イドフリミエログ

場末のサックスプレイヤーから見える風景

リーダーバンドライブという生存報告

 随分と陽気が良くなり昼間は半袖でもOKといった具合ですね。

鼻炎の薬さえ飲んでいれば、肌をなでる風に、新芽の新緑に、春の幸せを感じずにはいられません。

 

なのに、昨日4/22に名古屋新栄SWINGにて久しぶりのリーダーバンドのライブを行ってしまいました。

お越しいただいた皆様には感謝の言葉しかございません。

本当にありがとうございました。

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「久しぶりに平井さんのサックス聴きたいなぁ〜ライブやってよ!」

などという風に、誰かに頼まれたというわけではありません。

 

僕ぐらいの野良ミュージシャンですと、自己企画、自己集客が必須。

ライブをやってお金稼ごう!というより、

ライブという締め切りを作ることで自分を追い込みしっかり練習しなきゃ。

こんな僕ですが「活動してますよ!」という生存報告という意味。

 

当然自己企画なので編成も自分で決められますし、ピアニストやベーシスト、ドマラーもなるべく企画に沿ったメンバーをブッキングします。

 

その意味では今回のゲストに迎えた石田寛和氏のサウンド、そして僕自身の課題を消化・昇華できるベストメンバーで臨めたと思います。

 

東京在住の石田氏は僕の大学時代の後輩。

彼は学生時代からサックス演奏だけでなく、曲作りに精力的で、学園祭では彼のサックス四重奏のオリジナル曲を演奏した記憶があります。

確かコンテンポラリでミニマルな中にもロックな匂いのする曲だったかと。

 

今回、彼の協力を得ることでお客様が飽きない彩りのあるプログラムを組めたのではないかと自負します。

僕自身も演奏したことのない彼のオリジナル曲に取り組めるし、曲の解釈などを作曲した本人に直接尋ねられるので、とっても勉強になります。

世界各地で活動する彼の世界観はとても刺激的でした。

 

ピアニストの林祐市氏と音楽観が近いところがあるようで、終演後にはお互いの好みのサウンドについて盛り上がっていました。

石田氏も林氏のサウンドに大いに刺激を受けとっても喜んでいたので、ブッキングした僕も思惑通りといったところです。

 

今回だけに終わらず、今後も継続的に彼と活動できたら、また、僕単独でも石田氏の曲を演奏していきたいなと思います。

 

でもね、実は、今回石田氏が来名する羽目になったのには全く別の理由があるのです。

そもそも一昨年かな、僕のライブにふらっと来たんですよね。しかも車で。

 

新幹線じゃないの?って聞いたら、

車買い換えたからドライブしたくってって。

「何買ったの?」「ロードスター」「マツダの?」「うん」「へー新車?」「ううん、前の型(当時は現行ND型はリリース前なので購入はNB)でだいぶ古い」「ふうん」てな具合。

当時はなんでその車にしたんだろ?って思った程度。

なんせ彼はヨーローッパ車の所謂ホットハッチを乗り継いでいたので意外だったのです。

 

そして2015年末。

「嫁の車そろそろ限界よな〜」なんて思いつつネットで物色してた僕。

僕の車SUVなんであくまでそっちを家族のメインカーにし、セカンドカーで何かないかなって感じ。

 

でも元々車やバイク嫌いじゃないから、どうせなら運転楽しいのがいいよねって色々物色したんだけど、結局行き着いたのがNB型ロードスター

「あ、ロードスター、これめっちゃ楽しそうやん」

「ん?あれ、そういや、石田くん買ったのこれ(NB)かも?」

ってソッコーで確認。

元々車の趣味は合うのできっとNBだろうと思っていましたが果たして…

 

石田氏もソッコーで「そう、 NB。ようやく良さに気付いた?」っって。

 

「い〜な〜ソレ」「い〜よ〜コレ」などどやり取りの後、「見せびらかしに行こうか?」「おう、じゃ口実にライブやろ」となったのであります(一部脚色有)。

 

ライブ前日の4/21に名古屋入りするも春の嵐で荒天。

仕方ないのでリハしっかりした後、しっかり飲み。

 

でもって翌ライブ当日4/22、風は強いものの快晴!

