イドフリミエログ

場末のサックスプレイヤーから見える風景

アドリブ講座1stシリーズ終了。そして2nd&1stシリーズ同時開講(名古屋&岐阜)!

「梅雨明け十日」ってやつでしょうか。

暑いですけどいい天気が続きますね。

数年前はこの時期、ザックにテントと食料を詰めて縦走に出かけたもんです。

 

歩き疲れた夕刻に山小屋で飲むビール。

満点の星空の下で飲むモルト

最高であります。

 

でも、もう少し子どもたちに手がかからなくなるまで辛抱ですかねぇ。

きっといつか息子たちと一緒に登りたいですね。

 

その変わり、と言うわけではありませんが、家族みんなで楽しめるとこに出かけよう!と、梅雨が明けた7/18に大相撲名古屋場所へ。

まあ家族ってより、妻たっての願いだったんですけど。

(場所中は妻が毎晩、録画した相撲中継をチェックしているおかげで、僕も少しずつ詳しくなってしまい、今では僕の方がはまっているという大惨事。)

 

ウチの妻には最初の相撲ブームですが、世間は何度目かの相撲ブーム到来だそう。

 

僕の相撲の記憶は小学校低学年、北の湖の最晩年、千代の富士の時代の始まりの頃だっけ。なぜか北天祐が好きだったなぁ。

 

若貴時代はすごいブームでしたけど相撲自体はそんなに見てなかったかも。

サンタフェ宮沢りえ貴花田との会見は覚えとるなぁ。テーブルの下で手つないどったなぁ(遠い目)。

 

しかし今のブームなぜ?

千代の富士若貴のような圧倒的な人気力士っていなくないですか?

 

ヒール白鵬 VS 日本人力士って図式?

いや、それだけじゃないだろうなぁ。

だって、そんなプロレス的じゃなくって、今はもっとガチンコな感じしますもんね。

 

左から当たってあとは流れで、とかありましたね、それは八百長問題の時かな。

他にも暴力問題や賭博問題もあって、いつだったか場所開かなかったこともありましたもんね。

そんな低迷期、すっごく大変で、というか大相撲自体の存続の危機で、それを懸命に乗り越えようとした協会や、それを支える色んな人々の熱意と努力が今のブームの立役者ですかねぇ。

ひよの山やスー女の出現、協会や部屋のおもてなし精神の浸透とか、そういう事の積み重ねじゃないでしょうか。

明らかに旧態然とした組織から現代的な組織へ変わりつつあるように感じますもんね。

こんなのも一昔前だったら考えられないですもんね。


大相撲力士会が歌う「ひよの山かぞえ歌」

 

見ている人にはちゃんと届いていて、それがじわじわ広がって、今の札止めの状況を作っているのかもしれませんね。

だとしたらブームという一過性のものでなく、今まさに文化として改めて形作られている最中ということでしょうか。

観客同様、新弟子も増えていくようになれば最高ですね。

 

自分の音楽活動やアドリブ講座もそうかも。

聴くだけじゃなくって、自分でアドリブ演奏するっていう新たな(昔からあったけど)切り口を受講者目線で考え、発信し続けるしかないですね。

 

えっと話戻します。

そう、ブーム到来中だから、チケット手配ももう大変なんですよ。

 

まずチケット大相撲が最速の先行予約。

まずはここであっけなくハズレ。

 

次は中日新聞販売店で先行予約(の抽選)を受け付けているんですけど、まずこれがあっけなくハズレ。

どうゆう仕組みで受付・抽選してるんだろう?よくわかりませんがダメでしたって連絡ありました。

 

では、と、チケットぴあの先行発売日に電話。

200回以上かけても繋がらず、30分後にようやくつながりました。

なんとか海の日の枡席Bをゲット!

 

しかぁし!

電話予約はコンビニ等で期限までに別途決済せねばならなかったのですが、俺氏、なんとこれをすっかり失念。

(言い訳:電話口でカード決済したつもりになっていた)

 

そのせいでチケット受け取り期限を過ぎてしまい、全てがなかったことに!

 

これには普段、外では温厚を装っているな妻もいつもに増して激昂し、事態を収束するのは困難を極めました(物忘れの激しい僕もさすがに反省。ほんとごめんって)。

 

しかし全ては時間が解決してくれ、ようやく普段の生活を取り戻したかのように見えたり見えなかったりする、ある日の昼下がり。

 

たまたまPC作業中に、チケットぴあからメールが。

 

件名に「枡席のチケット購入チャンスのお知らせ」。

な、なんだと?

 

光の速さで諸手配。

奇跡的に再度、海の日の枡席Bをゲットし、汚名返上した次第。

持ってるねぇ、オレ。

 

 

いやぁ、あぐらをかいて、ワインをちびりちびりとやりつつ、力士たちのぶつかり合いを眺めるという、実に乙な体験でございました。

高安、栃煌山、千代の国の今後の活躍に期待!

