーフで最高の笑顔を見せて欲しいです(私もエントリー予定)。

はい、トレーニングしなきゃ。今日走ろうと思ってたら雨が…(言い訳)。

 

さて本題。

あれは忘れもしない、いつだったか、って忘れとるやないの!(団長すんません)、

去年のお盆だったかな、飲みの席でひっそりとサックスカルテットが結成されたのであります。

 

メンバーは以下の通り。

・ただでさえ美しい音色に最近更に磨きがかかっている小森伸二

・精力的な活動と人望で支持篤く、そのうち岐阜市会議員になっちゃいそうな中山順次

・容姿端麗、音楽端正、 そのうち岐阜市会議員妻になっちゃいそうな真室香代

・今回のカルテット言い出しっぺで、皆の優しさに甘えて続けている不肖、平井尚之

 

といった顔ぶれ。

尚、このときまだカルテット名無し。

 

そもそも、ホテル木曽路さん(ここの露天風呂圧倒的。馬籠・妻籠にお寄りの際は是非、と宣伝しつつそろそろ呼んでください)からの依頼演奏の為に急遽結成したのですが、これがこのメンツが意外と打ち上げが面白くって。

結局その後も何箇所かで演奏させていただく機会にも恵まれました。

 

すると、ま、当たり前ですけど、名無しでは紹介のしようが無いので困る、と。

「じゃ、サックスカルテット木曽路で」ってやってたんですけど、木曽出身と間違えられ、事の成り行きを説明するのに非常に手間がかかる上に、あんまウケない(苦笑)。

今後も活動するなら名前ちゃんとしなきゃね、なんて言っていたら、なんと、我々の本番の日に合わせて流星群が来ていたという衝撃の事実が発覚したのです。

ここ四半世紀ほど流星群に興味を示したことはなかったのですがね、向こうがその気なら、その意気に応えないでもありません。

とうとう宇宙が我々に気づき始めたか。

 

と、言うわけでSax Quartet METEOR(サックスカルテット・ミーティア)と名付けましたとさ。

METEORは流星。shooting starじゃないのがちょっとアカデミックです。

 

あ、でも安心してください。演奏はアカデミックじゃないです(笑)。

なんたって私が参加してますからね。

そもそもきっちり譜面通りは危険危険。

うっかりするとナチュラルフェイクが入るので、他の3人からはサウンドが少しでもおかしいと、真っ先に疑われます(苦笑)。

その代わり、ジャズやポップスでは(クラシックセッティングの楽器ですが)ブリッブリにやらせていただいております。

それにひっぱられてか、小森、中山、真室も、羊の皮を脱ぐ瞬間が多々あり、そこは一見(一聴)の価値アリ。ていうかそこがこのカルテット一番の聴きどころです。

普段きっちりかっちり演奏している彼らの違う一面には萌えますよ〜。

 

そんな我々METEOR、5月、6月にかけて岐阜、各務ヶ原、名古屋のプチツアーを行います。

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演奏曲目は少しずつ変えます。

会場の雰囲気もそれぞれ個性豊かなので同じ曲でも違う仕上がりになるかと。

 

5/28(土) 岐阜Wonderful World

お酒を飲みつつアットホームな雰囲気でわいわい賑やかに楽しみましょう!

 

6/12 (日)各務ヶ原Cafe&Bar BREATH

子連れママさんに来て欲しいから敢えてティータイム開催。家族みんなで笑顔になりましょう!

 

6/26(日)名古屋 DOXY

しっとり、しかし激しく、ツアー最後の熟成されたアンサンブルが聴けるはず!だよね(震え声)。

 

演奏している我々が心底楽しいこのMETEOR。

きっとその楽しさが伝わり、みなさんも楽しくなると思います。

梅雨空で流星は見えない時期かもしれませんが、こちらの流星はキラキラです。

ちなみに今回来るのは、みずがめ座流星群とうしかい座流星群です。

是非一緒に楽しみましょう!