絶好のドライブ日和に、合わせもせず 揖斐から徳山ダムまでのワインディングをドライブ。

帰り道には少し運転させてもらっちゃてもう大満足でした。

 

現在家族の説得が無理ゲーなのですが何とか突破口を見つけようと必死でございます。

なかなか叶う希望だとは思いませんが、常に持ち続けいつかは実現しようと思います。

 

今度はコンボではなく、クラシックマナーのサックス四重奏での演奏が目白押し。

ホールコンサートではないので、距離感近く接せられるかもしれません。

曲の合間のMCも期待していてください。

 

 では失礼いたします。

 

平井尚之

 

ナゴヤサックスフェスタ2016で演奏してきた

昨日は、ナゴヤサックスフェスタ(以下NSF)でありました。

こちら、すっかり年度替わりの恒例行事です。

内容もますます充実し今回も満席の大盛況。

 

<恒例の大トリ、100人のサックスオーケストラ開演前 ジャンケン大会の図>

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このNSF、地元の若手プレイヤーで組織された実行委員が企画・運営しています。

また、彼らは勿論、出演するプレイヤー達もNSFへの当事者意識が強く、みんなが一体となってNSFを、ひいては名古屋のサックスシーンを盛り上げて行こう、という気概に溢れています。

 

この気概にメーカーや楽器店の皆さんが応じてくださり、ブース出展や協賛につながって更にお客様を呼び込め、そのお客様の期待に応えようとプレイヤーも更に頑張る、という好循環になっているのだと思います。

 

この好循環、作ろうと思っても、なかなか作れるもんじゃありません。

色んな人の意見に耳を傾け、更に魅力的なNSFにすべく、みんなで工夫&努力し、大切にしていかなければいけませんね。

 

とはいえ昼過ぎから宵の口までずっとサックス、サックス、サックス。

手を変え、品を変え、次から次へと、サックス。

 

飽きそうなもんなんですけど、好事家にはご褒美。

だって大好きなサックスに一日中どっぷりと浸れるのですから。

 

「東海地方のプロ? どれどれ」

「今年の学生の出来は? ふむふむ」

「コンクール入賞アマチュア? (!) プロ涙目(笑)」

「いやいやいやいや、とはいえやっぱプロ上手え!!!(感動)」

などといった具合(注:セリフはいずれも想像)。

 

NSF帰りに同伴者と軽く一杯やりながら、

「いやぁやっぱり雲井先生のアドルフサックスすげぇ」

「いやぁ、やっぱりキレッキレの原さんすげぇ」

「(二人同時に)うし、明日からもっと練習すっぞ」

などど余韻にも浸れちゃう上にやる気スイッチまで押されちゃいます。

 

来年は4/16の開催が既に決定しているとのこと。

是非リピーターも新規さんもいらしてください!

 

でも出演者はプロもアマも昨夜帰宅したらぐったりでしょうね。

前日リハと当日も朝早いし、昨日の名古屋の朝は嵐でしたし。

また、はしゃぎすぎた何人かは二日酔いでしょう。

 

え〜一方、末端構成員の僕はといえば、

老害

「そもそも平井って誰?」

「誰かのバーター?」

などの声もちらほら聞こえる中、今回も恥を忍んで生存報告をさせていただいた次第。

昔から参加しているよしみでオープニングのサックスオーケストラの末席に加えていただき、チャイコフスキーの1812を演奏。

 

僕の左側には関西からお越しいただいたトゥジュールSQの森下さん。

左前にはナゴヤサックスフェスタ東京支部長の田中靖人先生。

右前には僕が浪人生時代に晩飯を奢ってくれた名芸大の滝上典彦先生。

錚々たる顔ぶれに囲まれビビりつつ、ニヤけつつ、なんとか無事吹き切りました。

 

そしてもう一つのミッションが、ステージと並行して違うフロアで行われる「すぐに使えるJAZZ講座」。

メンバーは三輪さん率いるビジューSQの面々と不肖、私。

同じ時間帯、すぐ隣でキラーコンテンツ「愛子のアレキサンダーテクニーク」が行われており、「すぐ使」には誰も来ないのでは?と思われましたが立ち見の盛況ぶり。

改めてビジューの人気を見せつけられました。

 

「すぐ使」ではフェイクからペンタトニックスケールを使ったアドリブの、考え方や演奏のヒントを説明させていただきました。

今回の切り口、かなり分かりやすかったと自画自賛しておきます。

この続きは通常営業中のJAZZ講座でやりますので是非。

 

最後に、今週金曜の夜4/22は新栄のSWINGへ是非!