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白鵬日馬富士の両横綱が敗れるという波乱。

乱れ飛ぶ座布団(ウチは投げてません!)。

溜席の人とかマジで危ないんでやめましょう。

下の写真では溜席の人たちが身を守るために防災頭巾のように座布団を使用しているのがわかりますね。

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といつものように前置きがやけに長くなってしまいましたが、先日、4月に開講したアドリブ講座の1stシリーズが無事終了。こっからも読んでね。

ヤマハ伏見の楽器売場にてステージを作っていただき、ふらっと来店されたお客様や講座受講をお考えの方、そして受講生の皆様のご友人やご家族に、熱いアドリブ演奏を披露していただきました。

 

思えば、大人になってから楽器を始めた方、吹奏楽を長年続けておられる方、ビッグバンド部で楽器を始めた方などなど、今回の受講生の方々の楽器との距離感は様々でした。

 

しかし、コードの存在は知っていてもしっかりとはわからないという状況は皆さんに共通していましたし、普段レッスンや所属団体での活動の中では、コードやスケールについて学ぶまとまった時間が取りづらい、という状況も共通していました。

(あ、一旦はwebや理論書を眺めてみたが、そっとそれを閉じたっていう経験も共通してたかも(笑))

 

そんな受講生の皆さんに、今回の「コードの知識」「アドリブの作り方&考え方」に主眼を置いた1stシリーズ「welcome JAZZコース」は、うってつけの内容だった、と自負しております。

 

そして、めでたく受講生の皆様は、自動的にアドリブ講座の「準構成員」となり、講座の受講の有無に関わらず、今後の発表会には出演していただくこととなります。

いずれ、アンサンブルやコンボを組めたらと妄想しておりますよ!

 

と、いうようにこの場限りで終わってしまわず、今後も継続的に演奏できる場を作っていくことも大切だと思っているわけです。

でも、今回の講座で覚えたことを何度も使って音楽と接していかないとなかなか習熟はしません。それにはもう少し経験を積む必要がありますよね。

 

このシリーズは短期講座。4ヶ月サイクルで一年中開講しています。

(12月に新規開講予定の3rdシリーズと併せて全3過程を常に4ヶ月ずつ3サイクル稼働)

ですから講座内容が定着するまでレッスンに通っていただくのもよし、

再度同じ講座を受講して復習するのもよし、

次のシリーズに進むもよし。というわけです。

 

と、そんなわけで2ndシリーズ「smile JAZZコース」が8月から始まります。

 

こちらでは「近親調内での転調」や「コードとスケールの関係やテンションノート」に主眼を置こうと考えています。

エレクトーンや軽音楽系の経験があり、コードについて、うっすら知識のある方ならばこちらのコースから受講していただいてもいいのではと思います。

こちらも1stシリーズと同様、講座のあとに個人レッスンがありますので、一人一人の進度や理解度に合わせてご案内できると思います。

 

詳しい内容はチラシをご参照くだされ。

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そしてそして。

時同じくして岐阜でもアドリブ講座が始まります。

こちらはまずは1stシリーズ「welcome JAZZコース」から。

Rise Musicの代表であり、畏友・遠藤氏のご協力の元、岐阜では講座とレッスンのバラ売りができます(笑)。

もちろん「全部のせ」がオススメですがお財布事情やスケジュール事情も考えつついかがでしょう?

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あ、名古屋・岐阜とも、講座予定日に既に予定があって受講できない場合は、個人レッスンの時間を延長するなどして、できる限り補講いたしますので、まずはご相談を。

ヤマハ伏見のスタッフの方々と遠藤氏、非常に柔軟に対応してくれていますので、必ずや善処できると思いますので。

 

しかし、こうゆうのはどっかで詰め込まないとなかなか、ね。

ジャズの聴き方、絶対変わります。それだけでも価値があるかと。

 

では。

平井尚之

 

 

 

生存報告と告知ちょこっと

随分更新をサボってしまいましたが、毎年こんなに暑かったですっけ?

 

もう40回超(!)の夏を迎えたというのに、夏のその圧倒的な暑さに新鮮かつ残念な驚きを感じる、ってのを毎年繰り返しています。

 ちょっとくらい覚えててもいいと思うんですけど、やっぱり忘れてしまうんですよね。

 

思えば、僕はちっちゃい頃から忘れることに関してはエリートだったからなぁ。

今でも曲順とか、コード進行とか、人の名前とか、頼まれごととか、パスワードとか、道順とかなんて全然ダメ。鍵とか携帯も。

楽器忘れて出かけたことも何度もあるし…お酒飲んだら大抵のことは忘れてるし…

 

あぁ、こんなことではこの先、本当にボケた時、家の者共は誰も気付かないんじゃないかな、とか、思ったりしていたら、この3週間ほどブログを更新するのを忘れていました。ということにしておこう。

 

さて、そうこうしている間にもいろんなことがありました。

NBAファイナル、イチロー偉業、広島快進撃、グランパス2部落ち危機などなど。あ、フランスってばドイツに勝ったのね!すげ。

 

・6/26(sun)  sax quartet METEOR Live at DOXY

岐阜→各務ヶ原→名古屋と3ヶ所でのプチツアーの最後をドキシーさんで。

足を運んでくださったお客様とメンバーのおかげでとってもいい経験ができました。みんな、ありがとう!