 

ではでは。

平井尚之

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リーダーバンドライブという生存報告

 随分と陽気が良くなり昼間は半袖でもOKといった具合ですね。

鼻炎の薬さえ飲んでいれば、肌をなでる風に、新芽の新緑に、春の幸せを感じずにはいられません。

 

なのに、昨日4/22に名古屋新栄SWINGにて久しぶりのリーダーバンドのライブを行ってしまいました。

お越しいただいた皆様には感謝の言葉しかございません。

本当にありがとうございました。

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「久しぶりに平井さんのサックス聴きたいなぁ〜ライブやってよ!」

などという風に、誰かに頼まれたというわけではありません。

 

僕ぐらいの野良ミュージシャンですと、自己企画、自己集客が必須。

ライブをやってお金稼ごう!というより、

ライブという締め切りを作ることで自分を追い込みしっかり練習しなきゃ。

こんな僕ですが「活動してますよ!」という生存報告という意味。

 

当然自己企画なので編成も自分で決められますし、ピアニストやベーシスト、ドマラーもなるべく企画に沿ったメンバーをブッキングします。

 

その意味では今回のゲストに迎えた石田寛和氏のサウンド、そして僕自身の課題を消化・昇華できるベストメンバーで臨めたと思います。

 

東京在住の石田氏は僕の大学時代の後輩。

彼は学生時代からサックス演奏だけでなく、曲作りに精力的で、学園祭では彼のサックス四重奏のオリジナル曲を演奏した記憶があります。

確かコンテンポラリでミニマルな中にもロックな匂いのする曲だったかと。

 

今回、彼の協力を得ることでお客様が飽きない彩りのあるプログラムを組めたのではないかと自負します。

僕自身も演奏したことのない彼のオリジナル曲に取り組めるし、曲の解釈などを作曲した本人に直接尋ねられるので、とっても勉強になります。

世界各地で活動する彼の世界観はとても刺激的でした。

 

ピアニストの林祐市氏と音楽観が近いところがあるようで、終演後にはお互いの好みのサウンドについて盛り上がっていました。

石田氏も林氏のサウンドに大いに刺激を受けとっても喜んでいたので、ブッキングした僕も思惑通りといったところです。

 

今回だけに終わらず、今後も継続的に彼と活動できたら、また、僕単独でも石田氏の曲を演奏していきたいなと思います。

 

でもね、実は、今回石田氏が来名する羽目になったのには全く別の理由があるのです。

そもそも一昨年かな、僕のライブにふらっと来たんですよね。しかも車で。

 

新幹線じゃないの?って聞いたら、

車買い換えたからドライブしたくってって。

「何買ったの?」「ロードスター」「マツダの?」「うん」「へー新車?」「ううん、前の型(当時は現行ND型はリリース前なので購入はNB)でだいぶ古い」「ふうん」てな具合。

当時はなんでその車にしたんだろ?って思った程度。

なんせ彼はヨーローッパ車の所謂ホットハッチを乗り継いでいたので意外だったのです。

 

そして2015年末。

「嫁の車そろそろ限界よな〜」なんて思いつつネットで物色してた僕。

僕の車SUVなんであくまでそっちを家族のメインカーにし、セカンドカーで何かないかなって感じ。

 

でも元々車やバイク嫌いじゃないから、どうせなら運転楽しいのがいいよねって色々物色したんだけど、結局行き着いたのがNB型ロードスター

「あ、ロードスター、これめっちゃ楽しそうやん」

「ん?あれ、そういや、石田くん買ったのこれ(NB)かも?」

ってソッコーで確認。

元々車の趣味は合うのできっとNBだろうと思っていましたが果たして…

 

石田氏もソッコーで「そう、 NB。ようやく良さに気付いた?」っって。

 

「い〜な〜ソレ」「い〜よ〜コレ」などどやり取りの後、「見せびらかしに行こうか?」「おう、じゃ口実にライブやろ」となったのであります(一部脚色有)。

 

ライブ前日の4/21に名古屋入りするも春の嵐で荒天。

仕方ないのでリハしっかりした後、しっかり飲み。

 

でもって翌ライブ当日4/22、風は強いものの快晴!