東京からサックスプレイヤー、コンポーザー、大学の後輩でもある石田寛和氏を迎えてライブを行います。

普段ジャズライブに馴染みのない吹分高めな、あなたやあなた。

今「宣伝かよ」とか言って舌打ちしたでしょ!聞こえましたよ!

安心してお越しください。退屈させません!

石田氏のおしゃれで美しい曲も勿論何曲か演奏します。曲の着想やイメージなど、普段聞けない話なんかを僕がつっこんで聞いちゃおうと思っています。ピアニストやベーシスト、ドラマーにもそれぞれの曲について聴きどころやエピソードトークを交えつつ演奏できたらと思っています。

 

ではまた金曜の夜に会いましょう!

 

※お越しくださる聡明な方、事前に下記などからメッセージ頂ければ席確保いたします

平井メアド kingsupertwenty@gmail.com

平井FB https://www.facebook.com/naoyuki.hirai.7

Live spot SWING homepage  http://www.jazzspotswing.sakura.ne.jp/

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マスターズ・ブラス・ナゴヤ 第1回定演に行ってきた

桜の見頃も過ぎ、ようやく人々の心が平常運転になってきましたね。

 
こないだの土曜には、かねてよりご案内のジャズ講座がスタートいたしました。
お陰様で満席の盛況ぶり!
(人数分の椅子しか出していないんですけど)
 
早速、話が長いのがステキ〜!
寒いオヤジギャグが最高!
などなど、大好評をいただいております。
 
さてそんなこんなで日曜日、
マスターズ・ブラス・ナゴヤの第1回定期演奏会へ行ってきました。
こちらは愛知芸文コンサートホールが正真正銘の満席。壮観でございます。
演奏者としてのランクの違いを痛感いたしました。
 
どうでもいいですけど、名古屋人ってナゴヤって表記するの好きなんですかね。
他の地域でもままあることなんですか?誰か知っている人教えてください。
シズオカ、とかフクオカとか、あんまりピンとこないんですけど。
 
気になるサックス陣は、いつも何かと公私ともお世話になっているアリオンの小森伸二、佐野功枝、遠藤宏幸の各氏に加え、フレッシュかつ美男美女の水野悠太と国領さおりの両氏が加わった5管体制。
国領さんの拡大写真と「サオリーヌLOVE」の文字を貼り、モールで縁取った渾身の自作ウチワを自宅に忘れたのが悔やまれます。
 
演奏曲目は次の通り。
 
リヒャルト・ストラウス 祝典前奏曲 Op.61 
三枝成彰 トランペット協奏曲(ユーフォ版) ソリスト 安藤京平
ジェイムス・バーンズ 交響曲第5番「フェニックス」
 
いやぁ重厚なプログラムですねぇ。
後半はバーンズ1曲という。
この選曲はこのバンドが今後活動していくにあたっての決意表明と言えますね。
 
演奏もマスターズと名を冠しているだけあり、意欲的なプログラムを流石の素晴らしい演奏で聴かせてくれました。
バンドとしてのサウンドやアンサンブルの質の高さは勿論、それぞれの楽器による美しいソロやソリも聴きごたえ充分。
団員たちも緊張感を持ちつつリラックスし、新しいこのバンドのサウンドを創り出す喜びを噛み締めながら演奏している様でした。
 
オルガン脇のバルコニー席だったので指揮の鈴木氏の表情がよく見えました。
名電吹部のトランペット隊がバンダを務めていたのですが、彼らと共に更なる高みへ昇ろうと指揮する鈴木氏の喜びと優しさにに満ちた何とも言えない表情が印象的でした。
 
次回の第2回定期演奏会は、来年4月1日にしらかわホールでの開催が決定しているようです。
しらかわは芸文に比べて席数は1/3位だと思うのであっと言う間に完売しちゃうんじゃないかなぁ。
 