 

これからも継続活動していくのですが、僕の野望はメンバーのジャズ色を少しずつ濃くしていくこと(笑)。そのあたりの変化・熟成具合も楽しんでいただけたらと思います。

僕もクラシック的なアプローチもジャズ的アプローチも頑張ります!

 

香代ちゃん顔小さっ。

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演奏後、軽く打ち上げでも、となったのですが日曜夜の新栄界隈はひっそり。

ぽつりぽつりと年中無休のデフレ系居酒屋が営業していましたんですが、ここは迷わず僕の行きつけのイタリアンバルへ。

いつもの100円ワインもいいんですが、ここのお店(中区役所前店)は別途ワインリストがあるじゃないの。

エスカルゴにプロシュート、モッツァレラをつまみながらちょっとだけ贅沢ワインで(何度も)乾杯!

ウチの近所の2軒にはワインメニュー無いんだよなぁ。残念。

ちなみに僕は青豆の温サラダ¥199がお気に入りです。

 

皆様、また次回もよろしくおねがいいたします。

 

 

・7/3(sun) Special Summit vol.2 Live at Piacere

トランペットの宮本さん、ベースの谷川さんが企画するライブに呼んでいただきました。

宮本さんとはほぼ初対面だったのですが、ビビりまくる僕を優しくリードいただきました。

やっぱり初めてはこんな相手じゃないとな、と感服しきり。

ドラムの山下さん、ピアノの佐藤さんというハイレベルなプレイヤーと一緒に演奏できてハッピーでした。

 

今回の宮本さんみたいに、バンマスが場をしっかり掌握しつつ進める、リラックスしつつ緊張感漂うライブはとっても勉強になります。

 

大抵、僕がライブする時は、言い出しっぺは僕。

ま、バンマスってかリーダーですね。

だからメンバーのブッキングも選曲も自分します。

するってぇと冒険してるつもりでも、自然とぬるくなってしまいがちなんだなって今回ご一緒できたことで発見できました。

 

そんなつもりないんだけどなぁ。自己防衛本能かなぁ。

いかんいかん。

 

こちらも是非継続したいです。

※宮本さんが写真撮ってくれてたんですけど、宮本さんデカすぎでない?

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僕がデカく見えるのも押さえてくれてました!

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さて、こっからは告知。ちゃんと読んでね。

 

もう明日ですが、伏見のヤマハでのイベントです。

バーゲンのついでに、ランチのついでに、劇団四季のついでに、

涼みがてらお気軽にどうぞ。

 

午前中の「はじめましてのジャズ」は無料!

音源いっぱい用意しました。譜面も。

いろんな切り口からジャズへのご案内をいたします。

「興味はあるんだけどさ、どっから入っていいのかわからん」って方、楽器経験の有無は問いませんので是非ご参加を。

 

午後からの「吹けたらカッコいいジャズ」ってのは有料ですが、来月から再度始まるアドリブ講座への導入にぴったり。

吹奏楽のあの曲を例に「らしく」吹くコツを伝授しちゃいますよ。

是非楽器を持ってきてください。あ、サックスじゃなくてもOKです。

トランペットやトロンボーンクラリネットやフルートでもOKですよ。

譜面も移調したものを用意しました。

アドリブの概要だけでも知りたいって方にはもってこいです。是非。

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好評なところでは好評を得ております、アドリブ講座「welcome JAZZコース」は、4ヶ月完結の短期集中講座。

ちょうど今月が最終月。

そして来週7/16はその成果披露!

ヤマハ伏見店(リテイリング名古屋店)の2F楽器売場の特設ステージにて行います。観覧無料なので皆様冷やかしにおいでくださいませ。

こんなにゆる〜い感じでやってるんだなってわかっていただけると思います。

 

そして来月からは既存の「welcome JAZZコース」が新規募集スタート。4ヶ月ごとに新規募集がかかります。

同時に、次のステップとなる「smile JAZZコース」も新規開講。こちらも講座とレッスンがセットの4ヶ月完結型で落ちこぼれなし。

是非ご検討を。

 

更に更に、ほんの一部からの熱いリクエストにお応えし、名古屋だけでもなく岐阜でも開講いたします。

これから色んな街で開講できたらな、って考えています。ていうか読んでください!フットワーク軽く伺います。

 

これら講座についてはまた近々(絶対に)記事にしますね。

 

それに動画も撮らなきゃだし、ホームページも途中やりだし、名刺切らしちゃったし、暑いし、うわぁ気を確かに持たないと溶けてしまいそう。

ま、とりあえず酒でも飲んでみんな忘れるかな! 

 

流星群と同期するSax Quartet METEO、昼公演なのに流星群来た⁉︎

 我々、Sax Quartet METEOの公演の日と、流星群の動きが妙にリンクしているというのは、以前のエントリーでも書きました(絶対記憶に無いと思うので下記リンク参照)。

 

kingsupertwenty.hatenablog.com

 

このエントリーの最後に書いた、みずがめ座流星群は5月中、うしかい座流星群は6月末が活動のピークらしいいんです。

確かにこの5月末に岐阜ワンダフルワールドでのライブにも合致し、今度の6月末、名古屋ドキシーでライブにも合致します。

 

ですが、こないだの6/12(6月中旬)は、昼公演ということもあって流星群の動向をチェックしていなかったんですが、今回記事をアップするんで一応調べてみたら、、、

 

どうやら、昼間流星群ってのがあるらしい?