絶好のドライブ日和に、合わせもせず 揖斐から徳山ダムまでのワインディングをドライブ。

帰り道には少し運転させてもらっちゃてもう大満足でした。

 

現在家族の説得が無理ゲーなのですが何とか突破口を見つけようと必死でございます。

なかなか叶う希望だとは思いませんが、常に持ち続けいつかは実現しようと思います。

 

今度はコンボではなく、クラシックマナーのサックス四重奏での演奏が目白押し。

ホールコンサートではないので、距離感近く接せられるかもしれません。

曲の合間のMCも期待していてください。

 

 では失礼いたします。

 

平井尚之

 

ナゴヤサックスフェスタ2016で演奏してきた

昨日は、ナゴヤサックスフェスタ(以下NSF)でありました。

こちら、すっかり年度替わりの恒例行事です。

内容もますます充実し今回も満席の大盛況。

 

<恒例の大トリ、100人のサックスオーケストラ開演前 ジャンケン大会の図>

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このNSF、地元の若手プレイヤーで組織された実行委員が企画・運営しています。

また、彼らは勿論、出演するプレイヤー達もNSFへの当事者意識が強く、みんなが一体となってNSFを、ひいては名古屋のサックスシーンを盛り上げて行こう、という気概に溢れています。

 

この気概にメーカーや楽器店の皆さんが応じてくださり、ブース出展や協賛につながって更にお客様を呼び込め、そのお客様の期待に応えようとプレイヤーも更に頑張る、という好循環になっているのだと思います。

 

この好循環、作ろうと思っても、なかなか作れるもんじゃありません。

色んな人の意見に耳を傾け、更に魅力的なNSFにすべく、みんなで工夫&努力し、大切にしていかなければいけませんね。

 

とはいえ昼過ぎから宵の口までずっとサックス、サックス、サックス。

手を変え、品を変え、次から次へと、サックス。

 

飽きそうなもんなんですけど、好事家にはご褒美。

だって大好きなサックスに一日中どっぷりと浸れるのですから。

 

「東海地方のプロ? どれどれ」

「今年の学生の出来は? ふむふむ」

「コンクール入賞アマチュア? (!) プロ涙目(笑)」

「いやいやいやいや、とはいえやっぱプロ上手え!!!(感動)」

などといった具合(注:セリフはいずれも想像)。

 

NSF帰りに同伴者と軽く一杯やりながら、

「いやぁやっぱり雲井先生のアドルフサックスすげぇ」

「いやぁ、やっぱりキレッキレの原さんすげぇ」

「(二人同時に)うし、明日からもっと練習すっぞ」

などど余韻にも浸れちゃう上にやる気スイッチまで押されちゃいます。

 

来年は4/16の開催が既に決定しているとのこと。

是非リピーターも新規さんもいらしてください!

 

でも出演者はプロもアマも昨夜帰宅したらぐったりでしょうね。

前日リハと当日も朝早いし、昨日の名古屋の朝は嵐でしたし。

また、はしゃぎすぎた何人かは二日酔いでしょう。

 

え〜一方、末端構成員の僕はといえば、

老害

「そもそも平井って誰?」

「誰かのバーター?」

などの声もちらほら聞こえる中、今回も恥を忍んで生存報告をさせていただいた次第。

昔から参加しているよしみでオープニングのサックスオーケストラの末席に加えていただき、チャイコフスキーの1812を演奏。

 

僕の左側には関西からお越しいただいたトゥジュールSQの森下さん。

左前にはナゴヤサックスフェスタ東京支部長の田中靖人先生。

右前には僕が浪人生時代に晩飯を奢ってくれた名芸大の滝上典彦先生。

錚々たる顔ぶれに囲まれビビりつつ、ニヤけつつ、なんとか無事吹き切りました。

 

そしてもう一つのミッションが、ステージと並行して違うフロアで行われる「すぐに使えるJAZZ講座」。

メンバーは三輪さん率いるビジューSQの面々と不肖、私。

同じ時間帯、すぐ隣でキラーコンテンツ「愛子のアレキサンダーテクニーク」が行われており、「すぐ使」には誰も来ないのでは?と思われましたが立ち見の盛況ぶり。

改めてビジューの人気を見せつけられました。

 

「すぐ使」ではフェイクからペンタトニックスケールを使ったアドリブの、考え方や演奏のヒントを説明させていただきました。

今回の切り口、かなり分かりやすかったと自画自賛しておきます。

この続きは通常営業中のJAZZ講座でやりますので是非。

 

最後に、今週金曜の夜4/22は新栄のSWINGへ是非!

東京からサックスプレイヤー、コンポーザー、大学の後輩でもある石田寛和氏を迎えてライブを行います。

普段ジャズライブに馴染みのない吹分高めな、あなたやあなた。

今「宣伝かよ」とか言って舌打ちしたでしょ!聞こえましたよ!

安心してお越しください。退屈させません!