さて、話は戻ってジャズ講座。
ジャズといっても、内容はコードネームに関することや簡単なフェイクなど吹分高めな方なら、是非知っておきたい基礎的な知識ばかり。
 
受講生の皆さんも、その時は分かったつもりで帰宅したものの、宿題やろうとしたら、あれれ?となるのは想定内。
先日の講座をかいつまんで動画にしてみましたので備忘録的に使っていただけたら幸いです。
僕の拙い自作テキストの一部もアップしてみますので気になる方は是非ご覧くださいませ。
なんとなくこの動画を理解できれば途中受講大歓迎です。

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ためしてガッテンなJAZZ講座やってみたよ

世間は皆、桜に夢中ですね。

SNSのタイムライン上も、桜、サクラ、さくら、SAKURAで満開。

 

かくいう私も保育園や車窓から見える桜を見るにつけ日本人でよかったなぁ、と和んでるんですがね。

 

あ〜花見したい!

こう、昼間っから飲んでね、夕暮れ時、肌寒いんだけども酔っ払ってぽかぽかっとするみたいなやつがいいです。

 

あっと、妄想が過ぎましたが、こう桜に夢中ってことだと、

 「世の中にたえて桜のなかりせば春のこころはのどけからまし」

を思い出さずにはいられません(安住氏リスペクト)。

1000年以上前から人間のセンスってのはそんなに変わっていないんでしょうね。

 

さて、そんな花曇りの日曜となった昨日、

初心者向けの「はじめましてのJAZZ講座」

楽器経験者向け(ジャズは未経験&初心者)の「吹けたらカッコいいJAZZ講座」

ってのを名古屋伏見のヤマハにて行いました。

これは来週4/10から始まる新規開講のJAZZ講座のプレイベントです。

 

ヤマハのスタッフさんの尽力もあり、当初の予想を超える方に受講していただけました。ありがたやありがたや(合掌)。

 

受講していただいたのは現役吹部やジャズ部(ビッグバンド)の高校生や大学生と、

アラフィフ(違ったらすみません(滝汗))の音楽好きな お兄様&お姉様方。

 

「はじめましてのJAZZ講座」では、ビバップ、モード、フリー、コンテンポラリーなどの色んなスタイルの音源を聴きました。

それからNow is the time、Billy's Bounce、Straight No ChaserとFブルースを聞き比べて、2拍4拍で手拍子したり。

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「はいっ!こっからアドリブですっ!」

「はいっ!今アタマ!」

「はいっ!サビです。響きが変わったでしょ?」

とか。

果ては「アドリブの応酬ってのは、ひな壇芸人達によるトーク回し(アメトークのたちトーク)みたいなイメージです!(おいおい本当か?)」(笑)

まぁわいわい言いながらの90分。

 

こっちの「初めまして〜」の講座は、JAZZに興味あれば楽器の経験不問にして、もっとオープンな感じにした方がよかったかな。反省。

次回に活かします。

だから来月もやるよ(5/22予定)!

「初めまして〜」は無料です。奮ってご参加を!

 

 

一方、「吹けたらカッコいいJAZZ講座」の方は実際に楽器を吹きながら。

 

ジャズっぽいタンギングや息の入れ方、

メロディーを少しだけ変えてみるフェイクにも挑戦。

アドリブについての基本的な考え方について、なども。

ついつい熱が入ってしまい、予定していなかったダイアトニックコードまで無理無理入れ込んだ120分(続きはじっくり本講座で行いますので(苦笑))。

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受講生によって知りたいことが少しずつ違うので、臨機応変にやっていけたらと思います。

 

今まで何気なくBGM的にジャズを聴いていた方がほとんどだったと思いますが、

今回受講したことで、少し違った聴き方をしていただけたら嬉しい限りです。

 

さて、いよいよ今週土曜から始まる本講座。

まだまだ席には余裕があるとのこと(涙)。

受講生絶賛募集中‼︎

 

吹奏楽メインの方々もジャズ奏法の視点を持つことで、新発見、再発見があること間違いなしの満足度120%の充実企画です。

今まで「ジャズ アドリブ」で検索しては心が折れた貴方や貴女(私もそうでした)、

とりあえず理論の本買ってみたけど、心が折れた貴方や貴方(私もそうでした)、

この機会に是非!

 

本講座は4/9 13:30より伏見ヤマハにて。

 

目標は3ヶ月でブルースでのアドリブです!

「これがブルーススケールだから自由に演奏してください」なんて事は一切無し!