そんでその昼間流星群の、おひつじ座とペルセウスζ(ゼータ)流星群、来とる!

 

なんと我がカルテットは地球人に認められるより早く、宇宙から認められフォローされているという訳か!

 

いやぁ、困っちゃったなぁ(トト姉ちゃん、青柳の若旦那風)。

 

ま、昼間だから当然肉眼では見えなくて、電波観測という方法で観測するんだそうですけど、詳しくは下記リンクを参照してくれたまえ。

流星電波観測国際プロジェクト

 

話を戻しますが、その6/12に昼間っから演奏させてくれたのは、店内にサックスやホルン、トロンボーンなど本物の楽器がディスプレイされている、各務原のcafe&bar BREATHという、いかにも管楽器吹きが通いたくなるお店。

 

今回昼公演にしたのは、未就学児や未就園の子どもたちも入場OKにしたかったから。

子ども料金も設定し、なるべく子連れで来ていただけるように配慮したつもりです。

 

いや、前回のワンダフルワールドさんは、お酒飲みながらの大人な方たち向けのライブでしたしね。

 

けれども、今回、子ども入場可とはいえ、子ども向けのプログラムというよりは「懐かしの曲」みたいな切り口。

というのも、普段子育てに追われ、コンサートは勿論、美容院や映画にもなかなか足を運べないママさんたちに楽しんで欲しかったんです。

そんな曲を聴いたのは、今の旦那だったり、そうでなかったり?

カセットやMDの頃のドライブ、いやぁ、甘酸っぱい!

という具合に、少しだけ現実から思い出に浸ってもらいながら、同時にサックスの楽しさも再確認してもらいつつ、って感じが思惑です。

 

ソプラノ担当の小森家、そして我が家もそんな家庭状況なので、きっと音楽聴きたいママさんもいるんじゃないかなっていう思いからです。

 いや、聴きたいだけじゃなくって本当は演奏したいママ(パパも?)もいるはず。

 

そんなパパやママ(ていうかファミリーだね)を応援できる我々でありたいと思っています。

 

この頃は、ママさんブラスもずいぶんと人口に膾炙してきた感がありますが、アンサンブルだってやりたいですよね。

コンクール目指すのもいいけど、自分たちの好きな曲をカジュアルに楽しみたい、というのもいいですよね。

最近はショッピングモールやお祭りなど、演奏できる機会も色々とありそうですしね。

 

そんな思いで企画した今回のブレスさんでのライブでした。

(向かって左側の2男児が小森家、小森家次男が寝起きで不機嫌(笑)。そして右側の2男児が平井家。ウチの次男がバリトンの香代ちゃんをエスコートしております(笑))

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あ、あと今回から僕の楽器を今までのセルマーのリファレンスから、ヤマハの875GPに変えました。

これはソプラノとアルトを持ち帰る小森君のアルトと同じ(彼のはEXだったかも)です。

また、マウスピースも今回からコンセプト(こないだたまたま選ぶ機会に恵まれて衝動買い(妻怒))。

これも小森君と同じ。

f:id:kingsupertwenty:20160615204746j:plainあ、リードはレジェールのシグネチャー3 1/2ですが、これも小森君と同じ。

 

つまり、アルト2本編成の時は全く同じセッティングで1stと2ndを吹いているんです(ちなみに二人は同い年)。

 

でも小森君は美しい美しい純クラシックの音色。

んで僕はクラシックに寄せて吹いているところも多々ありますが、アドリブやソロパートではゴリゴリです(笑)。

 

この違いは絶対面白いはず。

両翼の二人の音色の違いは、このカルテットの聴きどころですので、次回6/26のDOXYで要チェックです。

ミニマルも選曲しています。練習辛いです(涙)。でも絶対モノにします! 

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最後に、自分の子どもが騒ぎ、それが周りに申し訳ないと気になって、演奏をちゃんと聞けなかったという声もいただきました。

今回は我々カルテットの前にシートを敷き、子どもゾーンとし、飛んだり跳ねたり自由にしてもらったんですが、こういう場合は託児できた方がいいんでしょうか?

 

個人的には親子共々楽しめるのがいいと思うんですが、なかなか難しい問題ですね。

いろんなご意見を伺いながら次回に向けて検討していけたらと思います。

 

また、今回、数々のミスを犯した某アルト奏者からは、そのミス多発の原因を、子ども達が今にも彼の譜面台を倒してしまいそうだったため集中力が持続できなかったからだ、と言っているとかいないとか。

 

ま、なんだかんだ、まだまだこっから楽しくなるサックスカルテットメテオの我々です。

一度遊びに来てくださいませ!

 

ではでは。

平井尚之

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アレクサンダー・テクニーク マスタークラスを受講してきた!