石田氏のおしゃれで美しい曲も勿論何曲か演奏します。曲の着想やイメージなど、普段聞けない話なんかを僕がつっこんで聞いちゃおうと思っています。ピアニストやベーシスト、ドラマーにもそれぞれの曲について聴きどころやエピソードトークを交えつつ演奏できたらと思っています。

 

ではまた金曜の夜に会いましょう!

 

※お越しくださる聡明な方、事前に下記などからメッセージ頂ければ席確保いたします

平井メアド kingsupertwenty@gmail.com

平井FB https://www.facebook.com/naoyuki.hirai.7

Live spot SWING homepage  http://www.jazzspotswing.sakura.ne.jp/

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マスターズ・ブラス・ナゴヤ 第1回定演に行ってきた

桜の見頃も過ぎ、ようやく人々の心が平常運転になってきましたね。

 
こないだの土曜には、かねてよりご案内のジャズ講座がスタートいたしました。
お陰様で満席の盛況ぶり!
(人数分の椅子しか出していないんですけど)
 
早速、話が長いのがステキ〜!
寒いオヤジギャグが最高!
などなど、大好評をいただいております。
 
さてそんなこんなで日曜日、
マスターズ・ブラス・ナゴヤの第1回定期演奏会へ行ってきました。
こちらは愛知芸文コンサートホールが正真正銘の満席。壮観でございます。
演奏者としてのランクの違いを痛感いたしました。
 
どうでもいいですけど、名古屋人ってナゴヤって表記するの好きなんですかね。
他の地域でもままあることなんですか?誰か知っている人教えてください。
シズオカ、とかフクオカとか、あんまりピンとこないんですけど。
 
気になるサックス陣は、いつも何かと公私ともお世話になっているアリオンの小森伸二、佐野功枝、遠藤宏幸の各氏に加え、フレッシュかつ美男美女の水野悠太と国領さおりの両氏が加わった5管体制。
国領さんの拡大写真と「サオリーヌLOVE」の文字を貼り、モールで縁取った渾身の自作ウチワを自宅に忘れたのが悔やまれます。
 
演奏曲目は次の通り。
 
リヒャルト・ストラウス 祝典前奏曲 Op.61 
三枝成彰 トランペット協奏曲(ユーフォ版) ソリスト 安藤京平
ジェイムス・バーンズ 交響曲第5番「フェニックス」
 
いやぁ重厚なプログラムですねぇ。
後半はバーンズ1曲という。
この選曲はこのバンドが今後活動していくにあたっての決意表明と言えますね。
 
演奏もマスターズと名を冠しているだけあり、意欲的なプログラムを流石の素晴らしい演奏で聴かせてくれました。
バンドとしてのサウンドやアンサンブルの質の高さは勿論、それぞれの楽器による美しいソロやソリも聴きごたえ充分。
団員たちも緊張感を持ちつつリラックスし、新しいこのバンドのサウンドを創り出す喜びを噛み締めながら演奏している様でした。
 
オルガン脇のバルコニー席だったので指揮の鈴木氏の表情がよく見えました。
名電吹部のトランペット隊がバンダを務めていたのですが、彼らと共に更なる高みへ昇ろうと指揮する鈴木氏の喜びと優しさにに満ちた何とも言えない表情が印象的でした。
 
次回の第2回定期演奏会は、来年4月1日にしらかわホールでの開催が決定しているようです。
しらかわは芸文に比べて席数は1/3位だと思うのであっと言う間に完売しちゃうんじゃないかなぁ。
 
さて、話は戻ってジャズ講座。
ジャズといっても、内容はコードネームに関することや簡単なフェイクなど吹分高めな方なら、是非知っておきたい基礎的な知識ばかり。
 
受講生の皆さんも、その時は分かったつもりで帰宅したものの、宿題やろうとしたら、あれれ?となるのは想定内。
先日の講座をかいつまんで動画にしてみましたので備忘録的に使っていただけたら幸いです。
僕の拙い自作テキストの一部もアップしてみますので気になる方は是非ご覧くださいませ。
なんとなくこの動画を理解できれば途中受講大歓迎です。

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ためしてガッテンなJAZZ講座やってみたよ

世間は皆、桜に夢中ですね。

SNSのタイムライン上も、桜、サクラ、さくら、SAKURAで満開。

 

かくいう私も保育園や車窓から見える桜を見るにつけ日本人でよかったなぁ、と和んでるんですがね。

 

あ〜花見したい!