 

アドリブ演奏に挑戦することは、新たに言語を習得するようなもの。

本講座では、まさに語学番組のように、幾つかの単語を組み合わせて文を作り、スキット感覚でアドリブ演奏へとご案内いたします。

 

4/9、5/14、6/11

上記の各第2土曜が、コードやジャズ奏法などについての講座。

 

そして4/23、5/28、6/25

上記の各第4土曜が個人レッスン(30分)。

 

講座の内容を、個人レッスンで補完し、7/16の成果披露コンサートを目指します。

3ケ月+発表会と短期集中でモチベーション高いまま受講できます。

 

 

お問い合わせは下記からどうぞ!

www.yamahamusic.jp

 

 

 

 

 

 

 

今週末は桜満開なのでJAZZ体験イベントやりますわよ(はあと)

いよいよ桜とスギ花粉がピークに達しようとしております。

こうなると欲しくなるのが春物衣料。皆さまもう何か買いました?

僕はこないだの秋物もバブアーのビデイルを買ったのみ。他にパンツと靴下を出先で急遽買ったくらい。だから繰り越した予算を春物に投入する権利を有していると思うのですが、財務大臣閣下、いかがでしょうか(土下座)。

 

え~ゴホンゴホン。予算獲得概算要求いたします!!

まずはスニーカー。

コンバース オールスターハイカット 約¥6000~7000

これは今春絶対必要と思われます!

ナイキのクラシック系やエアマックスは食傷気味。

ガウチョパンツみたいな太めのシルエットには勿論、ジョガーパンツにも相性良し。ジャックパーセルも捨てがたいけどコスパ高いオールスターでお願いします。色は白。

・ジョガーパンツ GUなら¥1990

ナイキセレクトショップ別注が欲しいところですがなかなか手に入らないかな。ここはGUでもOKです!できれば裾ゴムシャーリングではなくてリブニットの物がいいんだけど今季はゴムシャーリングが多いかな。

・丈長アウター ブランドによるけど¥15000目処

コーディガンやステンカラー、チェスターとかの丈が長めで薄手のジャケットが欲しいなぁ。素材は綿とか麻の。無理なら諦めます。。。

何卒お大臣様、家臣のハッピーの為の予算をお願いいたします~

と、ここまではお大臣様の許可さえいただければ、予算さえ獲得できれば手に入るモノばかり。

 

え~やや長くなりましたが、さて本題。

この春からは、そんなお金で手にできるハッピーではなく、能動的な活動によって得られるハッピーに目を向けてはいかがでしょうか?

まず今週末4/3(日)はヤマハ伏見店にて、ジャズに少しでも興味のある方におススメのイベントを行います。

4/9から始まるJAZZ講座のプレイベントです(詳しくはkingsupertwenty@gmail.comまで)。

音楽教室経験者、吹奏楽経験者大歓迎!もちろん楽器初心者、サックス以外の楽器も大歓迎です!とにかく色んな人に知って欲しい!

誰もがリズムと旋律を自由に、能動的に楽しめるようなプログラムでお待ちしています。

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って話し変わりますけど、いつも思うんです。吹奏楽経験者にとってのジャズに対するアレルギー強すぎませんか?って。

ジャズなんかできない、自分には関係ない世界なんだって思い込んでいませんか?

例えるなら中学時代、真面目ちゃんが、やんちゃ君を見るノリに近いかな?

実際ジャズもやんちゃ君も?、きっと大人になってから付き合ってみるとイイ奴ですよ。

 

それから、是非とも参加して欲しいのは、学生時代とかに楽器をやってたけど、諸事情で今はやめちゃった人。

個人持ちの楽器が無い、そこそこ練習したのに上手にならない、楽団の人間関係が煩わしい、などなど。

やめざるをえない理由は色々だと思うけど、その辺は僕とヤマハがどーんと面倒見ます。

しばらく眠っていた楽器の調整会も同時開催しますし、マウスピースやリードについてもアドバイスできると時間を設けますので、どーんと安心してまずは今週末のイベント冷やかしてくださいね!

 

と、言うわけでこのブログを最後まで読んでいただきありがとうございます。

お礼ついでにあなたの知り合いに、このイベント及び本講座を薦めてくださいませ。

お願いいたしますわよ!