この時期の晴れの日って、最高に気持ちいいですよね。

日差しはちょっと強くて汗ばむけど、新緑の木陰が心地よくって。

 

ま、僕はイネ科や雑草系の花粉症持ちなので、言う程快適ではないのですが(苦笑)。

 

さて、そんな気持ちの良い好天に恵まれた昨日、6/3に行われた、

アレクサンダー・テクニーク マスタークラスを受講し、さらに気持ちよくなったので、そのご報告にお付き合いください。

 

え〜、あれは忘れもしない、いつだったか(忘れとるやないの!)。

一昨年だったっけな。もう一年前だっけか。

アレクサンダー・テクニークの先生でもあり、サックス仲間の渡邊愛子ちゃんがアレクサンダーを学び始め、色々と情報をくれるようになり、バジルさんのレッスンを初めて体験する機会を得ました。

 

その時は、頭の重さを感じることや、椅子への座り方、呼吸の仕方など、今まで意識せずにいたことを意識することで、より効果的な身体の使い方、考え方を学ぶことができました。

そして、ほんの少しの時間で、プロ奏者である受講生が、あまりの音色の変わりように涙したり、もう、その効果・効能は衝撃的でした。

 

僕個人としては、あらゆるリソースをフル活用して目的達成する、というような、今まで持っていなかった視点からのアドバイスをいただきました。

 

バジルさんのアドバイスは、原因と解決手段がはっきりしており理論的。

それ以来、印象とかイメージではなく、より具体的で理論的な考え方を意識できるようになったと思います(感謝)。

 

そんなバジルさんが再び名古屋にいらっしゃると聞き、馳せ参じた次第。

 

名古屋近郊の楽器吹きにも、ずいぶん浸透してきた感のあるアレクサンダー・テクニーク。

歌やピアノ、弦楽器、金管木管とあらゆる楽器のプレイヤー達がずらり。

キラーコンテンツ感ビシビシです。

 

更に皆さん、さらなるステップアップのきっかけを掴もうと意欲たっぷり。

「次レッスンしたい方は?」とバジルさんが尋ねると、

「ゼッタイ何か掴んで帰るのだ!」と、キラキラ、いや、ギラギラした受講生達の手が、ずばばばばっ!と挙がります。

 

そんでもって、音色やハイトーンへのアプローチ、バテ対策やパフォーマンス発揮の秘訣、などなどなど、次々と受講生たちに劇的変化が起こります。

 

受講生の変化もさる事ながら、特に僕が今回注目していたのは、バジルさんの受け答え。

前回も理論的で具体的なアドバイスに唸らされましたが、今回改めて、観察・洞察力、そして話の持って行き方に舌を巻きました。 

いや、そういうトレーニングを積んでこられたんでしょうけど、凄いな、と。

 

バジルさんのレッスンって、アレクサンダーのメソッドを元に構成されている部分が多いのでしょうけど、それ以外にも、様々な知識に基づくアイデアや方法論を応用・駆使した引き出しの多さと、ユーモア溢れる魅力的な人間性が、こんなに多くの音楽愛好家に支持されている理由じゃないかな。

あ、僕は実際のところアレクサンダー・テクニークが何事なのかか、よく理解できていませんので、バジルさんのブログを参照してくださいね。

バジル・クリッツァーのブログ | ホルン奏者・BodyChance所属

 

そんな観察や洞察、話の展開などは、是非とも自分のレッスンや講座に役立てたいポイント。

論理的に整理して、今起きていることについて考えることの重要性も、つい忘れがち。

思い込みや先入観が入り込んでしまいますよね。

気をつけねば。注意注意。

 

そして講座後、食事の席にまで厚かましくお邪魔し、お話させていただきました。

今回はアレクサンダーとは、という概論について語るより、受講者個々の問題解決の方に重きを置きたかった(言い回しはもっと違いましたので一部誤解あるかも)とのこと。

そういえば、講座の中ではアレクサンダー・テクニークという言葉、使ってなかったんじゃないかな?

 

また、すべての音楽に携わる人が幸せに、楽しくなるための手助けができたら、というようなことを仰っていたのが印象的でした(こちらも言い回し違います)。

 

そんなバジルさんや、渡邊愛子ちゃんのようには行きませんが、

僕もジャズ的視点から音楽と接する体験を提案することで、いろんな皆さんと新たな喜びや気づきを共有できたらなぁ、との思いを更に強くしました。

なんか僕の髪、サザエさんみたいになってますね。横分けを手ぐしでしたせい(笑)。

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いやぁ、なんて今宵は有意義なんだろう!

と、気持ちよくワインを飲みすぎ、案の定二日酔いです(苦笑)。

 

ではでは。

平井尚之

 

な、何?ジャズから、オッサン臭がする、だ、と?

どうやら、ジャズからオッサン臭がするらしい。

 

この衝撃の事実を、先日ある若者に指摘され、ハッとさせらた次第。

 

果たして本当にそうなのか?

取り急ぎ、世間の声を知るため「ジャズ イメージ」でググってみました。

 

下記サイトから一部転載しますが、概ね一般的なジャズのイメージってこんな感じでしょうかね。

 

「大都会の夜景、都会の恋愛、紳士的な男性、哀愁漂う姿、深夜のBGM、大人のセクシーな女性を連れている渋い男性、サックス、とにかくオトナって感じでカッコイイですねジャズは!!特にジャズサックスの音色は聴くとセクシーな女性を連想します。」

 

ジャズからイメージするもの。 - その他(音楽・ダンス) 解決済 | 教えて!goo

 

ま、こうゆうシュチュエーションの映画やドラマのシーンにジャズをBGMに流すとハマるってことかしら。

 

少なくとも、僕は最近そんなシーンをテレビで観た記憶、ありませんがねぇ。

こんなシーンの俳優、誰?