こう、昼間っから飲んでね、夕暮れ時、肌寒いんだけども酔っ払ってぽかぽかっとするみたいなやつがいいです。

 

あっと、妄想が過ぎましたが、こう桜に夢中ってことだと、

 「世の中にたえて桜のなかりせば春のこころはのどけからまし」

を思い出さずにはいられません(安住氏リスペクト)。

1000年以上前から人間のセンスってのはそんなに変わっていないんでしょうね。

 

さて、そんな花曇りの日曜となった昨日、

初心者向けの「はじめましてのJAZZ講座」

楽器経験者向け(ジャズは未経験&初心者)の「吹けたらカッコいいJAZZ講座」

ってのを名古屋伏見のヤマハにて行いました。

これは来週4/10から始まる新規開講のJAZZ講座のプレイベントです。

 

ヤマハのスタッフさんの尽力もあり、当初の予想を超える方に受講していただけました。ありがたやありがたや(合掌)。

 

受講していただいたのは現役吹部やジャズ部(ビッグバンド)の高校生や大学生と、

アラフィフ(違ったらすみません(滝汗))の音楽好きな お兄様&お姉様方。

 

「はじめましてのJAZZ講座」では、ビバップ、モード、フリー、コンテンポラリーなどの色んなスタイルの音源を聴きました。

それからNow is the time、Billy's Bounce、Straight No ChaserとFブルースを聞き比べて、2拍4拍で手拍子したり。

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「はいっ!こっからアドリブですっ!」

「はいっ!今アタマ!」

「はいっ!サビです。響きが変わったでしょ?」

とか。

果ては「アドリブの応酬ってのは、ひな壇芸人達によるトーク回し(アメトークのたちトーク)みたいなイメージです!(おいおい本当か?)」(笑)

まぁわいわい言いながらの90分。

 

こっちの「初めまして〜」の講座は、JAZZに興味あれば楽器の経験不問にして、もっとオープンな感じにした方がよかったかな。反省。

次回に活かします。

だから来月もやるよ(5/22予定)!

「初めまして〜」は無料です。奮ってご参加を!

 

 

一方、「吹けたらカッコいいJAZZ講座」の方は実際に楽器を吹きながら。

 

ジャズっぽいタンギングや息の入れ方、

メロディーを少しだけ変えてみるフェイクにも挑戦。

アドリブについての基本的な考え方について、なども。

ついつい熱が入ってしまい、予定していなかったダイアトニックコードまで無理無理入れ込んだ120分(続きはじっくり本講座で行いますので(苦笑))。

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受講生によって知りたいことが少しずつ違うので、臨機応変にやっていけたらと思います。

 

今まで何気なくBGM的にジャズを聴いていた方がほとんどだったと思いますが、

今回受講したことで、少し違った聴き方をしていただけたら嬉しい限りです。

 

さて、いよいよ今週土曜から始まる本講座。

まだまだ席には余裕があるとのこと(涙)。

受講生絶賛募集中‼︎

 

吹奏楽メインの方々もジャズ奏法の視点を持つことで、新発見、再発見があること間違いなしの満足度120%の充実企画です。

今まで「ジャズ アドリブ」で検索しては心が折れた貴方や貴女(私もそうでした)、

とりあえず理論の本買ってみたけど、心が折れた貴方や貴方(私もそうでした)、

この機会に是非!

 

本講座は4/9 13:30より伏見ヤマハにて。

 

目標は3ヶ月でブルースでのアドリブです!

「これがブルーススケールだから自由に演奏してください」なんて事は一切無し!

 

アドリブ演奏に挑戦することは、新たに言語を習得するようなもの。

本講座では、まさに語学番組のように、幾つかの単語を組み合わせて文を作り、スキット感覚でアドリブ演奏へとご案内いたします。

 

4/9、5/14、6/11

上記の各第2土曜が、コードやジャズ奏法などについての講座。

 

そして4/23、5/28、6/25

上記の各第4土曜が個人レッスン(30分)。

 

講座の内容を、個人レッスンで補完し、7/16の成果披露コンサートを目指します。

3ケ月+発表会と短期集中でモチベーション高いまま受講できます。

 

 

お問い合わせは下記からどうぞ!

www.yamahamusic.jp