 

きそがわポップスバンド第15回演奏会に行ってきた

そう、こーゆーこと!

と、まさに膝を打った(打ってないけど)演奏会でした。

 

何でも「ちょっと先の感じ」ってのが気持ちをくすぐるもの。

グルメやサービス、洋服や音楽もそう。

「ちょっと先」「半歩先」ってのがいつだって実は「今の気分」なのです。

手に入らない、手の届かないものじゃなくて「自分にもできたらいいな」って感じ。

この感じってすごく今っぽいっ流れだって思うんですよ。

それを強く感じて思わず膝を打った次第です。

 

部活動では、楽器の演奏技術向上だけではなく、目標に向けて個人的問題を解決しチームとして大きな目的を成し遂げるというプロセス、音楽をアカデミックに学び審美眼や思考力を養うといった、ある意味分かりやすい「楽しさ」とは違った目的があるかもしれません。

進学や就職で部活動から離れてもなお、吹奏楽を続ける場合、一般バンドに加入することが主なルートですよね。(ま、個人的に続けたり、ジャズに目を向けたりってのも勿論あると思いますし、私的には後者の方々からのオファーを待ち続けておりますよ!いやみんなから待ってます!)

一般バンドってのにも色々あるそうですが、まず前提として「自分達が楽しもう!」ってのがどのバンドにも共通しているんじゃないかと思います。

今回行った、きそがわポップスバンドもベースは地元の雄、木曽川高校のOB・OGだとのことですが、年齢、性別、性格、趣味嗜好など違うメンバーが「吹奏楽を楽しみたい!」というワードで集まっているはず。

そして、彼らは全力で「楽しいぞ!」っていうバイブスをビンビン発していました。

ホールは一宮市民会館。2階席併せて1500席くらいだったと思いますが、おそらく1000近くは埋まったんじゃないでしょうか。無料とは言え素晴らしい集客力です。客層はお約束の団員関係者と圧倒的に多いのが中高年。このおっちゃんおばちゃん達、無料イベント好きですよね。

ポップスバンドと冠しているのでビッグバンド的な要素が多いのかしら?位の気持ちで行きましたが吹奏楽の大編成。なので選曲がポップス寄りということなのでしょう。

オリジナル曲やクラシックアレンジ曲をどーんと演奏して、ぐっすり寝てる中高年が拍手で目覚める(笑)って感じにはならなそうな選曲です。

もう少しクラリネットの団員数増えるといいですね。それに比してトロンボーンが壮観でした。昨日は9本、ユーホ4本、チューバ2本で中低音が極厚(笑)。中でサックス吹くと、後ろからしっかり持ち上げてくれて気持ち良さそうです。

 

ボーン9本、クラ6本!

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演奏はベースがモッコーだからか、ちゃんとサウンドしています。年50本の本番こなすって言ってましたから練習時間があんまり無さそうですね。怪しい曲もありました(苦笑)。練習が本番って言う、走る公務員こと川内優輝も真っ青なところもありそう。

<注:モッコーってのは地元吹部出身の人には言わずもがなですが県立木曽川高校、略してモッコー。西尾張地区のトップに君臨しており僕も高校時代、地区大会シードのモッコーの模範演奏に腰を抜かしたもんです。揃いのTシャツ着て、キリッとした眼差しで指揮者を見上げるクラリネット女子なんか高嶺の花。今思い出しても若干の甘酸っぱさと同時に漠然とした敗北感が湧き上がります(笑)>

 しかし、そもそも観客は完璧でアカデミックな音楽を求めて来場していません。

アラを探しにわざわざやってきたわけではないのです。

「面白そう」だから来ているのです。

ちょっとくらい音程が?でも無問題。

ハイトーン外しても無問題。

曲によって音が怪しいのも無問題。

それらは逆に親近感になるってもの。

完璧な女性ではなく、ちょっとアレな女性にこそ萌えるのと同じことです。ん?それ同じか?

とにかく「このフレーズ吹くとすげぇ気持ちいいんだ!聞いてくれ!」という気持ちが伝わってくる演奏でした。

それに観客を惹き込み、巻き込む演出もお見事。

ドリルステージでは可愛いらしいセカオワ

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突如野球が始まりました

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遂に楽器を置いて合唱!