石田純一とか杉本彩とか?

 

そりゃ今時の若者には響かんよね。

そりゃ今の学生に「ジャズってさ…」なんて話しかけても通じないわな。

 

あっと、どうでもいいとは思いますが、僕が今チェックしているドラマを念のため。

「とと姉ちゃん」「真田丸」「トットてれび」(笑)。

 

更に、HMVの「ジャズに関する意識調査」ってのを見つけました。

HMVってことなんで、音楽に積極的に関わろうとする層の意見として考えられそうです。 

 

ここでは、ジャズ初心者(とはいえ音楽に興味が有る層)と、ジャズファンと対比して見せているのが特徴的ですね。

が、まぁ、そもそも何を目的にされた意識調査なのかが、よくわからん質問が並んでいるので、「あ、ふうん、そうなんだ。。。」って感じですけども(苦笑)。

 

ジャズに関する意識調査�@|ローチケHMVニュース

 

それでも、

「Q8:「ジャズは恋愛に似ている」という例えがありますが、どんな点が似ていると感じますか?」

という質問に対し、

初心者:1位「知れば知るほど奥が深いところ」、2位「色気があるところ」、3位「落ち着くところ」だったのに対し、

ファン:1位「知れば知るほど奥が深いところ」、2位「かけあいを楽しむところ」、3位「予期できない展開があるところ」となっています。

 

ここでのファンの視点は、ジャズリスナーならではですね。

ソロの応酬、つまりインタープレイをジャズの醍醐味だと思っているんですね。

 

と、このHMVの調査はあくまでリスナー視点から。

 

おそらくこのブログの読者の方に多いであろう、吹奏楽経験者って「プレイヤー」ですよね。

当然リスナーでもあるわけですけれども。

 

そこで、プレイヤー目線のサイト無いかな、と探しているとこんな所を見つけました。

ジャズやクラシックのイメージ、および即興について - Togetterまとめ

 

ここでは一般的なジャズのイメージというより、もっと深い話が交わされています。 

ちょっと難しい話も出てききますが、この中に下記のようなくだりがあります。

(部分的にコピペしただけなので全体の流れはサイト確認してね)

 

聞き手は、音楽を魔法と思ってる節がある気がします、音楽は世界共通言語だとか。それのある意味真逆を行っているのでそういう意味では厳しい気がします。」

「「音楽を魔法」はありますね~。実は簡単なルールに基づいたゲームだから敷居は高くないんだよ~(奥は果てしないけどw)って伝えたいのですよね。」

 

「音楽は世界共通言語」というフレーズ、どこかで聞いたことがありますよね。

とてもうっとり甘美な響き。

ここではそれを「実は簡単なルールに基づいたゲーム」だと言い換えています(よね?)。

ゲームだから、そのルールさえ理解していれば世界中のだれとも遊べるんだと。

 

この「ゲーム性」の部分って、僕がジャズ講座で伝えたいことの一つ。

コードやスケールを縦横に俯瞰した頭の体操に近い感じです。

この愉しみ、是非少しでも多くの人に味わってもらって、ケーム仲間増やしたいな、と思っています。

 

世間に染み付いてしまったジャズのイメージって実は、ジャズの「似合うシーン」のことで、ジャズの中身のイメージとは違いますよね。

前述のまとめサイトにも「ジャズは基本的には演奏者の言葉」ってくだりがありますが、実際演奏してみると本来のジャズの魅力、いや、クラシックも含めた音楽の魅力を発見できると思います。

プレイヤーとしても、リスナーとしても、より能動的に音楽と関われるんじゃないかな。

 

最後に。

明日の土曜は、岐阜ワンダフルワールドにてサックスカルテット・メテオのライブでございます。 

ここでは全員クラシックセッティング、基本的に出版されている楽譜を演奏します。

(アドリブパートは即興です)

この編成・セッティングで、非クラシック的アプローチの提案ができたら、と思っています。

楽しいよ!

 

是非明日、岐阜で飲みましょう!

 

ではでは。

平井尚之

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ジャズ視点はメタ視点。吹者も視点を変えてレベルアップ!

今や吹奏楽人口は1000万人ですって。

 

野球の競技人口800万人(キャッチボール含む)

サッカー630万(フットサル含む)。

1000万だと、ジョギングの競技人口と同じくらいです。

(以上、ここまでソースは全てweb(笑))

 

すげえな吹奏楽

国民的じゃないの!

そこら中に吹者がうじゃうじゃいるんじゃん! 

 

てことは、あ、もしかしてこの記事を読んでくれている、あなたや、あなたも楽器吹きなんじゃないですか?