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全力で演奏し、全力で楽しんでいるのを目の当たりにすると自然と笑みがこぼれるというもの。

その全力の奥に、パート同士、ソリスト同士、更に家族をも巻き込んだ、音楽での濃密なコミュニケーションが浮かび上がってきて、「こんな関係っていいな」「音楽っていいもんだな」ってお客さんは思ったと思います。

音楽できる人なら、いや、できない人さえも「自分にもできたらいいな」って思ったんじゃないかな。

演奏者が楽しみ、その楽しみに聴衆を引き込み、参加したくなる、こんな感じを大切にし、手の届くものにするお手伝いができたらと思った日曜の午後でした。

「自分もサックス吹けたらな」

「もう一度サックスやってみよう」と思ったらkingsupertwenty@gmail.comまで。

きそがわポップスバンドの皆さんもジャズ、少しかじってみませんか?普段の音も良くなりますよ!(笑)

 

モノカラコトヘ

昨日、平成28年3月15日をもちまして満42歳になりました。

普段お会いできていない方々、いつもそばにいてくれる仲間たちなど、いろんな方々から、たくさんのメッセージをいただきました。ありがとうございます。まだ返信が追いついておらず失礼しておりますが、今後ともよろしくお願いいたします。

 

いやしかしねぇ、私のように家庭を持ち、ややお金に困る程度の生活を送っておりますと、自分の誕生日におけるイベント性は無くなってくるものなんです。ってみんなそうですよね?

僕の誕生日=子ども等がケーキを食べる口実ってなもんです。

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ええ、私の大好きなイチゴのタルトですが、家中の者も大好き。ほとんど食べられてしまうのです。

まぁそれはいい。酒さえ飲めれば問題ありません。

それにしてもキルフェボン、名古屋にまた出店してくれないかなぁ。

 

いやね、今の若者達は違うのかもしれませんが、私の独身時代にはね、彼女の誕生日ってのはそれはそれは大切なイベントでした。

もう金に糸目はつけません!的なスタンスで臨んでたもんです。今思うとメディアに乗せられていたのかしら。ま、メディア自体今ほど多くないので全体的に乗せられてたかも。

「気持ち=高価なプレゼント」っだった節、否めないもん。

 

でもね、昨日妻からもらったプレゼント、全然安いのにうれしいやつでした。

 

まずはこれ。 f:id:kingsupertwenty:20160316205521j:plain

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この春から新たに始めるJAZZ講座で使えるでしょ?ってなわけ。

って実は、愛されてるっていうよりプレッシャーかけられてるっていう理解が正しい?(笑汗)

 

そしてこれ。

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 どっかで引き抜いてきた真田丸のパンフ。

ってこれ嬉しいけどタダだろ(笑)

ついつい見ちゃうと、この人物相関図は前半のだと思われ。

本多忠勝の娘(吉田羊)がいます。水曜どうでしょうとこのあとどうなることでしょう。

梅(黒木華)と、きり(長澤まさみ)がともに幸村と夫婦になってます。三角関係が楽しそうですね。あ~次の日曜が待ちきれない!

ここには載ってないけど、いずれ幸村は大谷吉継片岡愛之助)の娘も娶るはず。誰が彼女を演じるのでしょう?わくわくします。

ってやってるうちに酒が進む進む。っていう感じでナイスプレゼント!

 

これら、安さ大爆発、又はタダ同然なのに、しっかり僕の嗜好を理解し、それらを手にした僕から、更に会話や仕事を発展させられる可能性を持っているっていう。

これって所謂「モノ」から「コト」っていう世間の流れを端的に示す好例ではないか?と思った次第。

「プライスレス」っていう価値って、これも昔と同じようにメディア誘導されてるのかも知れないけど、要するに「品物」じゃなくって「経験」ってことですよね。

実際、お金で代替できる「モノ」と、こころや気持ちなど形にできない「コト」に価値を見出したい、っていう気分は世間全体に流れているように感じます。

そんな空気な今、楽器が吹けるって「プライスレス」の筆頭じゃないかなと思います。

プレイヤーじゃないと得られない喜びや辛さってとってもエキサイティングですよね。

是非、学生時代に楽器に青春捧げてたって人、これから青春捧げる人、一歩踏み出して僕に連絡くださいませ(笑)

kingsupertwenty@gmail.com