 

そんなあなたや、あなたを待っていましたわよ。

まあ、座って座って。

 

ほら、学生ならともかく、社会に出ると圧倒的に練習時間が取れなくなりますよね。

年を重ねていくと、仕事でも家庭でも負うべき責任があり、自分の時間なんて少なくなる一方。

(大きく頷きながら)わかります、わかります。

僕なんかは時間あるのに練習しないクチですけど 

 

向上心はあるんですよね。

でも実際、表現技術やなんかは現状維持が御の字。

上積みなんて、ねぇ。

そりゃできりゃ苦労せんわ、と。

 

そして気づくと、リガチャーやサムフックやなんかの小物から、果てはゴールドプレートとか、道具でカバーしよう、って思考回路になっていませんか?

今夜も某楽器店やアマゾン、ヤフオクなどのネット巡回が止まらないんじゃないですか?

うっかりyoutubeに手を出したら、あっという間に、「あっ!」という時間になっちゃいますよ。

 

レッスンしてて思うんですよね。

自分がどんな状態で演奏しているのかってのを意識している人って意外と少ないなぁって。

学生時代からの練習の習慣なのか、アンブッシュアや息の支え、フィンガリングなどが、渾然一体となってしまっているっていうか。

 

上達するにはとにかく練習、練習。

そのうち上手く行きゃレベルアップするだろう。

ダメでもとりあえず、いっぱい練習したんだ、という安心感が欲しいっていう感じ。

(大きく頷きながら)わかります、わかります(笑)。

 

何ができないかは分かっているんだけど、それに対する処方箋が分からないまま練習するのは効率が悪いですよね。

レベルアップするのは必然でなく偶然に頼ることになってしまいます。

 

僕が吹奏楽経験者にジャズ的な音の出し方をレッスンする時、口の中の形や噛み具合、舌の位置、リードの振動のイメージや息の支えなど、一つ一つ意識して、よーく感じてもらうように提案しています。

 

口の中の形を知るために「今吹いてる感じを声にするとどんなでした?」って聞くと意外と答えられなかったりするんですよね。

 

それに、例えば「ジャズっぽい音が出ない」ってのにも理由が必ずある。

実際に僕が横で吹いているのを観察して、何が違うのかってのを感じて、考えるといろんな気づきがあるはず。

 

アンブッシュアや息の使い方、力のイメージなど、粒立てて見ていくと、今まで渾然一体となって、ある種、固定観念化して絡まり合っていた事柄が整理整頓され、具体的、理論的に考えられるようになります。

そうなると、レベルアップは必然的に時間の問題。

 

また、そのプロセスを経て、例えばアンブッシュアの自由度を再認識できると、音色を使い分けることが、すごく容易にできたりするんですよね(これできている人少ないです)。

すると吹奏楽にも良い影響がテキメンに出ます。

その上、ポップス調の曲もバリッと吹けるようになってしまう、という素晴らしい副産物(あれ?どっちが主だっけ?)も得られますしね。

 

と、このように、一度ジャズ的アプローチを経てみる、

いわばメタ視点から自分の演奏を再検討してみる、

という試みは試す価値が大きいと断言します!

 

また、ジャズ的視点を新たに持つことで、サックス演奏の楽しさが更に広がります。

 

例えば奏法以外のジャズ的なアプローチでは、

「楽譜を見る・読む」というのではなく、

「音をイメージする」ということを心がけます。

 

アドリブは、頭の体操みたいなもの。

ある意味ではゲーム的な要素がかなり多いです。

 

場に合ったフレーズをイメージし、正しい音を選択し、その反応速度とボキャブラリーの豊富さを競う感じです。

 

これって、トークテーマを決めて雛壇芸人たちが上手に話を盛り上げてオチまで持っていくっていうのに似ています。

自分に溜め込まれている、使えるエピソードをいかに面白い切り口で話せるか、できれば、他の芸人も巻き込んで突っ込んでもらって、おいしい感じに持っていく、っていう。

出オチ系や一発系のプレイヤーもいますしね(笑)。

 

そんな感じを、受講生の皆さんはきっと味わってくれているはず。

ひょっとすると、もうこりごり?

いやいや、今回4ヶ月と短期間の講座でしたが、きっと今までとは違う視点から音楽を見られたのではないかと思います。

この経験はプライスレス。

是非、折に触れ思い出してください。

もちろん次のステップの講座を受けていただくのも大歓迎!

 

さて、そんな4月から始まったWELCOME JAZZコースは7月の発表会でおしまい。

8月から再度講座が始まります。

初心者向けのWELCOME JAZZコースでは「限られた要素(音)でとことん遊ぶ」ことを意識します。

ぜひジャズ視点を経験し、更にレベルアップしてみてください!

 

と、その前に、今週日曜午前と午後に、8月からの講座の内容をチラ見せするイベントがありますので是非ご来場ください。

 

管楽器ならなんでもOKです。

 

11:00〜12:30「はじめましてのジャズ」<無料>

色んな音源聞いて頂き、ジャズの作法ってのを少しご案内できたらと思っています。

 

14:00〜16:00「吹けたらカッコいいジャズ」<一般¥3000 学生¥2000>

そりゃ吹けたらカッコいいに決まってますが(苦笑)。譜例を見ながら、この場合はこう吹いたら、よりカッコよく聞こえるよってなことをやりたいなと思っています。

 

まだ席に余裕が、すっげぇあるそう。

音楽好きな方、人助けが好きな方、お待ちしております。

 

ではでは。

平井尚之

 

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三重ユナイテッドウィンドオーケストラ第五回定期演奏会に行ってきた

ぎふ清流ハーフマラソン前日。

 

前回の読売犬山ハーフで終盤脱水症状になり、さすがに学習しました。

よって今回は一週間前から禁酒(ここ十数年で初の快挙!)。

そのお陰で、走り込みは不足しているものの体調は万全。

 

火曜に走った時のダメージか左脹脛に痛みがありますが、きっと明日にはよくなっているはず。ま、ゆっくり完走目標でいくか。

てなわけで、14日は朝からレッスン、午後にはジャズ講座の2回目、その後次回の講座についてのMTGを終えて帰宅。

 

さぁて、明日はいよいよ本番。

確かスタート早いはず。いったい何時に出りゃいいんだい?

なんて調子で、どれ、と資料を眺めて、、、

 

ん?前日エントリー?ふ〜ん、そんなの今までやったことないねぇ。

ま、明日早めに行ってエントリーしよ。

 

え?前日受付のみ?

は?20時まで?

今何時?そうね大体ね、20時半。

 

な、なんだと〜?

 

覆水盆に返らず後のカーニバル。

切り替え切り替え。

というわけで、清流マラソンは諦め(各方面の方々誘っといたのに行かなくてすみません。左足脹脛痛のため涙を飲んで欠場いたしました)、

三重ユナイテッドウィンドオーケストラ第五回定期演奏会に行ってまいりました。

元々妻が聴きに行くはずでしたので、私は子守しつつのお供でございます。

 

今回で第五回の定期ですから、まだ若いバンドです。

団員の年齢構成もかなり若いんじゃないでしょうか。

そのせいか、サウンドがみずみずしい。 

 

奏法的には、しっかり息のプレスがかかっていながら、余分な力は入っていない感じ。

音量もしっかりあるのにうるさくなく、聞いていて心地よい、疲れないサウンドです。
 
ソロも秀逸でした。
音色はもちろんですが、何よりフレージングがとっても美しい。
長いフレーズも、歌い継ぐ感じが何とも素晴らしかったです。
 
と、こう書くとみずみずしいというより熟練のサウンド?って感じですが、聴くと違うんですよね。プリップリ。
全開サウンドっていうよりは抑制的な音作りですが、隠しきれない若さってやつでしょうかね。
羨ましい限り。
 
こういう鳴らし方や歌い方って、なかなかできていないんですけどね。
しっかりじっくりとトレーニングされているんだろうなぁ。
マエストロ松山の指導力が窺い知れますね。
 
そして第五回定演のゲストには尾家幸枝さん。
彼女は僕の大学の後輩です。
ウチの嫁も指導していただいたことがあるそうで、となると、
平井(先輩)>尾家(後輩) ※あくまでタテマエ
尾家(先生)>平井嫁(生徒)
平井嫁>平井 ※世の常ですね
という三すくみの関係が成り立ちます。
 
でも彼女の親分肌で機転が利き、さっぱりした性格のせいか、僕の生来の子分肌のせいか、いろいろと面倒を見てもらっています。
すると、実質、
尾家(親分)>平井嫁>平井(子分)
となって大変困った状況ですが、覆水盆に返らず後のカーニバル。
これも人生。切り替えて行くしかありませんね。
 
その構図を端的に表した演奏後の写真をどうぞ(心霊写真ではありませんよ)。
ちなみにチビ2人は我が家の長男と次男、次男の大事なところを握っているのが嫁。

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さて親分の演奏ですが、ソプラノ、アルト、テナー、バリトンと4本の持ち替え。
最近バリトン吹いてるとこしか見ていなかったのでアルトですら新鮮でした。
 
テナー所有していたことに驚きましたが、これが結構ハマっており素敵。
 
ていうか客席で、親分の演奏ちゃんと聴くの初めてかも。
冨岡イズムを匂わせた美しく知的な演奏、たっぷりと聴かせてくれました。
素晴らしかったです。ありがとう!
 
そういえばバンドのサウンドについて若さ滲み出るみずみずしさと書きましたが、真面目さというのも感じました。
そりゃあれだけの音色作れるんですから真面目じゃなきゃ無理ですけどね。
何というか、ぐいぐい前に出て欲しいところで、何となく恥じらいがある感じっていうんですか?
おっさんになると、そんなもんはどっかに置き忘れてきちゃってね。
それはそれで考えものですけど。
え〜その恥じらい、例えるなら、お茶の間で家族揃ってTVドラマ見てたら、ちょっとエッチなシーンが始まっちゃった時みたいな?
いや、ちがうか(笑)。
でもキレイなドレス着た、いつも会うのと少し違う親分が、気持ちよさそうに吹いているのを見ていたら、少しだけそんな気分になっちゃったかも(笑)。
 
あ、最後に今週末のイベント告知させてください。
今やっているジャズ講座は4ヶ月で1サイクルです。
だから今度は8月から始まります。なのでその告知も兼ねて。
無料の枠もありますし、楽器はサックスじゃなくてもOKです。
楽器経験も不問です。
ジャズの世界を少しだけご案内しますので是非ご参加くださいませ。
 
ではでは。
平井尚之

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